ハワイ・フォレスト・インスティテュート（Hawai’i Forest Institute)

ハワイ・フォレスト・インスティテュートは、ハワイの大切な資源である森林を健康に保ち、その生産性を促進することを使命とし、森林の復元作業を公的な教育や情報のシェア、科学研究への支援などを通じて行っています。

活動目的

ハワイ・フォレスト・インスティテュートは、ハワイの大切な資源である森林を健康に保ち、その生産性を促進することを目的として、様々な専門家やボランティアグループによって構成されています。 ハワイ州全体の森林が持つ「本質的な価値」を、ハワイの人々はもちろん、世界のコミュニティに伝え、認識してもらうために協力して活動しています。希少な在来種の保護や植樹などの森林保護も行っています。また、多様性に富んだハワイの森林の姿やハワイの歴史を学び、森林が現代社会にもたらす文化的および環境的な恩恵についてや、直面している問題などについての情報を多くの人へシェアすることも目指しています。

活動内容

ハワイ・フォレスト・インスティテュート（HFI）は2014年に「MAHALO’ĀINA：Give Back to the Forest Initiative（森への恩返し）」というプロジェクトをハワイ・フォレスト・インダストリー・アソシエーションHFIAと提携して立ち上げました。

「MAHALO‘ĀINA」の目標は、ハワイ・フォレスト・インスティテュート（HFI）の森林回復および教育プログラムが「āina」（土地）とハワイの人々に利益をもたらすために持続して活動すること。そしてコミュニティーとのパートナーシップを拡大し、ハワイの森林生態系の保護と永続化を支援することです。

このプロジェクトにより多くのコミュニティーや団体の支援を受け、森林への植樹や若者への文化・環境教育プログラムの実施など様々な活動を行っています。 たとえば、コミュニティパートナーと協力して、ハワイ島に「パナエワ動物園ディスカバリーフォレスト」と「ケアウホウ鳥類保護センター・ディスカバリーフォレスト」、オアフ島に「ホノルル動物園・チルドレンズ・ディスカバリー・フォレスト」などを設立。多くのボランティアスタッフの協力により管理・保護され、地域の人々とのコミュニケーションや子供たちへの教育プログラム開催の場としても活用されています。

沿革

1989年　ハワイ森林産業協会（HFIA）を設立

2003年　ハワイ・フォレスト・インスティテュートがハワイ森林産業協会（HFIA）により、非営利団体として設立

2014年　MAHALO’ĀINA：Give Back to the Forest Initiativeを立ち上げ

メッセージ

ハワイ・フォレスト・インスティテュートは、私たちの「āina」（土地）に深く感謝の思いを抱いています。自分たちが土地とその森林に恩恵を受けていること、そして土地は私たちに依存していないことを理解しています。だからこそ私たちは、偉大なる森林の前で謙虚になり、畏敬の念を抱き、様々なインスピレーションを受けます。私たちは「āina」（土地）に感謝し、皆さんと共に「森への恩返し（Giving Back to the Forest）」を行っていきたいのです。

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