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クルーアップデート 【レグ6:…

クルーアップデート 【レグ6:2023年8月14日】

2023.08.27

「Moananuiākea」環太平洋航海レグ6の7日目&8日目 のクルーによるアップデートです。

「Moananuiākea」環太平洋航海レグ6の7日目&8日目 のクルーによるアップデートです。

クルーアップデート 
レグ6:7日目&8日目 
ブリティッシュコロンビア州ソルトスプリング島

火曜日の夕方、カヌーツアーから戻り、ソルトスプリング島の同じカヌーのルーツを持つローランド・オハナを歓迎しました。1800年代初頭、ハワイアンのグループがブリティッシュコロンビアのハドソンベイ・トレーディング・カンパニーに入り、この地域でのハワイアンの系統が始まりました。ジョン・コックス・ナウカナはハワイアン探検家の一人であり、彼によってブリティッシュコロンビアでのローランドのルーツが生まれました。家族がギャンジェス港に向かう途中、私たちは彼らをカヌーに歓迎し、家族のお話やカヌーのストーリーを共有しました。 

テーブルがセットし、夕食はHōkūle’aの横で提供され、クルーは遠くにいる兄弟姉妹と再び繋がり合うことができました。夕食後、家族の歴史家であるAunty Kateはウクレレを取り出し、私とマークは即興でカニカピラを演奏しました。セットリストで「I Kona」、「Kalapana」、「Salt Spring Island風にアレンジしたHawai’i 78」、「Star of Gladness」、「Hawai’i Aloha」を演奏しました。Aunty Kateは美しい声を持っており、ワイキキでハワイアン音楽を聞いているかのような気分にさせてくれました。 

翌朝、私たちはフルフォードの教会で家族と会いました。その教会は、代々続くハワイアンの家族と亡くなった方々の休まる場所としてあり、ギャンジェス港から南に車で20分の距離にあります。教会はモロカイ島のカラウパパで見た教会に似ていました。Aunty Kateは家族の写真見せてくれ、ここに埋葬された人々の多くのストーリーを話してくれました。湾の反対側にいる家族の家では、今週ソルトスプリング島に戻ってきたさまざまなメンバーと一緒にポーチに座りました。まるで私たちが故郷で家族のパーティーにいるような感覚でした。ローランド一家はカナダのこの遠い島にいるものの、彼らが共有するアロハは故郷のものとまったく同じでした。私たちは祖先を通じてつながっており、彼らはフルフォードでハワイ文化と価値観のたいまつを継続して持っています。カヌーはハワイアンのものでもあり、ローランド家のものでもあります。どこにいてもハワイアンは常にハワイアンです。クルーと素敵なお話を多く共有していただいたローランド一家に感謝します。

ジョナ・アポ

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