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4月22日はアースデー!! ~…

4月22日はアースデー!! ~アースデーに行われているハワイでの様々な取り組みを見てみよう~

2021.04.23

ハワイの今日4月22日はアースデー(地球の日)と呼ばれる、地球がおかれている問題について1人1人が環境のためにできることを考えたり行動したりする日です。ハワイ州でもこの日は環境に関連したイベントやプログラムなどがコミュニティだけでなく、多くの企業や団体などが活動に取り組んでいます。実際どのようなイベントやプログラムが行われているのでしょうか?

ハワイの今日4月22日はアースデー(地球の日)と呼ばれる、地球がおかれている問題について1人1人が環境のためにできることを考えたり行動したりする日です。ハワイ州でもこの日は環境に関連したイベントやプログラムなどがコミュニティだけでなく、多くの企業や団体などが活動に取り組んでいます。実際どのようなイベントやプログラムが行われているのでしょうか?

アースデーとは?

4月22日のアースデーとは1969年にユネスコ(国際連合教育科学文化機関)における環境関連の会議で最初にこの概念が提起されたことが始まりと言われています。そしてその翌年の1970年にアメリカ合衆国の上院議員、ゲイロード・ネルソン氏が「環境問題についての討論会」の開催を呼びかけ、この集会が開かれたのが4月22日だったためこの日がアースデーとして宣言されました。約50年近く続いているこのアースデーは気候変動において環境被害が世界各地で起こっている中でNPO団体や地元コミュニティだけでなく、近年では多くの企業がアース―デーに伴って色々な形で環境活動やプロジェクトを行うようになりました。

自然や海などに恵まれた美しいハワイの環境をマラマ(Mālama)というハワイ語で「思いやりの心」をもち、州全体でハワイの自然保全や文化継承のために様々な取り組みを行っています。このアースデーに伴い、様々な企業・団体などもまた、地球が直面している環境問題と向き合い、環境保護に向けた取り組みを行っています。その取り組みの一部をこのコラムでは紹介しています。

カヌ・ハワイ(Kanu Hawaii)

カヌ・ハワイは2006年に設立、ハワイの土地や環境保護、アロハの文化の促進に努め、ハワイを特別な場所にするため活動を行っている団体です。同団体は4月18日から23日まで、2021年のアースデーをお祝いするためにボランティアウィークハワイ(Volunteer Week Hawaii)と呼ばれる環境保護に関連するキャンペーンを実施しています。ビーチクリーンアップをはじめとするクリーンアップ活動や、廃棄物やゴミの浪費をなくす活動を様々な場所で積極的に活動を行っています。

また、ソーシャルメディアではハッシュタグ #Volunteerweekhawaii #respondwithaloha #kokuaexchangeなどを用いて日々の活動の内容や環境保護に関する意識を高める取り組みなども行っています。

電話番号:(808)-206-8446

ハワイ大学(University of Hawaiʻi)

ハワイ大学の各島のキャンパスでは2021年のアースデーをお祝いするために、バーチャルを通して様々な環境保護に関連するプログラムを実施しています。ハワイ大学マノアキャンパスでは4月22日にFacebookのライブ配信を通してポリネシア航海協会のLehua Kamaluさんらをお招きして気候変動に対する行動についてのオンラインセミナーを行いました。また、ハワイ大学ヒロキャンパスでは4月21日と22日の2日間に渡ってLā Honua Earth Day 2021と呼ばれるバーチャルシンポジウムをコミュニティを超えた環境協力(Makawalu)をテーマに行いました。またハワイ大学マウイキャンパスでも同様に22日にカフルイ・ハーバー(Kahului Harbor)でビーチクリーンアップを行ったり、植物園でクリーンアップを行いました。

その他詳細はこちら:

ビショップ ミュージアム(Bishop Museum)

ハワイの歴史の研究と保存を目的とするハワイ最大の博物館として知られているビショップ ミュージアムは4月22日の午前9時から午後3時までビショップ ミュージアムの館内を探検しつつ、同館の持続可能な取り組みについてを学ぶことのできる、Sustainability Scavenger Hunt at Bishop Museumというイベントを行っています。

ビショップ ミュージアムのアースデーの取り組み
https://www.bishopmuseum.org/calendar/sustainability-scavenger-hunt/

ビショップ ミュージアムについて

ブループラネット財団(Blue Planet Foundation)

ブループラネット財団は、気象変動の 問題解決への取り組みとハワイ州の100%再生エネルギー化達成を促進するNPO団体です。同団体はハワイ時間の4月22日午後9時半からハワイの報道テレビ番組KHON2にて”ハワイの未来のクリーンエネルギー化”をテーマにおよそ12個のパートに分かれてハワイの島々のエネルギ―再生化の重要性を伝えていくテレビプログラムを放映します。

またブループラネット財団は4月22日のアースデーを記念して気候変動における環境被害を受けているのは私たち人間だけでなく動物たちも影響を受けているというメッセージが込められたビデオを制作し配信を行っています。

ブループラネットについて

ワイキキ水族館(Waikiki Aquarium)

ワイキキ水族館は、毎年アースデーにMauka to Makai (山から海へ)環境エキスポのイベントを開催し、アースデーをお祝いしています。第14回目となる今回のイベントは、ハワイの島を綺麗に保ち、汚染削減への協力を促すために、無料見学ツアーをバーチャルで行っています。参加者は4月いっぱいまで文化的なエンターテイメント、ガーデニングクラブによる植物のプレゼント、そしてハワイの自然保護とそれらを実践的に保護する活動を体験することができます。また、ハワイ時間の4月9日午前10時から午後2時、4月22日午前10時~午後5時まで記念品としてエコバック(エデュケーショナルキット、子供用セットを含む)を無料で提供しました。

ワイメア渓谷(Waimea Valley)

オアフ島ハレイワに位置するワイメア渓谷では今年で5年目を迎えるワイメアバレー・アースデー・セレブレーション2021(Waimea Valley’s Earth Day Celebration 2021)を4月24日の土曜日午前8時半から2時まで開催することが決定しました。このイベントへの参加は誰でも行うことができ、森林保護、外来種の除去、廃棄物のクリーンアップ、植樹など様々なプロジェクトが1日を通してワイメア渓谷内で行われます。

コンタクト情報

E-mail: Volunteers@WaimeaValley.net

電話番号:(808) 638-5855

所在地

ホオアラ(Ho‘āla)

ホオアラでは、毎日をアースデーにしようというスローガンと共に、ホオアラとパートナーを組んでいる地元の環境活動に励んでいるNPO団体の支援を行っています。ウェブサイトでは、今すぐできる小さな取り組みとして、電気をこまめに消す、電球をすべてLEDライトに変える、など「わたしができること」リストをクリックし、名前とメールアドレスを送信することで、ユーザー1人につき、$1が地元の環境保護活動に励んでいるNPO団体に寄付されるというプロジェクトを実施しています。この他にも地球の未来を守るため、太陽光発電、風力エネルギー設置など様々なプロジェクトを行っています。

コンタクト情報

E-mail: info@islandenergyservices.com

アースデーに行われているハワイの取り組みはこれらの団体以外にもたくさんあります。アースデーに限らず、ハワイで環境保護をテーマに掲げたプログラムやイベントなど定期的に行われているので、ぜひハワイにお越しの際は参加されてみてください。

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