各島の最新情報とDMAP取り組み

2022.12.14

ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)は、カウアイ島、マウイ・ヌイ(マウイ島、モロカイ島、ラナイ島)、オアフ島、ハワイ島の各郡および各島の観光局と協力し、2021年から2023年までの3年間で観光産業の安定化、パンデミックからの回復、そして各島が望む観光産業への再構築のための地域密着型のデスティネーション・マネジメント・アクションプラン(DMAP)を作成し、観光の再建、再定義、方向性の再設定を目指しています。各島の最新情報とDMAPの進捗状況について共有します。

オアフ島

都会的な要素のTOWNと、のどかな田舎的な要素のCOUNTRYが融合するオアフ島は、州都ホノルルがあり、環太平洋地域からの直行便が多く就航していてレジャーにもビジネスにも理想的な場所です。アクセスすることができる約180キロの海岸線があり、ハワイ州でカウアイ島に続く2番目に古い島です。4つのリゾートエリアには大小様々な宿泊施設があり、客室数は合計で31,000室にのぼり、その大半はワイキキにあります。オアフ島ではレスポンシブルツーリズム、そしてリジェネラティブツーリズムを推進しており、環境負荷と利用者の安全のためにダイヤモンドヘッド記念碑公園とハナウマ湾自然保護区の入場規制を強化しオンラインによる事前予約システムを導入しています。また交通渋滞緩和のために代替交通手段の検討や、交通量の少ない時間帯に移動することを奨励しており、二酸化炭素排出量の削減も目指しています。ビーチではサンゴに配慮した日焼け止めの使用し、使い捨てプラスチックの利用を控える努力を行っています。

マラマなアクティビティ&取り組み
– ハナウマ湾自然保護区:オンライン事前予約制度を導入
– ダイヤモンドヘッド記念碑公園:オンライン事前予約制度を導入
– クアロア・ランチ・ハワイ:タロイモ畑で、ハワイの人々の食文化、歴史について学ぶツアーを催行
– ガンストック・ランチ:自生する広葉樹の森林再生と植林活動を催行
– マウナルア湾:外来種除去やサンゴの再生など、湾の活性化にむけた取り組みを実施
– ココヘッド地区公園:湾内へ流出する水質の悪影響を軽減する整備を実施

オアフ島の最新情報
– ビショップ・ミュージアム:事前予約を推奨
– イオラニ宮殿:事前予約を推奨。新しいツアー、ホワイト・グローブツアー(木曜14:30〜)、ファッション・フィット・フォー・ロイヤリティ(水曜14:30〜)が始まっています。
– チャイナタウン:ホノルル市と郡は、移民の歴史が色濃く残るチャイナタウンの再開発と活性化を進めており、新しいショップ&レストランが続々とオープンしていて、今とても熱いエリアとして注目されています。

カウアイ島

ハワイ最古の美しい島、カウアイ島を一言で表すならば「レジュヴェネイティング(癒し)」です。カウアイ島のDMAPは観光産業の経済と、島のコミュニティ、自然資源とのバランスを取ることが重要と考えています。文化を尊重し自然環境に配慮するマラマな体験としては、海洋環境保全のためのビーチクリーンアップへの参加、ウミガメやハワイモンクアザラシの保護活動、珊瑚に配慮した日焼け止めの使用を促すほか、海洋環境に配慮したレストランを応援しています。地元の農家やアーティストのビジネスもサポートしており農業体験ツアーなどを積極的に紹介しています。

マラマなアクティビティ&取り組み
– サーフライダー・ファウンデーション:ビーチクリーンアップ・プログラムを実施
– フレンズ・オブ・カマラニとレッジゲイト・ビーチ・パーク:毎週土曜日に実施されるビーチクリーンアップを実施
– カウアイ・ヒューマン・ソサエティ:保護犬と1日を過ごすフィールドトリッププログラムを実施
– ナショナル・トロピカル・ボタニカル・ガーデン:travel2changeが苗床を育てるプログラムを実施
– カララウトレイル、ハナカピアイ滝トレイル、ケエビーチなどがあるハエナ州立公園:オンライン事前制度を導入
– キラウエアポイント国立野生生物保護区:オンライン事前制度を導入
– &ダニエル・K・イノウエ・キラウエアポイント灯台:オンライン事前制度を導入

カウアイ島の最新情報
– カウアイミュージアム: 12月28日までニイハウシェルの特別展示を開催
– 2023年に開催予定のイベント・フェスティバル
– 定期的に開催されるナイトマーケット
・オールドタウン・カパア・アート・ウォーク(第一土曜日)
・ナイトマーケット・アット・ウェアハウス(第二土曜日)
・ダウンタウン・リフエ・ナイトマーケット(第二土曜日)
・オールド・コーロア・タウンマーケット(第三土曜日)
・ハナペペ・アート・ナイト(毎週金曜夜)
– ファーマーズマーケット:地元産の食材を使った料理体験(ツアーは毎週土曜10時〜13時)
– ネイティブハワイアン・アーティストでクムフラによるペインティングガイド(毎週木曜午後6時~8時)
– テイスティング・カウアイのフードツアー
– カウアイ産のセレクトショップ「Alakoko Shop」

