ハワイ固有のフクロウ、プエオ

2015.05.05

ハワイ諸島は大陸から遠く隔たっている場所だけに、固有の動物はごくわずか。数十種類の鳥とコウモリや昆虫ぐらいなのですが、そのうちのひとつが、プエオと呼ばれるコミミズク(フクロウ)です。

こうした固有種は、18世紀以降にたくさんの外来種が流入した影響で、 多くが絶滅・激減してしまいました。そんな中、このプエオは、今も比較的よく生き残っているたのもしい種です。

大型肉食獣がいないハワイでは、フクロウは食物連鎖のトップに位置します。 敏速に獲物を捕らえ、あまり鳴き声や物音をたてないその習性や行動から、プエオは神秘的なものの象徴とハワイアンは考えました。一族の守り神(アマクア)として、大切にする人も少なくありませんでした。

プエオはハワイのどの島にもいますが、ここハワイ島ではサドルロード沿いや、ワイメアの場地帯などで、夕方頃見かけます。うっそうとした森よりも草原地帯のほうが、見かけやすいようです。そこそこ生息数はあるとはいえ、単独でひっそりと行動するプエオは、ひんぱんに目撃できる、というほどでもないので、ドライブ途中で目撃したらラッキーといえるでしょう。運を待たずに確実にプエオを見たい!という時は、ヒロ郊外にあるパナエヴァ熱帯動植物園で観察できます。

プエオは光に向かって飛び込んで来る習性があるので(オアフ島ではコオラウ山脈の間を抜けるH3ハイウエイで、車のヘッドライトとぶつかる事故がよく起こっているようです)、暗くなって見かけたときは、ライトなどを向けず静かに見守ってくださいね。

↓ヒロ動物園のウエッブサイト
http://www.hilozoo.com/index.php

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