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ポリネシア航海協会CEOのナイ…

ポリネシア航海協会CEOのナイノア・トンプソン氏、クライメット・ウィークNYC2025にて国連公海条約の祝賀会に世界的リーダーと共に登壇

2025.10.10

ポリネシア航海協会 (PVS)のCEOでありPwoナビゲーターであるナイノア・トンプソン氏が、クライメット・ウィークNYC2025の一環である、9月23日(火)にニューヨーク市で開催された国連公海条約の祝賀会に出席しました。

ポリネシア航海協会 (PVS)のCEOでありPwoナビゲーターであるナイノア・トンプソン氏が、クライメット・ウィークNYC2025の一環である、9月23日(火)にニューヨーク市で開催された国連公海条約の祝賀会に出席しました。

ポリネシア航海協会 (PVS)のCEOでありPwoナビゲーターであるナイノア・トンプソン氏が、クライメット・ウィークNYC2025の一環である、9月23日(火)にニューヨーク市で開催された国連公海条約の祝賀会に出席しました。

会場には、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、チリのガブリエル・ボリッチ大統領、世界的に著名な海洋学者のシルビア・アール博士、俳優のシガニー・ウィーバー氏など世界各国の首脳や閣僚が集結しました。国連公海条約が60以上の国で批准されたという歴史的な節目を祝うとともに、さらなる批准国の参加と公海への持続的な保護の確保を呼びかけました。

この条約は、2026年1月に国際法として発効される予定で、公海における海洋生物の多様性を保護する初めての法的拘束力のある国際協定です。地球の約半分を占める公海は、地球上で最も生物多様性に富んでいる一方で、脆弱な生態系が生存する場所でもあります。この協定によって、海洋保護区の設置や環境への影響評価の実施、海洋ガバナンスにおける公平性の推進への道が切り開かれるとされています。

トンプソン氏はスピーカーとして祝賀会に招待され、この瞬間が太平洋地域や将来を担う世代にとって何を意味するか、そして海洋共有資源の保護に向けた世界的な取り組みの一環として、ハワイとタヒチを結ぶ古代の海路であるケアライカヒキの保護の重要性を強調しました。

「これは歴史的な瞬間であり、私たちの祖先の知恵と、将来の世代に対する責任を称えるものです。公海を保護することは、太平洋やケアライカヒキのような私たちの航海や航海術の伝統と持続可能な未来が結びつく場所を守ることでもあります。」とトンプソン氏は語りました。

海洋学者で探検家、そして海洋保護の提唱者でもあるシルビア・アール博士は「地球の青い心を敬い、守ろうとしているすべての人たち、そして公海条約の批准にむけて力を合わせている人々に、心から称賛を送ります。」と述べました。

PVSにとってトンプソン氏の出席は、海洋ガバナンスの未来を形づくるうえで、先住民の知恵と太平洋地域のリーダーシップの重要な役割を強調するものとなりました。

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ホクレアの航海イベントに関する最新情報は、ポリネシア航海協会の以下をご覧ください。

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