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ホクレアとヒキアナリア、天候に…

ホクレアとヒキアナリア、天候による遅延の後、マウリオラを出発

2025.05.23

ホクレアとヒキアナリアは出発が2日間遅れていましたが、マウリオラ(サンド・アイランド)からハワイ島ヒロへ出航しました。ヒロではイベントが開催されます。

ホクレアとヒキアナリアは出発が2日間遅れていましたが、マウリオラ(サンド・アイランド)からハワイ島ヒロへ出航しました。ヒロではイベントが開催されます。

伝統航海カヌーのホクレアとヒキアナリアは、マウイ島とハワイ島の間にあるアレヌイハナ海峡が天候の影響で危険な状況だったため2日間出発が遅れていましたが、月曜日の早朝にマウリオラ(サンド・アイランド)から出航しました。出発は午前5時頃で、クルーたちは安全で好ましい気象条件を見極め、航海を開始しました。

カヌーは次のモアナヌイアケア航海の行程に向けて準備万端で出航しており、ハワイ島ヒロには5月21日(水)に到着し、グランド・ナニロア・ホテルにて文化的な到着式典で歓迎されました。ヒロの地域社会は、伝統的な航海の到着儀式に則った歓迎のセレモニーでヴァア(カヌー)を迎え、この到着式典は一般公開されました。

出発の遅延は、ポリネシア航海協会(PVS)が安全を最優先し、航海の各行程を始める前に自然の声に耳を傾け観察することの重要性を重んじていることを改めて示すものです。

ヒロ滞在中の5月22日(木)には、クルーが「ドックサイド・エンゲージメント・デー(岸壁での交流イベント)」に参加し、地域の人々がクルーと交流し、航海について学び、ポリネシアの航海術や価値観への理解を深める機会となりました。

5月24日(土)、ヒロのコミュニティは「ホクレア・ホオラウレア」と題した特別なセレブレーションを開催し、ホクレア、ヒキアナリア、そしてそのクルーたちを称えます。このイベントは、カヌーが次の目的地であるフランス領ポリネシアへと旅を続ける前に行われます。

モアナヌイアケア航海は、約43,000海里を渡航し、36の国と諸島、約100の先住民族の領域、345以上の港を訪れる壮大な旅です。この航海には、ハワイや太平洋地域から約400人のクルーが参加しています。

ヒロでの交流スケジュール(天候により変更の可能性あり)
ハワイ郡、ハワイ島観光局、グランド・ナニロア・ホテル、そしてヒロのコミュニティは、以下の一般向けイベントをヒロで開催しました:

歓迎式典
日程:5月21日(水)午後4時
場所:グランド・ナニロア・ホテル

一般向けドックサイド交流イベント
日程:5月22日(木)午後3時〜6時
場所:グランド・ナニロア・ホテル

HILO’S HŌKŪLEʻA HOʻOLAULEʻA
日程:5月24日(土)午前9時〜午後3時(天候により変更の可能性あり)
場所:ワイロア・ボート・ハーバー(ワイロア橋の海側、スイサン・フィッシュ・マーケット付近)
ヒロはホクレアとヒキアナリアの到着を祝し、岸壁での交流、音楽、エンターテインメント、フードトラックなどを通して盛大に歓迎。

天候状況に応じて、ホクレアとヒキアナリアは、4年間の太平洋一周を目指すモアナヌイアケア航海を再開するため、5月30日にヒロを出発しフランス領ポリネシアへ向かう予定です。

ポリネシア航海協会について

ポリネシア航海協会は、太平洋探検の遺産を基に1973年に設立されました。伝統的なポリネシア航海の芸術と科学、そして体験型の教育プログラムを通じて探検の精神を永続させることを目指し、生徒とそのコミュニティが、自分自身、互い、そして自然と文化的環境を尊重し、大切にするよう促すことを目指しています。

ウェブサイト:www.hokulea.com
Facebook:@hokuleacrew
Instagram:@hokuleacrew

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