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ハワイの自然を守ろう~Zero…

ハワイの自然を守ろう~Zero Waste (ゼロ・ウェイスト)を目指して~

2021.04.20

Zero Waste(ゼロ・ウェイスト)とは、Waste="無駄"や"ゴミ"を、Zero="ゼロ"にしていこうという取り組みのことです。ハワイでもZero Wasteを取り入れたライフスタイルが広がっています。

Zero Waste(ゼロ・ウェイスト)とは、Waste="無駄"や"ゴミ"を、Zero="ゼロ"にしていこうという取り組みのことです。ハワイでもZero Wasteを取り入れたライフスタイルが広がっています。

地球規模で考えるごみ問題

世界のゴミの量は、2050年までに人口増加率を2倍以上上回るスピードで増えるともいわれています。2016年には、世界で2億4,200万トンもの量のプラスチックゴミが廃棄され、残念なことに世界中でプラスチックの消費は増加しつづけています。海に流れ込んだプラスチックは、年間約800トンともいわれ、絶滅危惧種を含む700種類もの生物を傷つけ、命を奪ってしまっているのです。ハワイでも、多くのマイクロプラスチックごみが漂流し、自然環境に影響を及ぼしています。

ビンの中に集められたマイクロプラスチックごみ

ハワイでも広まるZero Waste (ゼロ・ウェイスト)への取り組み

Zero Waste(ゼロ・ウェイスト)とは、言葉のとおりWaste=”無駄”や”ゴミ”を、Zero=”ゼロ”にしていこうという取り組みで、世界中で広がっています。ペットボトルの飲料を買うことから、マイボトルを持ち歩くことに変えてみる。買い物に行くときはマイエコバッグを使う。これも1つのゼロ・ウェイスト活動です。ハワイでは、2020年にゴミを出さないライフスタイルをめざしたハワイ初のゼロ・ウェイストショップが誕生するなど、ローカルの人々の中でも、環境保全への取り組みが広がっています。

カイルアにオープンした “Protea(プロテア)”

Proteaは、ゴミをなくすライフスタイルを人々にもっと身近に感じてもらえるようにとの思いから、2020年6月にオープンしたハワイ初のゼロ・ウェイストショップです。オーナーであるLori Mallini(ローリー・マリーニ)氏は、ハワイの大学で環境学の学位を取得。ボランティア活動へも積極的に参加し、州議会や市議会でハワイの環境問題についての提唱なども行っています。

Proteaの店内では、シャンプーやコンディショナー、ボディーウォッシュ、日焼け止めなどのボディーケア商品や、洗濯用洗剤やキッチン用洗剤などを、持参したボトルに量り売りで購入することができます。ボトルやメイソンジャーも販売しているとのことですよ。

詳細は、こちらのコラムをぜひご確認ください。

Proteaの公式ウェブサイト

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