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トレーニング航海シリーズ② マ…

トレーニング航海シリーズ② マウイ島 夕暮れ時 帆を閉じて停泊するホクレア 【5月13日(木)】

2021.07.17

2022年~2026年に予定している環太平洋航海に向けて、準備が進んでいます。トレーニング航海へ出航した「ホクレア」と「ヒキアナリア」。トレーニング航海シリーズ2では、今回のトレーニング航海の目的について、みなさんに紹介します。

2022年~2026年に予定している環太平洋航海に向けて、準備が進んでいます。トレーニング航海へ出航した「ホクレア」と「ヒキアナリア」。トレーニング航海シリーズ2では、今回のトレーニング航海の目的について、みなさんに紹介します。

帆を閉じて、きたるべく出航の時を待つ

今年に入り航海クルーとポリネシア航海協会(以下PVS)メンバーは、2022年の環太平洋航海に向けて、何ヶ月もかけてドライドック(カヌーを陸にあげての修復作業すること)を行い準備を整えてきました。今年予定されているトレーニング航海では、クルーが新しく改装されたカヌーの安全とパフォーマンスの確認を行っていきます。

赤道付近無風帯では、新しいサテライト・テクノロジーとPVSウエブサイトのポータルとのパイロットテストを行います。これらの新しい技術により、環太平洋航海中にクルーが世界中の視聴者と繋がり、航海の写真、最新情報などを共有することができるようになります。赤道付近無風帯に住む人たちや専門家と繋がり、この地域の特徴、気候変動や現在の地球の状態など彼らの見解や意見を共有してもうことを目的としています。

トレーニング航海中に撮影される写真や映像はアーカイブとして収集され、それらのコンテンツは2022年環太平洋航海に合わせて公開される教育バーチャル『第三のカヌー』に使用される予定です。

マウイ島ラハイナ沖に停泊中の2艇のカヌー。夕暮れ時に帆を閉じているホクレアの姿をみることができます。Credit:Patrick Karjala

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