ハワイ島

ハワイ諸島の中で最も若く、最も大きな島、他のハワイ諸島をすべて合わせた面積の約2倍もあるハワイ島は、その雄大さと多様性が魅力です。ネイティブハワイアンの史跡、火山、コナやコハラ・コーストの青く澄んだ海、プナルウの黒い砂浜、ハマクア・ヘリテージ・コリドーの緑豊かな植物園や滝など、見どころは尽きません。ハワイ島は冬には冠雪がみられる高山もあれば熱帯林、乾燥熱帯林、高温砂漠など世界にある17の気候区分のうち15があるとされています。95%の乾燥熱帯林が失われたとされるハワイ島では積極的な植樹活動と外来種除去プログラム、ホットスポットと呼ばれる人が過密する人気観光地の適切な運営と管理を進めています。

マラマなアクティビティ&取り組み
– 自然再生:積極的な森林再生・植樹活動と外来種除去活動を実施
   ・フィッシュポンド
   ・キラウエア火山のあるハワイ火山国立公園
   ・州立公園
– ホットスポット:コミュニティ主導による適切な運営管理ができるよう支援
   ・ワイピオ渓谷へ続くワイピバレーロードの閉鎖
   ・ポロル・トレイル・スチュワード・プログラム(複数の地元の「スチュワード」が常駐し、トレイルとビーチを監視しながら、訪れる人々の安全のために情報を提供する取り組み)
– ポノ・プレッジ:住民と観光客の双方が「ポノ(正しい行為)」を実践

ハワイ島の最新情報
– 2018年に噴火したキラウエアのカルデラ、ハレマウマウクレーター
– コナ・ビレッジ・リゾート:来年7月開業予定で予約受付を開始
– エリソン・オニヅカ・コナ国際空港:2021年10月に新しい連邦局検査施設が完成

マウイ郡

マウイ島を訪れる人々は、バラエティや選択肢、自発的な冒険を求めています。 マウイ島は、大きな体験と小さな町の魅力が出会う、発見の島なのです。マウイ島の南、西、東には多様なリゾートエリアが広がっています。 西マウイにはカパルアとカアナパリ、南マウイにはキヘイとワイレア、東マウイにはハナといったリゾートがあります。客室プロダクト、ロビー体験、プール、スパ、ヴィラの追加、レストランなど、島のあちこちで変身/リフレッシュが行われています。

マラマなアクティビティ&取り組み
– ワイアナパナパ州立公園:オンライン事前予約制度を導入
– ハイキング、星空観察、ハレアカラ国立公園:サンライズ・アット・ハレアカラは予約必要
– 新条例:10月1日からマウイ郡で使用できる日焼け止めはミネラルオンリーの日焼け止めのみ
– イアオ渓谷州立公園:斜面と駐車場の整備のため2023年1月15日中旬まで閉鎖
– パシフィック・ホエール・ファンデーション:マリン・デブリス・モニタリング・プログラム(海洋ごみ調査)を実施
– マウイ・カルチュラル・ランド:森林再生プロジェクトを実施
– マウイ・ソーイング・フイ & ラハイナ・リストレーション・ファウンデーション:歴史文化の継承

マウイ島の最新情報
– リゾートホテルの改装
   ・ザ・リッツ・カールトン・カパルア
   ・フェアモント ケア ラニ
   ・グランド ワイレア、ア ウォルドーフ アストリア リゾート
   ・ハイアット リージェンシー マウイ リゾート & スパ
   ・ウェスティン・マウイ・リゾート&スパ
   ・アンダーズ マウイ
   ・ワイレア・ビーチ・マリオット
   ・シェラトン・マウイ・リゾート&スパ
   ・カアナパリビーチホテル
– 新しいホテルの開業
・ACホテルマウイ、ワイレア
・HGVC マウイベイヴィラズ
– ラハイナ・レストレーション・ファンデーション「Passport to the Past」:アレキサンダー&ボールドウィン砂糖博物館、ボールドウィンホーム博物館、ウォヒン博物館を巡るパスポートの有効期限は発行日から1年間
– オーシャン・オーガニック・ウォッカ:地産メニューを提供するカフェを併設、ウォッカテイスティングの新しいツアー誕生
– マウイ・オーシャン・センター:マラマ・オーシャン・パスの提供を開始
– マウイ クイア エステート チョコレート:チョコレート作りの見学や試食ができるカカオ農園
– キヘイとラハイナで毎週金曜日にタウンパーティー開催

大改装したホテルのマラマな取り組み
マラマハワイ
大改装したホテルのマラマな取り組み
2023.01.18
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参考資料
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2022.12.14

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