ワイルアリバー・クルーズを利用してシダの洞窟へ!

2022.06.16

かつては王族の結婚式や特別な儀式が行われていたというシダの洞窟(Fern Grotto)。王族と貴族しか立ち入ることが許されなかったというその場所に、現在は観光で訪れることができます。

シダの洞窟へは水路でのアクセスが可能で、体力に自信のある方はカヤックやパドルボートなどで向かうことも出来ますが、一番気軽な方法はSmith's KauaiのFern Grotto Wailua River Cruiseに乗船することです。今回はその様子をご紹介させていただきます。

ワイルア川の麓に船着場があります。駐車場は無料で沢山あるので、レンタカーで訪れても安心です。写真右手にあるのがチケットオフィス。ウォーク・インで購入することも出来るようですが、定員オーバーで希望の時間に乗れない方を見かけたので、やはりオンラインまたは電話で事前予約をしておくのがいいようです。

船着場には何隻ものボートが停泊していました。

Smith's Kauaiのクルーズビジネスは1946年に創業。創業者のウォルター・スミス・シニアさんと奥さんのエミリーさんは、小さな手漕ぎボートと借用した船外機でツアーをスタートさせたそうです。家業は4世代に渡って今も引き継がれ、カウアイ島への愛と豊かな文化遺産を共有するという使命のもと、月、水、木、金曜日に運行されています。

開放的に窓の開いた船で、どこに乗っても景色を楽しむことができます。
観光客が戻って沢山の人が乗船していましたが、この回は日本の方の姿は見られませんでした。

「曲のリクエストがあれば遠慮なく言って下さい。知っている曲ならば歌います。知らない曲でしたら歌っていただきます。」と、シンガーの方がおっしゃり、船内が笑いに包まれました。和やかな雰囲気のもと、心地よいハワイアンミュージックと共に出発です。

途中カヤックで川上りをしている人達とすれ違いました。皆さん船に向かって手を振ってくれます。ワイルア川は、ハワイ全土でも唯一の航行可能な川だそうです。

カウアイ島の中心にあり、「波打つ水」という意味を持つワイアレアレ山から流れ落ちてくる川の水は淡水で、船から見える川沿いの土地は古代カウアイ島の首都であり、島の王族の生誕の地でした。神聖なエリアとされていたため、この辺りはヘイアウも多くあります。

乗船中のお楽しみとして、ハワイアンソングの演奏だけでなく、フラのパフォーマンスがあります。
いかにも観光用にやっています!という感じではなく、とても自然な、リラックスしたパフォーマンスで素敵でした。

最後はみんなで初心者向けフラの名曲「フキラウ」を踊ります。
そんなことができるほど、船は揺れがなく安定していて、心地よい乗り心地でした。

楽しいパフォーマンスのお陰であっという間にボートが船着場に着きました。ここから5−10分ほど歩いてシダの洞窟に向かいます。
道は完全に整備されていて、写真のようにウッドデッキのような道を歩いて行きます。お手洗いもありました。

道中は森林浴をしている気分。木のシェードのお陰で道中は涼しく、気持ちが良かったです。
水辺があるせいか少し蚊が出たので、気になる方は虫除けを持参されるといいかもしれません。

森林を抜けるとついに見えてきました。
想像以上に大きな洞窟です!

シダの洞窟は厳かで神聖、それでいて柔らかい空気に包まれた場所でした。

洞窟の前でも、ハワイアンウェディングソングの演奏と、フラのパフォーマンスをして下さいました。
「ここで口づけをした人達は来世でも結ばれると言われています。どうぞ演奏の後に、お隣の大切な人とキスをなさって下さい。」とのこと。
皆演奏が終わると、来世でも出会えますように、と願いを込めて夫婦、家族、友人とニコニコ顔でキスをしていました。
Smith's Kauaiでは、ここでウェディングを挙げることができるスペシャルツアーも行っているそうです。

帰りも同じ船に乗って帰ります。
なんだか不思議と心が洗われたような気持ちになったのは、神聖な洞窟のマナの力でしょうか?

帰り道はガイドさんが周辺の建物や、カウアイ島の話などをしてくれ、のんびりと港に戻りました。
約1時間20分ほどのツアーは、盛り沢山の内容のおかげか、本当にあっという間に感じました。
ワイルア川の雄大な景色を見ながら、ハワイの音楽とフラが楽しめ、クライマックスは天然の神聖な洞窟!
全年齢が気負わず参加できる、とても素敵なツアーでした。

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