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トレーニング航海シリーズ⑥ケア…

トレーニング航海シリーズ⑥ケアウホウに短期停泊

2021.12.23

カヌーはマウイ島を出発し、カレパ・ババヤンの遺灰を受け取るためハワイ島ケアウホウに一時停泊。マウイ島で9日間待機の後、ホクレアとヒキアナリアは、来年から始まる太平洋をめぐるモアナヌイアケア航海のトレーニングとして、2021年5月22日土曜日およそ午後11時にマウイ島ラハイナを出発しました。

カヌーはマウイ島を出発し、カレパ・ババヤンの遺灰を受け取るためハワイ島ケアウホウに一時停泊。マウイ島で9日間待機の後、ホクレアとヒキアナリアは、来年から始まる太平洋をめぐるモアナヌイアケア航海のトレーニングとして、2021年5月22日土曜日およそ午後11時にマウイ島ラハイナを出発しました。

カヌーはマウイ島を出発し、カレパ・ババヤンの遺灰を受け取るためハワイ島ケアウホウに一時停泊。

マウイ島で9日間待機の後、ホクレアとヒキアナリアは、来年から始まる太平洋をめぐるモアナヌイアケア航海のトレーニングとして、2021年5月22日土曜日およそ午後11時にマウイ島ラハイナを出発しました。ラハイナでは実りのあるトレーニングができました。カヌーの状態は良好で、母なる自然は危険な海域として知られるアレヌイハハ海峡を安全に航海させてくれたので、午前10時には無事ハワイ島に到着しました。

カヌーはハワイ島西海岸に位置するケアウホウに向かい、午後5時45分に到着。マウイ島ラハイナからおよそ100海里(185キロメートル)を航海しました。ケアウホウで数時間停泊をし、クルーは先月他界されたポゥ伝統航海師(伝統的な航海術の知識を習得し終えた者に対し与えられる称号)のチャッド・カレパ・ババヤンの遺灰を受け取りました。

ナイノア・トンプソンは言います。

「1977年から44年間、10万海里(約19万キロメートル)ものカヌーの航海経験がある私たちの友人をケアウホウで迎えます。彼はキャプテンであり、ポゥ伝統航海師でした。その彼の名前はカレパ・ババヤンです。カレパはこの航海で12人目のクルーとしてホクレアに乗船し、私たちと共に航海します。」

カヌーはケアウホウからハワイ島最南端であるカラエへと航海し、その後ケアライカヒ(ハワイと先代の土地タヒチを結ぶ古代の海路)からハワイ語でモアナヌイアケアと呼ばれる太平洋へと向かいます。

太平洋はとても大きな海です。この若いクルーたちはモアナヌイアケアでの経験が必要です。カレパを月食という特別な日に家族へと帰してあげるために、あまり長い間は滞在できませんが、まだまだトレーニングではやるべきことがたくさんあります。忍耐、観察、航海師としての価値観、リーダーとしての決断など学びます。いつしか近いうちにこの若い世代はカヌーを導いていかなければなりません。だからこそこのトレーニングはとても重要なのです。

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