メイドインハワイにはどんなものがあるの?

ハワイ産と聞くと、コーヒー、アロハシャツあたりが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。もちろんそれも正解なのですが、実は驚くほど多くのものが作られていて、デザイン、クォリティはどんどん進化しています。ハワイ州では、店頭に並ぶありとあらゆるハワイ産の商品の中で、⼀般的にハワイ産の原料や材料51%以上を使ってハワイで作られたものを「メイドインハワイ商品」と定義し、認証プログラムもあります。
メイドインハワイ商品のカテゴリー
メイド・イン・ハワイ商品とは、以下のような商品です。
⾷品:コーヒー、紅茶、マカダミアナッツ、チョコレート、クッキー、蜂蜜、ジャム、スナック類、調味料など
美容:ナチュラルソープ、オーガニックオイル、コスメ、リーフセーフの⽇焼け⽌め、ボディケアグッズなど
ファッション: アロハシャツ、ムームー、ドレス、ビーチサンダル、ラウハラハット、ジュエリー、バッグなど
雑 貨:インテリアグッズ、キッチングッズ、ステイショナリー、ウォーターボトル、エコバッグなど
伝統⼯芸品:コアの⽊を使った⼯芸品、ウクレレ、レイ、ハワイ在住アーティストの美術品や絵画、サーフボードなど
認証プログラムとは
メイドインハワイの商品には、上記のように⾷品、加⼯品、⼯芸品、雑貨、ジュエリー、アートなどが様々あります。それらが本物の「ハワイ産商品」であることを証明するために、ハワイ州には以下のような認証プログラムがあります。
・メイドイン・ハワイ
・メイドイン・ハワイ・ウィズ・アロハ
・ハワイ・シール・オブ・クオリティ
・カウアイ・メイド
・マウイ・メイド
メイドイン・ハワイの詳細はこちらをご覧ください。
メイドインハワイはとっても身近
ハワイ産の製品を取り扱うのは主に、セレクトショップ、スーパーマーケットや量販店、ファーマーズマーケット、ポップアップストア、イベントです。
ワイキキ、アラモアナなど、旅行者がアクセスしやすい便利な場所に、メイドインハワイの商品をオーナーのセンスで集めたセレクトショップがいくつもあります。お店によって取り扱うブランドやアイテムが異なるため、何軒か見てお気に入りを見つけるといいでしょう。
また、スーパーマーケット、量販店では、大きなコーナーを常設しているところも。お菓子やコーヒー、スパイスなど、食品をメインにその種類の多さ、価格帯でお土産用にまとめ買いする人が多く見られます。
そして、開催場所も日時も様々ながら、ブランドごとのブースでショップのスタッフとの会話を楽しみながら選べるのが、ファーマーズマーケット、ポップアップストア、イベントです。ブランドの誕生ストーリーやブランドに込めた思い、おすすめのアイテムなどを聞くことができるのもいいところ。最新から人気ブランドまで1つの会場に一堂に集まるイベントは、会場の移動の必要がなく便利なため、隣島からも訪れる人々も少なくありません。
滞在期間中にイベントが開催されていたらぜひ一度覗いてみてくださいね!
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毎年大人気!「メイド・イン・ハワイ・フェスティバル」
毎年8月中旬にオアフ島ホノルルで開催されている「メイド・イン・ハワイ・フェスティバル」は、今年で31回目を迎え、ハワイ、マウイなど他の島からも訪れる大人気のイベントです。会場には、ハワイ州内で最も才能あふれる地元のアーティスト、クリエイター、起業家たちによる700以上の出展ブースが並び、中には、州内各地から初出展となる新規ベンダーも多数参加し、ここでしか手に入らない新商品が披露されます。
昨年の記録的な入場者数を受けて、今年のイベントでは、新しい企画が用意されているとのこと。
まずは、ハワイの現代的なアイランドファッションにスポットライトを当てたランウェイ・ ファッションショー。登場するのは、ハワイで高い人気を誇る3つのブランド、カコウ・コレクティブ(Kākou Collective)、レックスブリージー(LexBreezy)、シンプリー・シスターズ・バイ・ロラ(Simply Sisters by Lola)。アロハ・ウェアの進化を感じられる最新スタイルが見られるほか、かくブランドの作品に込められた創造性や職人技、物語を間近で体験し、ハワイのファッション・コミュニティの思いを感じることができます。
2つ目の企画は、ハワイを代表する革新的な料理人によるライブクッキング・デモンストレーションと試食。登場するのは、ハワイアン航空のシェフとしても知られるジェイソン・ピール(ナミカゼ)、そしてモダンな技法とハワイの味を融合させた料理で知られる ケアカ・リー(カパ・ハレ)。特別出演として、HGTVの人気番組「Renovation Aloha」で知られるトリスティン&カモハイ・カラマ夫妻とアメリカン・フ ロア&ホームも登場します。
この他、今年はハワイの飢餓問題に取り組む活動をさらに強化。ハワイ・フードバンクおよびザ・フード・バスケット(ハワイ島のフードバンク)DA BUXプログラム を公式チャリティー団体として支援し、サーブコ財団が寄付金を最大1万5,000ドルまでマッチング寄付する予定も。チケット購入時に寄付オプションが表示されます。
「メイド・イン・ハワイ・フェスティバル」は、8月15日(金)〜17日(日)。ハワイコンベンションセンター(1801 Kalākaua Ave, Honolulu, HI 96815)。各日の開催時間、チケットの購入は、日本語公式サイトをご覧ください。https://madeinhawaiifestival.com/jp/
ハワイの偉大な海の英雄デューク・カハナモクがグッズに⁉︎

ハワイ産の製品を専門に取り扱うマナ・アップが、アウトリガー・ディーク・カハナモク基金とコラボレーションし、アロハの精神を世界に広めた伝説的存在であり、オリンピック金メダリストでサーフィンの先駆者でもあるデューク・カハナモクへの敬意を込めたコレクションを5月17日に発表しました。商品は「House of Mana Up」店舗をはじめ、オンライン(HouseofManaUp.com)でも販売されています。
コレクションに含まれる各商品は、デュークの不朽の影響力を反映し、文化的誇りと現代的デザインが融合したもので、Duke Kahanamokuブランドのライセンス代表、ケネス・バーガー氏によると、「Mana Upとの今回のコラボレーションは、単なる語り継ぎではなく、今日の地元クリエイターたちの創造力と起業精神を通して、デュークのレガシーを未来へと継承していく強力な手段です。これらの製品一つひとつに、デュークが体現したアロハ、卓越性、そして謙虚さが息づいています。これは単なる商品ではなく、“生きたトリビュート(敬意)”なのです。」
今回の2025年コレクションには、AVVA、Meli Wraps、Jules & Gem Hawaii、Surf Shack Puzzles、Aloha de Mele、Coco Moon、Nick Kuchar Art & Design Co.といった地元ブランドが参加し、特別な商品をデザインしています。
ハウス・オブ・マナアップ デューク・カハナモク・コレクション