ハワイといえば青い海や白い砂浜を思い浮かべる人が多いですが、実はオアフ島には季節ごとの花々が彩る美しい農園があります。
本特集は、SNSでも注目を集めるオアフ島の人気フラワースポット、「ワイマナロ・カントリー・ファーム」のひまわり畑と、「リトル・プルメリア・ファーム」のプルメリア農園をご紹介します。どちらもハワイの豊かな自然を感じられるだけでなく、それぞれに歴史や文化が息づく魅力あふれるスポットです。
コオラウ山脈を背景に広がる絶景!ワイマナロ・カントリー・ファームのひまわり畑
オアフ島東海岸、ブルーの海の反対側に緑豊かなコウラウ山脈が迫るワイマナロ地区の「ワイマナロ・カントリー・ファーム」は、1948年創業の家族経営農園。現在は6世代にわたって受け継がれ、約52エーカー(約21ヘクタール)の広大な敷地で野菜や果物を栽培しています。この農園がひまわり畑をスタートしたのは2010年。以来、毎年シーズンになると何万本ものひまわりが咲き誇り、その様子がSNSで話題となるなど、オアフ島を代表する季節限定の絶景スポットとして人気を集めています。
ワイキキから車で約1時間、ハワイカイやハナウマ湾を過ぎ、ワイマナロ・タウンの住宅地を山手に進むと、広い農園が目の前に開けます。ゲートを潜ると、右手にテーブルが並んだエリア、その遠くには海の絶景が見えます。まっすぐ進むとカントリーマーケットがあり、ここで入場料を支払えば、あとは自由に園内を散策できます。
ここの最大の魅力は、黄金色のひまわり畑の向こうにそびえるコオラウ山脈とのコントラスト。青空、山並み、そして鮮やかな黄色の花々が織りなす景色は、まさにハワイならではの風景。ひまわり畑の各所に、“映えスポット”となるプロップが置かれているほか、事前に予約すれば、咲き誇るひまわりに囲まれてピクニックも楽しめます。
ワイマナロ・カントリーファームのひまわり畑は、毎年5月〜7月に開催。日程は開花状況などにより異なるので、公式サイトまたはインスタグラムで確認してから出かけるようにしましょう。開催期間中は予約なして訪れることができますが、ハロウィーンなど特別イベントの時期は混み合うことがあるのと、このエリアは午後になると雲が多くなりがちなので、午前中に訪れることをおすすめします。
農園だからこそ楽しめるローカル体験
ワイマナロ・カントリー・ファームでは、花を鑑賞するだけではありません。カントリーマーケットでは、サンフラワーのグリルや自家製コーンブレッド、ひまわりのハチミツのほか、キャンドルやひまわりグッズなどを販売しています。中でも特製レモネードは名物の一つ。秋にはパンプキン畑、冬にはクリスマスイベントなど、年間を通して地元の人々にも親しまれています。園内には、子供用の乗り物、動物のコーナーなどもあり、家族揃って楽しめます。
ワイマナロ・カントリー・ファーム Waimanalo Country Farm
時期:例年5〜7月と9月末〜11月。今年は6月15日〜7月6日まで。所要時間は1〜2時間。
場所:41-225 Lupe St, Waimanalo, HI 96795
時間:9:00〜16:00
入場料:大人$12、$8(3〜12歳)、カマアイナ料金あり。
公式サイト:https://www.waimanalocountryfarms.com
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/waimanalocountryfarms/
ハワイを代表する花の楽園 リトル・プルメリア・ファーム
ノースショア・ハレイワ近郊にあるリトル・プルメリア・ファームは、世界有数のプルメリア専門農園として知られています。「リトル」という名前から小規模な農園を想像するかもしれませんが、その規模は約20エーカー(約8ヘクタール)。広大な敷地には数百種類ものプルメリアが栽培され、世界中から愛好家が訪れる人気スポットです。
農園へは、ハレイワのレインボーブリッジを渡って車で約4〜5分。カメハメハ・ハイウェイから山側へ右折して進むと、目印となる黄色いゲートが見えてきます。予約時間になるとスタッフが迎えに来てくれ、案内に従ってさらに奥へ進むと、駐車エリアに到着。ツアーはまず、木陰のスペースで農園の歴史やプルメリアについての説明からスタートします。
この農園の始まりは1973年。創業者のジム・リトル氏が自宅の庭でプルメリアを育て始めたことがきっかけでした。その後、プルメリア交配の第一人者として知られるビル・モラーニュ氏のもとで育種を学び、数多くの新品種を誕生させます。ここで初めて、農園名の「リトル」が創業者の姓に由来していることを知る人も少なくありません。
説明を受けながら、品種ごとに異なる花のサンプルを手に取り、色や香りの違いを実際に楽しみます。そして最後は、広大な農園内を自由に散策。各木にある名前の表示が「JL」で始まっていたら、創業者ジム・リトルさんが開発したオリジナル品種。色とりどりのプルメリアに囲まれながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
現在、リトル・プルメリア・ファームは創業者の思いを受け継ぎ、親子三世代で運営されています。長年にわたり新品種の育成を続けながら、世界中のプルメリアファンを魅了し続ける、ハワイ屈指のプルメリア農園です。
プルメリア文化を受け継ぐ場所
ハワイでプルメリアはレイやウェディング、ホテルのガーデンなど、島の暮らしを象徴する花の一つ。色や香り、大きさの異なる多彩な品種を間近に見ることができるほか、栽培方法や品種改良の歴史について学べるガイドツアーは人気で、2024年には「USA TODAY Best New Attraction」に選出されるなど、新たな観光スポットとして注目されています。
駐車場の横にはギフトショップもあり、ロゴグッズやアート作品、プルメリアの香りのキャンドルなど、旅の思い出やお土産にぴったりなアイテムを購入する小ことができます。
リトル・プルメリア・ファーム Little Plumeria Farm
時期:例年4〜10月。今年は4月1日〜10月31日まで。公式サイトより要予約。所要時間は約1〜2時間。サンセット・レメイキング・ツアーもあります。
場所:62 Kawailoa Drive, Haleiwa, HI 96712 (Use Kawailoa Transfer Station as landmark location)
時間:9:15〜、11:00〜(約1時間)
料金:ファームツアー$50、$30(3〜12歳)、カマアイナ・ミリタリー料金あり。
公式サイト:https://littleplumeriafarms.com
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/littleplumeriafarms/
ビーチだけじゃない、オアフ島の花のある風景へ
オアフ島には、ビーチやショッピングだけではない、自然の魅力にあふれた場所があります。
ワイマナロ・カントリー・ファームでは、コオラウ山脈を背景に咲くひまわりが旅の思い出を鮮やかに彩り、リトル・プルメリア・ファームでは、ハワイを象徴する花・プルメリアの甘い香りと奥深い歴史に触れることができます。どちらも「小1時間のつもりが、気がついたら2時間経っていた、」なんてことも。時間に余裕を持ってお出かけください。
どちらもワイキキから車で1時間ほど。日帰りで訪れることができるため、少し足を延ばして”もうひとつのオアフ島”を体験してみてはいかがでしょうか。自然豊かな農園で過ごすひとときは、ハワイ旅行に新たな魅力を加えてくれるはずです。
