ハワイの食文化~ハワイアン・フ…
ハワイの食文化~ハワイアン・フードとローカル・フード~
ハワイの食文化は、とても特有です。その昔、ポリネシアからカヌーでハワイに渡ったネイティブ・ハワイアンは、自然とともに共存し、サステナブルな生活を営んでいました。今でもハワイでは、「ポイ」や「ラウラウ」など、ネイティブ・ハワイアンが親しんでいた食が大切に継承されています。
ハワイの食文化は、とても特有です。その昔、ポリネシアからカヌーでハワイに渡ったネイティブ・ハワイアンは、自然とともに共存し、サステナブルな生活を営んでいました。今でもハワイでは、「ポイ」や「ラウラウ」など、ネイティブ・ハワイアンが親しんでいた食が大切に継承されています。
ハワイの食文化
ハワイの食文化のはじまりは、ネイティブ・ハワイアンの時代へと遡ります。ポリネシアからカヌーでハワイへと渡り、彼らはハワイ語でアフプアア(ahupua‘a)という一つの地域や土地区画で共同生活を営んでいました。山から滝となって流れ落ちる清水を集めた小川は、土地を潤し作物を育て、川から水を引いた水田やその周辺には果実が実り、人々の生活を潤していました。“カヌープランツ”と呼ばれるカヌーで持ち込んだ Kalo(タロイモ)、‘Uala(サツマイモ)、Mai‘a(バナナ)、Ko(サトウキビ)、‘Ulu(パンノキ)らを栽培し、海で魚をとる。そして、養魚池で魚を育てる。はるか昔から、自然と共に共存し、一つのアフプアア内で人々の生活がすべて完結するサステナブルな生活をしていたのです。
ハワイでは、ネイティブ・ハワイアンの叡智を継承し、この先も伝え継いでいくために様々なNPO団体が活動しています。みなさんも参加可能なボランティア活動もたくさんあります。オアフ島体験できる養殖池(フィッシュポンド)のボランティア活動を紹介します。
ハワイのローカルフード
1778年のキャプテン・クックによるハワイ諸島発見を皮切りに、宣教師など西欧人が、1852年以降は各国から移民がハワイへやってくるようになりました。日本からも元年者と呼ばれる移民が1868年にハワイにわたっています。彼らは故郷の料理やレシピをハワイに持ち寄り、それぞれの食文化が混ざり合って、ハワイの「ローカルフード」として親しまれるようになったのです。
ハワイでは、ローカルフードを楽しめるフードトラックやレストランもたくさんあります。世界からの食文化が融合したハワイの味、ぜひハワイで楽しんでくださいね。