ハワイは気温・水温ともに高く、年間を通じて海水浴が楽しめます。特にワイキキビーチではライフガードが常駐し、一部に防波堤もあるため、子ども連れでも安心して過ごせます。ただし日差しが非常に強いので、日焼け対策や水分補強はくれぐれもお忘れなく! また親子で参加できるマリンアクティビティも種類豊富で、海の生き物たちを身近に感じられる機会もたくさんあります。
ワイキキでビーチデビューする!

ワイキキ西部のフォート・デルッシー・ビーチから、東はクイーンズ・ビーチまで、全体で8つのビーチの総称です。その海岸線は全長約3キロにおよび、多くのホテルやコンドミニアム、商業施設が並ぶ世界屈指のビーチリゾートを形成しています。きめの細かい美しい砂浜が広がり、各所にシャワーも設置されています。防波堤のおかげで波も穏やかで、またライフガードも常駐しているので小さな子ども連れでも安心して海水浴を楽しむことができます。ビーチ沿いにはパラソルや浮き輪などのレンタルショップのほか、サーフスクールも多数あります。沖合に出ればロングボードやカヌーに最適なメローな波がコンスタントに発生しており、マリンスポーツデビューにも最適です。
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潜水艦で水中世界へ潜る!

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ前の桟橋からシャトルボードで沖合へ移動し、潜水艦に乗り換えるアクティビティツアー。船内はエアコンが完備され、広々としていて快適。英語によるガイドのほか、日本語ナレーションも付いています。潜水艦は水深30メートルまで潜航し、天然のサンゴ礁や人工魚礁、アメリカ海軍の沈船や旧日本軍の飛行機など、さまざまな魚たちの住処を巡回。ツアー所要時間は約1時間30分(うち潜水時間は約45分)で、運がよければウミガメやイルカに出会えることも。普段は見られない水中世界を気軽に覗くことができ、子ども連れだけでなく幅広い世代に人気です(※身長92センチ以上で、垂直に近いはしご階段を自力で上り下りできることが参加条件です)。
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海上アスレチックで楽しむ!

オアフ島西部、エヴァ地区に2023年3月にオープンしたウォーターフロント複合施設「ワイカイ」。東京ドーム約5個分の広さを誇るラグーンに面し、ハワイ初の人工サーフパークやレストラン、カフェバーなども併設されています。中でも注目は、ラグーンに浮かぶ全米最大級の水上アスレチック「ワイカイ・アクアベンチャー」。滑り台や平均台、ハードルなど20以上の障害物が設置されており、アクティブに遊びたいお子様にぴったりです(利用は4歳以上、全体で遊べるのは7歳以上)。ライフジャケットを着用し、ライフガードも常駐しているので安心。ラグーン内ではSUPやカヌー、水上バイクなど、10種類以上のマリンアクティビティも楽しめます。
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野生のイルカに会いに行く!

「ハワイの大自然と野生のイルカから学ぶ」をコンセプトにしたマリンアクティビティツアー。ワイキキとコオリナ地区からの無料送迎付きで、オアフ島西部のワイアナエ港から出港します。0歳から乗船可能で、船旅の安全と成功を祈るハワイの伝統的なセレモニーから始まります。沖合は野生イルカの生息スポットのため遭遇率はなんと90%以上を誇ります。イルカウォッチングを楽しんだあとは、SUPやカヤック、シュノーケリングなどで海遊びを満喫できます。2023年10月から就航しているポセイドン号は2階建てで眺望も抜群。海へ滑り下りるウォータースライダー、清潔なトイレ、温水シャワーも完備し、プランは船内でのランチもツアーに含まれています。
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天然ビーチでシュノーケルする!

ノースショアのハレイワタウンから車で10分ほど北へ向かった先にあるビーチパーク。アクセスはレンタカーが便利で、駐車場はもちろん、シャワー、トイレ、フードトラックなどの設備が揃います。一帯は海洋生物保護区に指定され、天然の岩場に囲まれたププケア・ビーチ・パークは波も穏やか。魚の数も多く、シュノーケリングをしなくても泳ぐ姿を見つけることができます。またそこから徒歩圏内にあるシャークス・コーブやスリー・テーブルズにはサンゴ礁が広がり、透明度も抜群。ウミガメやウツボ、カラフルな魚たちとの出合いが期待できます。ただし、11〜3月は高波が発生しやすいため、その時期の遊泳はもちろん、近づくのは避けましょう。
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水族館で魚を間近で観察する!

1904年に開館、全米で2番目に古い歴史ある水族館。開業当初は民間施設でしたが、現在はハワイ大学が運営しており、海洋研究の拠点としても重要な役割を果たしています。館内にはハワイ近海に生息する海洋生物や固有植物など約500種類が展示され、ハワイの州魚であるフムフムヌクヌクアプアアやハワイアンモンクシールとも出会えます。養殖の研究や絶滅危惧種の保護にも力を入れていることから、海の世界について幅広く学ぶことができ、幼児〜小学生まで幅広い年代の子どもたちにおすすめの施設です。カピオラニ公園やカイマナビーチのすぐ近くで、ワイキキ中心部から散歩がてら徒歩で行くことができるのも魅力です。
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イルカと一緒に泳いで触れ合う!

オアフ島東部の美しい山と海に囲まれたロケーションに立つマリンパーク。こちらで人気なのは、大人の腰の深さほどのプールの中で、イルカとの触れ合いや餌やり、2ショットの記念撮影ができるプログラム。ただし、園内を周遊する入場のみでも、アシカやペンギン、ウミガメなど多くの海洋生物の展示やレクチャー、ショーが楽しめます。また約200羽のインコが暮らすバードゲージでの餌付け体験もでき、子どもが楽しめる体験が盛りだくさん。絶滅危惧種のアオウミガメの保護や、海鳥のリハビリ活動にも力を入れており、環境学習の場としても評価されています。夜はオーシャンビューの会場で、本格的なルアウショーも開催しています。
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クルーズ船から夕日を眺める!

ワイキキから送迎車で15分ほど行ったアロハタワー・マーケットプレイスのピアから出港する大型クルーズ船。全長約70メートル、船幅約13メートル、最大1500人まで収容でき、スタビライザーを搭載。揺れを抑え、安定した乗り心地を実現しており、船酔いが心配な小さな子ども連れでも安心して乗船することができます。ディナークルーズでは予算に応じてビュッフェ形式から本格的なコース料理まで選ぶことができ、食事をしながらフラショーやジャズの演奏、ポリネシアンショーなどを鑑賞。天気がよければ、4階のデッキにあがって水平線に沈む美しいサンセットも楽しめます。また1〜3月の間はホエールウォッチクルーズも実施され、沖合でザトウクジラの観察チャンスもあります。