廃棄された漁網を服に生まれ変わらせる！海を守ろうと活動する人々が主役のドキュメンタリーを作るプロジェクトをサポートしませんか？

Kaira Active（カイラアクティブ）の代表兼デザイナーとして活躍するトミタハンナさんは、地元ハワイの美しい海に沈む漁網を見つけ、環境汚染の深刻さを実感したことをきっかけに、海中に廃棄された漁網をリサイクルして開発された「エコニール」素材を使い、女性が輝けるアクティブウエアを作っています。ブランドに込めた思いと、ウエアができるまでに関わる海を愛する人のストーリーをドキュメンタリーとして制作するため、クラウドファンディングに挑戦しています。

トミタさんは、このプロジェクトに挑戦し、捨てられた漁網を活用してウエアとして再生させるまでの過程、地球環境を守ろうと活動するボランティアダイバーなど人々のストーリーを伝えるドキュメンタリーを作ることで、環境問題に気づくきっかけと海を守っていきたいという気持ちを共有していきたいと語っています。

ブランドの立ち上げ経緯

日本生まれ、4歳の時に家族と共にハワイに移住されたトミタさん。

「ハワイは美しい自然にすぐに出会える最高の島です。子供のころから時間の許す限りハイキングをしたり、サーフィンを楽しんだりしました。
ハワイの大地からパワーをもらい、自然と共存していると感じていましたが、海の汚染問題や、海洋動物が漁網に絡まり命を落とすニュースも、頻繁に目にするようになりました。高校時代にはパドリングクラブに入っていましたが、海に浮かぶごみや、浜に打ち上げられたごみが無視できず、自分でビーチクリーンを始めました。自然が汚染されていくのを実際に見て感じていたので、「海がどんどん変わっていく。。」と思わずにはいられませんでした。そして転機が起きたのは22歳のことです。友人達とライエビーチに遊びに行った時、海に漂っている漁網を見つけました。あまりにも大量だったので、漁網を海から引き引き上げるのに、丸1日もかかってしまいました。その時から、私は不用意に捨てられてしまう漁網が、環境にとってこんなに問題だったのかと気づき、環境問題を真剣に考え始めたのです。」

海の環境保護のため漁網を回収する非営利団体「ヘルシーシーズ」と「アクアフィル社」との出会い

矛盾を解決する方法はないかと環境に良い素材を自分で調べていた時、カイラアクティブ設立を運命づけるような団体と企業に出会い、「エコニール」という漁網から作るリサイクルナイロン生地を見た瞬間「これだ！！」とすぐに感じ、この素材を使って衣服を作ることができれば、環境破壊も減らすことができるし、海の汚染問題を改善できる！ととてもわくわくしたとのこと。

エコニールは、イタリア企業のアクアフィル社が開発した漁網から作るリサイクルナイロンです。エコニールは通気性がよく、肌触りも柔らかく、ヨガやハイキングのあとで水着に着替えることなく、そのままビーチにも行けるというアクティブウエアにはぴったりの素材。そしてその素材となる漁網を海から回収しているのが、ボランティアダイバーからなる非営利団体「ヘルシーシーズ」です。
アクアフィル: https://www.aquafil.com/
ヘルシーシーズ: https://www.healthyseas.org/

漁網は海洋ごみの中でも特に自然分解されにくく、600年以上も海の中を漂い続けると言われています。そうして捨てられた漁網にからまってしまい、海洋生物への負荷が大きくなると、海洋生態系が崩れてしまいます。今からでも対策をとることに意味があるとトミタさんは思い、ボランティアダイバーで支えられているヘルシーシーズや、アクアフィル社の取り組みについて広く伝えていくことも、今回のプロジェクトの目的の一つです。

資金の使い道

このプロジェクトで集まった資金は、下記のとおり大切に使わせていただきます。
・ドキュメンタリー動画の制作費（日本とハワイへの渡航費・人件費・製作費）
・カイラアクティブの広報活動費
・ヘルシーシーズに一部寄付

このプロジェクトをサポートするには

以下サイトから詳細をご覧ください。
https://www.zenes.jp/projects/kaira-active