ハワイが大好きだから！ピースカフェのピースな試み

2020.03.01

地球温暖化やプラスチック問題などが話題となるなか、ハワイのヴィーガン文化のパイオニアともいえる「ピースカフェ（Peace Café）」は、環境を守るためのサスティナブルな取り組みを実施しています！

ハワイの自然を守り、持続可能な未来を！

2019年には、日本にも出店し、ハワイのヴィーガンフードや文化を牽引してきたと言っても過言ではないヴィーガン料理専門店「ピースカフェ」。乳製品を一切使わない、オリジナルの料理を提供しています。

オーナーは「野菜を食べることで、さらに地球環境を守ることができるんです。身体のためにヴィーガン料理を提供するだけでなく、未来の子供たちのために環境に配慮したレストランを開きたかった。」と、お店を開いた時から変わらない思いを話してくれました。

そもそも農地を広げ、農業を盛んにすることは、光合成で二酸化炭素を吸収することにつながるため、地球温暖化に寄与するということになります。そんなローカルの農家を支援したいと「ピースカフェ」で使われる素材はできる限り地元の野菜です。大地の温もりが伝わってきそうなフレッシュな素材たち！身体に優しいハワイからの贈りものです。

考えぬいた結果！紙プレートの使用を工夫！

何時間もかけ丁寧に作られたデミグラスソースがかかった人気のヴィーガンカツ。
使われているのは、紙のプレートです。もちろん使い捨てなどではないお皿を洗いながら使うことも環境を守る取り組みです。

「ピースカフェ」では、お客様の数、一度にお皿を洗える空間、などを計算し、お水の節約のためにと、紙のプレートを使用することを決めました。しかも、普通のお店でテイクアウト用に使われる一つのプレートの、ふた部分と普段お料理を入れる部分を切り、両方を使うというアイデア。もちろんテイクアウト時はまるごと一つを使いますが、プラスチックバッグは一切使いません。

ハワイの海を守るための取り組みも！

オーナーは、時間があればハワイの海でお子さんたちと波乗りを楽しむサーファーです。だからこそ始めたことの一つに、海とウミガメを守るための、プラスチックストローの廃止と呼びかけ。

ハワイでも特にノースショアにはプラスチックなどの漂流ゴミが流れつき、深刻な問題になっています。そんななか、大切なのは個人やレストランなどがプラスチックを使わないような啓蒙活動をすること。それぞれが意識を変えていくことなのです。そして、プラスチックストローがウミガメの鼻に刺さり、カメたちが死んでしまうなど、悲しい事故も防ぐことにもなります。