次世代を支援するクプ・ハワイ、Hoʻokupu Centerの取り組み

クプ・ハワイは、若年層向けに野外活動を通しての環境保全教育や福祉教育、そして各個人の個性を生かし、誠実さを持って培うために、環境保全などに関わる野外活動を行う様々な実践的トレーニングプログラムを実施しています。2019年にワークショップエリアや商業用キッチンなどを備えた、若者たちがケータリングやコミュニティーイベントをサポートしながら調理の技術を身につけられる施設、Hoʻokupu Centerを開設しました。ここでは、そのHoʻokupu Centerについてご紹介します。

Hoʻokupu Centerとは？

Hoʻokupu Center（正式名称：The Harry and Jeanette Weinberg Hoʻokupu Center）は、 ハワイの次世代に向けて彼らのポテンシャルを活かすためのツールを提供することでハワイにあるコミュニティや環境を持続可能なものにしていくことを目的として建てられた施設です。アラモアナビーチパーク近くの Kewalo Basin Park（ケワロビーチパークに位置するこの施設は英語で”Offering(提供する）”を意味する”Hoʻokupu”から名付けられ、ハワイのコミュニティを育てるだけでなく、ハワイ語で芽を意味する”Kupu”を育てるための環境作りを目指すという意味が込められています。

同施設は、Kupu Hawaii が取り組んでいるプログラムをサポートしているだけでなく、保護活動や料理に関する分野において若い世代が社会に出て貢献していくためのジョブスキルや教育にも力を入れています。

また、施設を建てる前は魚を収獲するために使われていたフィッシュネットを保管していた場所であったため、その名残を残すために施設内の天井にはフィッシュネットが飾られている特徴的設計になっています。

Ho’okupu Center の施設内

Ho’okupu Centerの施設の入り口はとても開放的で広々としていて、メインのロビーエリア（Hālau）は最大 200 人収容できるようになっています。（現在はハワイ州の新型コロナウイルスのガイドラインに沿って人数制限を設けています。）

施設は全部で 6 つのエリアに分かれており、ひとつひとつの教室はガラスで仕切られ、様子が伺えるようになっており、それぞれの用途に合わせてスペースが設置されています。また、施設全体がエネルギー消費を極力避けた持続可能なモデル、ネット・ゼロ・エネルギー（正式名称：Net-Zero energy-rated photovoltaic system）を取り入れており、環境保全に積極的に取り組んでいます。

ケータリングサービス

クプ・ハワイでは、世界的に有名なエディ・マフナス総料理長、フランク・ゴンザレス副料理長、カイ・マナ副料理長の指導の下、その他の料理業界のプロフェッショナルの人たちとパートナーシップを組み、次世代の若者の経験を育む為に、ケータリングサービスを提供しています。メニューの内容については不定期的変更され、ハワイのコミュニティや環境の風味を取り入れた健康的な食事を提供しています。カイルアとカカアコで、毎週末に開催されているファーマーズマーケットにて、施設内で作られているハワイの伝統料理のラウラウが販売がされています。

詳しくはKupu Hawaiiのウェブサイトhttps://www.kupuhawaii.org/　からご覧いただけます。

Ho’okupu Center概要

利用可能時間：

• 平日夜 6PM-9PM
• 水曜日 9AM-9PM
• 土曜日＆日曜日 8AM-9PM
• 月曜日, 火曜日, 木曜日, 金曜日の7AM～ 5PMの会議場の使用不可

住所：1125 Ala Moana Blvd F, Honolulu, HI 96813

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