親子や3世代で楽しめるエンターテインメントが充実するのもオアフ島ならでは。外遊びだけだと疲れてしまうこともあるので、インドアで楽しめるものもうまく組み合わせるのが子ども連れハワイを満喫するポイントです。ショーやイベント、ファーマーズマーケットなどは曜日限定での開催となるため、事前にスケジュールの下調べをお忘れなく!
シルク・ドゥ・ソレイユ最新作を見る!
2024年12月にワイキキのど真ん中、アウトリガー・ワイキキ・ビーチコマーホテル内の専用シアターでスタートした常設公演。企画や演出を手がけるのはカナダ発のエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユで、ハワイの文化や神話と、アクロバティックな技や映像技術が見事に融合。「アウアナ」とはハワイ語で「さまよう」「新たな旅に出る」といった意味があり、舞台を通じて観るものはハワイの冒険の旅へと誘われます。驚き、笑い、感動の連続で言葉がわからなくても楽しめる内容で、ショーの長さも約80分とそれほど長くないため、子どもでも飽きることなく一緒になって楽しむことが可能。公演日は月・火曜以外の毎日で、17:30からと20:00からの1日2回公演です。
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テーマパークでポリネシア文化に触れる!

オアフ島北部、ライエにあるテーマパーク。ポリネシアの文化や伝統、生活様式の保護と継承を目的としており、来訪者は6つのポリネシアの島々を再現した村で、ハワイのフラ、サモアのファイヤーナイフダンス、フィジーの楽器デルア、タヒチのココナッツブレッド、トンガのスピア(槍)投げ、アオテアロア(ニュージーランド)のハカなど、島の文化を体験することができます。またラグーン内で行われる「フキ」と呼ばれるカヌーセレブレーションは各島の文化が色濃く反映した人気のショーで、子どもにとっても伝統的な楽器や衣装、舞踊などを介して異文化を学ぶ貴重な機会になるはず。夜は総勢100名のキャストによる世界最大級のポリネシアンショーも開催されます。
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トロリーバスで街を巡る!

開放的なオープンエアの観光バスでオアフ島の名所やグルメスポットを巡るツアー。コースは全部で4ラインあり、風光明媚な東海岸を巡るブルーライン、ハワイ王朝時代の文化が残るダウンタウンへと足を運ぶレッドライン、ダイヤモンドヘッドやKCCファーマーズマーケットに便利なグリーンライン、ワイキキの主要ホテルとアラモアナセンターを15分間隔で運行するピンクラインとどれも魅力的なラインナップ。途中自由に乗り降りできるのが特徴で、乗り物が好きな子どもは乗車体験自体が最高の思い出になるはず。全ライン乗り放題のパスも販売しており、うまく活用することでレンタカーを借りなくてもオアフ島の人気スポットにアクセスでき便利です。
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週末の夜は花火を見上げる!

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの花火
ワイキキの金曜夜の代名詞とも言えるのが、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチリゾートが打ち上げる花火。1988年から続く伝統あるイベントで、19:45(5〜8月は20:00〜)からスタートし、5分ほどの間に75発を打ち上げます。鑑賞スポットとして人気なのが、ホテルの目の前にあるデューク・カハナモク・ビーチ。視界を遮るものが少なく、ゴザを敷き、砂浜に座ったり寝転がったりして見ることが可能。間近で咲き誇る色鮮やかな花火の大輪からは振動まで伝わり、子どもにとってもきっと忘れられない体験になるはず。少し離れた場所だと、フォート・デルッシー・ビーチやアラモアナのマジックアイランドも人混みを避けて鑑賞できておすすめです。
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ファーマーズマーケットで朝ごはんを食べる!

ダイヤモンドヘッドの麓にあるカピオラニ・コミュニティ・カレッジ内で、毎週土曜日に開催している朝市。オアフ島をはじめ、ハワイの農家やレストランがベンダーとなり、ハワイメイドの食材を中心に野菜やフルーツ、生花、コーヒー、ストリートフード、スイーツ、おみやげなどを販売しています。無料駐車場が完備されているほか、ワイキキからトロリーバスも運行。ところどころにテーブルやベンチが置かれ、買ったその場で朝食やブランチとしていただくことも可能です。レストランのシェフやローカルの住民が食材を買いに訪れたり、観光客がハワイらしいフードを食べに来たりと、かなり混雑する活気あるイベントのため子どもの迷子には気をつけて。
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公園でピクニックする!

ワイキキからカラカウア通りを東方面に歩いた先にある公園。広さは約500エーカーあり、週末になると多くのスポーツイベントやローカルファミリーで賑わいます。名前の由来は、土地を寄付したカラカウア王の王妃、カピオラニから来ており、ハワイの人々の健康面を改善させた功績を讃える王妃の銅像が公園の海側に建てられています。公園の周辺にはワイキキ水族館やホノルル動物園、カイマナビーチなど家族で楽しめるスポットがいくつもあり、前後に散歩に立ち寄るのがおすすめ。ワイキキ水族館の向かいに木陰に覆われたベンチテーブルがいくつか置かれており、ダイヤモンドヘッドの雄大な景色を見ながらランチピクニックを楽しめます。
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屋内プレイグラウンドで遊ぶ!

悪天候時でも子ども連れの強い味方となる、屋内型のキッズプレイグラウンド。同施設はオアフ島のワードとカポレイの2店舗があり、観光客が行きやすいのは前者のワードセンター内のほう。時間単位で利用料を支払う仕組みで、混雑していなければ当日のウォークインも可能ですが、週末は事前に予約しておいたほうが安心です。施設内にはアスレチックや巨大滑り台、ボールプール、トランポリンなどの定番遊具から、ごっこ遊びができるエリア、ハーネスを付けて楽しむジップラインまで、生後12ヵ月〜13歳までの子どもが楽しめるさまざまな遊具が揃います。3歳以上の入場者は全員転倒防止のため、滑り止め付きの指定靴下の着用が義務付けられており、フロントで購入する必要があります。
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ハワイの職業体験施設でなりきる!

ローカルの子どもたちに「世界への窓」を提供し、大きな夢を追い求める背中を押すことをミッションとして、1989年にカカアコに建てられた非営利施設。熱帯雨林の大切さや環境保護の重要性を学ぶ「レインフォレスト・アドベンチャー」や、消防士やバス運転手、自動車整備士などさまざまな仕事の職業体験が叶う「ユア・タウン」、人間の体の仕組みを内部から探検できる「ファンタスティック・ユー」など、2〜3時間はたっぷり遊べる充実の内容になっています。特に「ハワイアン・レインボーズ」エリアはプランテーションでのパイナップル収穫や、昔ながらのジェネラルストアの店員、またハワイアン航空の機内でのパイロット&CA体験が可能。さまざまな角度からハワイの文化への理解を深め、子どもたちの視野を広げます。
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ミニゴルフをプレイする!

オアフ島のカネオヘで20年以上の歴史をもつ屋内型ミニゴルフ施設。マウイ島の店舗は現在閉鎖し、アリゾナ州スコッツデールに移転してしまいましたが、2024年にハイアット・リージェンシー・ワイキキのプアレイラニ・アトリウム・ショップス内にオープン。ワイキキ店はハワイの海をテーマにしており、ブラックライトで照らされたクジラやクラゲ、ヒトデ、古代ポリネシアの守り神ティキなどが暗闇に蛍光色で浮かびあがる中でのミニゴルフは非日常感たっぷり。コースの隣にはシューティングゲームやクレーンゲームなどの遊具が置かれたゲームコーナーもあり、雨天時にワイキキでも子どもと遊べる貴重な選択肢として知っておきたいスポットです。