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ハワイ州が取り組む環境保全活動…

ハワイ州が取り組む環境保全活動~法令編~

2021.04.08

ハワイ州では、エコバックや、マイボトル、紙ストローなどが積極的に使用されています。条例もそのひとつで、オアフ島でプラスチックのレジ袋の配布・販売が禁止になりました。2021年4月からも新たに条例が施行されるなど、州全体で環境保全のための様々な取り組みがなされています。

ハワイ州では、エコバックや、マイボトル、紙ストローなどが積極的に使用されています。条例もそのひとつで、オアフ島でプラスチックのレジ袋の配布・販売が禁止になりました。2021年4月からも新たに条例が施行されるなど、州全体で環境保全のための様々な取り組みがなされています。

【2021年4月1日より施行】オアフ島の食品販売業者へのプラスチック削減に向けた条例

ホノルル市は、プラスチックによる環境汚染を減らすために、レストランなどを含む食品販売業者へ「石油系プラスチック製の使い捨て容器やビニール袋を使用し食品を提供することを禁止」とする条例を施行しました。プラスチック製のカトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン、ストローなど)全ての使用、さらに、発泡スチロール製のコーヒーカップやプラスチックの蓋つき容器の使用および提供が禁止となっています。※ただし卵、生肉など、未調理の商品販売で使用している使い捨て容器は2021年の12月末まで提供することができます。

スーパーなどでの販売も禁止になる見込み

スーパーなどにおかれている全てのプラスチック製品の販売や購入などは、現時点では禁止されていませんが、ホノルル市は2022年までに上記を含むすべてのプラスチック製の食器類の販売禁止を目指しています。ほかにも、レジ袋を提供する際に最低でも15セントの支払いを義務づけるなど、エコバックの持参をさらに推奨することを呼び掛けています。


【2020年1月1日より施行】オアフ島、ビニール製プラスチック袋の配布・販売禁止

オアフ島のスーパーマーケットやコンビニ等では、2020年1月1日よりビニール製プラスチックの配布・販売が禁止となっています。紙袋や布製のバックの購入は可能ですが、ごみの削減にもつながりますので、マイ・エコバックの持参はいかがでしょうか。ハワイではオリジナルデザインのエコバックも多くのショップやスーパーマーケットで販売されていますので、お気に入りの限定デザインを探してみるのも旅行の楽しみになるかもしれません。

【2021年1月1日より施行】サンゴ礁への有害が指摘されている成分を含んだ日焼け止めの販売禁止

ハワイ州では、2021年1月1日から、サンゴ礁への有害が指摘されている成分を含んだ日焼け止めの販売を禁じる法案が成立しました。年間約4,000~6,000トンの日焼け止めが、人の皮膚からサンゴ 礁の海域に流れ出ていると報告されていて、この日焼け止めに含まれる一部有害成分(オキシベンゾンやオクチノキサート)が、サンゴ礁を白化させ、死滅させてしまう原因なのです。
ハワイでは既に「Reef safe」とパッケージに表示されたおしゃれな日焼け止めが多数販売されています。詳しくは、以下のコラムからご確認いただけます。

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