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ハワイ・ワイルドライフ・センタ…

ハワイ・ワイルドライフ・センター The Hawai‘i Wildlife Center (HWC)

ハワイ・ワイルドライフ・センター(HWC)は、野生動物に対する緊急救護活動、および保全活動を行っているNPO団体。

住所 53-324 Lighthouse Rd Box 551752, Kapaau, HI 96755
メール info@hawaiiwildlifecenter.org
電話番号 (808) 884-5000
Web https://www.hawaiiwildlifecenter.org/

ハワイ・ワイルドライフ・センター(HWC)は、野生動物に対する緊急救護活動、および保全活動を行っているNPO団体。

ハワイ・ワイルドライフ・センター(HWC)は、野生動物に対する緊急救護活動、および保全活動を行っているNPO団体です。このセンターでは、ハワイ在来種の鳥全種とハワイアン・ホーリー・バット(ハワイ固有種のコウモリ)への治療、および、リハビリテーションを提供し、同時に、緊急時の対策計画の策定、実際の緊急対応、人材育成、研究支援なども行っています。

HWCはミッドウェイ、クレ環礁を含む、大小全てのハワイの島々を対象に活動しています。活動拠点はハワイ島カパアウにあり、オアフ島とラナイ島にもサテライト事業所を持つほか、ハワイ州各地で野生生物保護活動を行うパートナー・プロジェクトと連携して活動しています。HWCは野生動物緊急対応プログラムと支援活動を通して、ハワイ在来種の鳥とコウモリの個体数の保全と、人間と野生生物の共存するための手助けとなる、重要なリソースを提供しています。

ビジョン

HWCが行う活動の展望(ビジョン)は、包括的な保全戦略とパートナーシップを通して、ハワイ在来種の鳥およびコウモリの個体数の保全と、それぞれの生息環境において個体数が増えていける世界を作り出すことです。

使命

HWCの使命は、実際の治療活動、調査、人材育成、科学の教育と文化的なプログラムの提供を通して、野生のハワイ在来種の鳥類、およびコウモリを、保護・保全し、個体数を増やすサポートをすることです。

活動目的

HWCは、ハワイ州全土を対象に、ハワイ在来種の鳥類とコウモリの救護、緊急対応、治療に特化した活動を行っており、健康な状態で自然に戻すことを通して種の生存に貢献している保護団体です。HWCでは、ハワイの主要な島々から治療が必要な個体を預かり、また、ハワイ北西部の島々の野生動物保護プロジェクトおよび人材育成、野生動物への緊急対応も行っています。センターでは、科学に基づいた専門家による医療体制を整え、州および国が定める野生復帰の基準に沿った、またはそれ以上のケアを提供しています。HWCは野生生物の緊急対応に関する専門的な知識・技術を備えており、ハワイ州全土に渡って各種事業とパートナーシップを築くことで、緊急対応、および受け入れ数の拡充を行ってきました。もし治療を施さなければ、人間の活動や自然災害で、命を落としてしまうのです。

治療中の動物たちは野生動物のため、一般公開はされていませんが、HWC野生動物病院では、カメラを通して、動物たちの様子をビジターの方々に映像でお見せしています。また、敷地内にはホオプーラマ・サイエンス&ディスカバリー・センターがあり、そちらで様々な展示をご覧いただけます。展示と共に、タッチパネルのスクリーンで治療中の動物たちを写真やビデオを通して見てみたり、野生動物病院のバーチャルツアーなど、ぜひ体験してみてください。また、彫刻家ウチヤマ・ハルオ氏によるハワイアン・ハニークリーパー(ミツドリ)の彫刻を間近に見ることができ、ハワイの森にすむ鳥が多様であることを知ることができます。中庭の並びには、ハワイの植物が見られるガーデンがあり、小さなショップもあります。このショップの収益は、野生動物病院の運営に充てられています。

沿革 (団体のあゆみ)

2004年、ハワイ・ワイルドライフ・センター(HWC)は、ノース・コハラ・コミュニティー・リソース・センターがスポンサーとなり、リンダ・エリオットによって設立されました。その後、2006年に独立したNPO団体として認証されました。HWCの施設の工事が2008年に始まり、2011年11月にプレオープンの日を迎え、認可手続きが全て終了するのを待って、2012年にHWCは本格的な運営を開始しました。

運営が始まった2012年は、治療が必要な23羽を受け入れました。その数は2013年に30羽、14年に34羽、15年に48羽、16年に69羽と、年々少しずつ増えていきました。海鳥が巣立ちを迎える頃は特に、救護が必要な鳥の数が増え、年3桁(134羽)にもなった2017年、HWCはオアフ島における海鳥の救護活動を行うオアフ・シーバード・エイド・プログラムを始めました。その後も救護した鳥の数は増え続け、2018年に213羽、19年に392羽、20年には820羽となりました。2020年5月には大台の1000羽目に達し、翌21年11月に2000羽目となる鳥を迎えました。

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