今も愛されるコミュニテイ・シアター

2015.03.24

シュガープランテーション時代からある小さな町には、必ずといっていいほど映画館があります。交通の便も悪く、自分たちが住む町の周辺だけで生活している労働者たちにとって、町の映画館は唯一といっていいほど大切な娯楽施設だったのです。

ハワイ島では、20世紀初頭に活躍したそんな古い映画館が各地に残っています。

ほとんどの映画館はもはや使われておらず、老朽化のため取り壊されたものも多いのですが、そんな中、今も現役で活躍しているたのもしい劇場も。

以前このコラムで紹介したヒロのパレス・シアター(2013/9/25)はそのひとつ。そしてカイルア・コナの南、車で10分ほどの場所にある カイナリウ・タウンにあるのがアロハ・シアターです。この劇場は1932年にオープン。元はタニモト・シアターという名前で、この周辺のコナ・コーヒー農園の労働者たちに愛用されました。

国際色豊かな移民の顧客に合せて、月曜日には日本映画、水曜日はフィリピンのもの、金曜〜日曜はアメリカの映画が上映されたそうです。

現在アロハ・シアターは、演劇やコンサートを中心に上演する劇場になり、ウエスト・ハワイのパフォーミング・アーツの中心地となっています。コミュニティ・シアターとして、今も百年前と変わらず地元の人たちに愛されているのです。

↓アロハ・シアターのホームページ
http://apachawaii.org/

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