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トレーニング航海シリーズ⑤ハワ…

トレーニング航海シリーズ⑤ハワイ島出発、南下【5月25日(火)】

2021.11.12

ホクレア・ヒキアナリアクルーは、ハワイ島最南端カラエで一日過ごしたのち、ケアライカヒキ(ハワイと先代の地タヒチをつなぐ古代海路)、そして南へ向かい、ハワイ語でモアナヌイアケアと呼ばれる太平洋へと航海を続けています。

ホクレア・ヒキアナリアクルーは、ハワイ島最南端カラエで一日過ごしたのち、ケアライカヒキ(ハワイと先代の地タヒチをつなぐ古代海路)、そして南へ向かい、ハワイ語でモアナヌイアケアと呼ばれる太平洋へと航海を続けています。

カヌーはハワイ島南へと進み、ケアライカヒキでのトレーニングを継続

ホクレア・ヒキアナリアクルーは、ハワイ島最南端カラエで一日過ごしたのち、ケアライカヒキ(ハワイと先代の地タヒチをつなぐ古代海路)、そして南へ向かい、ハワイ語でモアナヌイアケアと呼ばれる太平洋へと航海を続けています。

天候によるマウイ島での遅れにより、カヌーは元々の計画であった熱帯収束帯(赤道付近海上の熱帯無風帯)には到達することは出来ません。しかし、この太平洋への航海は若いクルーたちに、ハワイを離れた遠洋航海の経験をもたらします。

このパンデミックは、私たちに何が本当に大切なのかを問いかけてくれました。そして、これから5年をかけて行われる、約4万海里(約7万4千キロメートル)に及ぶ航海の準備期間をくれたのだと思います。この先24ヶ月をかけて300人のクルーメンバーを育てていきます。

私たちは、常にクルーの健康や安全に注意を払っています。政府からのコロナ感染防止策に伴い、私たちの中でもルールも作り、10ヶ月間のドライドック(カヌーを陸にあげての修復作業)と、今回のクルートレーニングを行ってきました。私たちの航海は、クルーだけでなく、クルーの家族を含めた健康と安全があってこそ成し遂げることができます。今回予定を変更して戻るという決断を下したことは正しいと思っています。私たちには家族との約束や責任があるため、クルーや家族の健やかさを第一に考え、今回は熱帯収束帯には向かわず、今から戻る航路を楽んでいきます。

素晴らしい航海です。何度も試されました。厳しい天候でアレヌイハハ海峡(マウイ島とハワイ島の間にある海峡)への道が開かれず、その自然の力によって計画の変更を余儀なくされました。でも、それがあったからこそ想像もできない多くの学びの機会が与えられました。素晴らしい航海訓練でした。

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