イオラニ宮殿（Iolani Palace）

イオラニ宮殿は、ハワイ王国第七代目、カラカウア王が1882年に建てたホノルルにある当時のモダン・テクノロジーを駆使したハワイ王国栄華の象徴である公邸。欧州の建築様式で作られ、 宮殿内には、水洗トイレ、水と湯の出るシャワー、電話、ハワイでは初めて、またホワイトハウスよりいち早く、電灯が備え付けられました。大広間には大きなコア製の階段が広がり、ハワイ王国第一代目からの肖像画、世界各国や王室などから贈られた調度品がたくさん展示してあります。

イオラニ宮殿友の会は、1966年にカピオラニ王妃の甥の娘である、リリウオカラニ　カワナナコア　モリスよって設立されました。

設立当初から、イオラニ宮殿友の会は、寄付金や助成金で宮殿の補修工事を行い、世界中に分散していた当時の宮殿家具を収集するなど、積極的に宮殿の運営と保存を行っています。また、同時に宮殿を訪れる人々にハワイ王国の歴史、ハワイ王室の伝統やハワイ文化の理解を深めることに努めています。

活動目的

イオラニ宮殿を維持・保護することにより、宮殿を訪れる世界の人々に唯一無二のハワイの文化、歴史を共有し、ネイティブハワイアンへの理解を深めてもらうことを目的としています。

活動内容

ハワイ王国の歴史を今に伝える「イオラニ宮殿」を正しく保護し、ハワイを訪れる世界中の人々にハワイの文化や歴史、ハワイ王室の伝統を伝えていくために、ドーセント（専門ガイド）による宮殿のガイドツアーなどを行っています。ツアー参加費や寄付金、助成金などを用いて宮殿の補修工事を行うとともに、世界中に分散してしまった当時の宮殿家具や遺産などを収集するのも活動の一環です。イオラニ宮殿友の会は、様々な形で宮殿の運営とサポートを続けています。

沿革

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所在地

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