世界有数のリゾート地、ワイキキの中心地に位置するクヒオビーチは、東西に広がるワイキキに沿った6つのビーチのうちのひとつです。ワイキキを訪れる誰もが一度は目にする「現代サーフィンの父」デューク・カハナモク像の後ろに広がるクリスタルブルーの大海原と潮風に心地よく揺れるヤシの木の群生が、世界中から訪れる旅行者たちを暖かく迎えてくれます。
クヒオビーチ(Kuhio Beach)
2022.12.10![](https://d2znjoo7p8l5rk.cloudfront.net/column_cover/user/79/article/5222/22080213290123279.jpg)
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1800年代、ハワイ王朝の王族たちが現在のサーフボードの原型とも言われる木製ボードを持ってサーフィンに興じたビーチであったことから「サーフィン発祥の地」として知られ、このビーチからサーフィンの歴史が始まりました。しかも、ただ単にサーフィンというスポーツがここから生まれたというだけでなく、特にロングボードに適した世界屈指の上質の波が割れる場所であることも、多くの世界トップクラスのサーファーが輩出される大きな理由でもあります。
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海底のリーフによって波が割れるリーフブレイクなので、世界屈指の波が割れるビーチにも関わらず、年間を通してビーチ沿いは比較的波も穏やかで、遠浅なため海水浴にも適しています。また、オアフ島東側から吹く貿易風がダイアモンドヘッドである程度さえぎられることから、島全体が強風の日でも心地よい風が吹き、晴天率も高いので、気候の良さはオアフ島随一です。ハワイ王朝時代から王族が好んで保養地として訪れたのもうなずけます。「パラダイス」と呼べるにふさわしい要素がギュッと詰まったクヒオビーチは、サーフィンの波だけでなく、世界有数のビーチとして人気が高い所以です。
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