【 ジャパンサミット2025 】実施レポート|ハワイ州観光局公式日本語サイト

【 ジャパンサミット2025 】実施レポート

活動レポート

ハワイ州観光局は、4月18日(金)~4月19日(土)の2日間にわたり、オアフ島ホノルルにて旅行業界メンバー向けのジャパンサミット2025を開催いたしました。

ジャパンサミットでは、ハワイ州観光局およびハワイ4島の観光局によるマーケットアップデートや最新情報の共有に加え、ゲストスピーカーによる基調講演、B2B商談会、懇親会、そして昨年12月から開演したシルク・ドゥ・ソレイユ「アウアナ」を鑑賞していただきました。また、日本から参加された旅行業界関係者の皆さまには、現地でハワイの多様な魅力を実際に体感していただくためのFAMツアーも実施し、ハワイへの理解と知見をより一層深めていただく貴重な機会となりました。

今年は、日本から旅行業界関係者94名(業界メディア含む)、そして現地ハワイ観光関連パートナー216名と、合計310名の方にご参加いただきました。多くの旅行会社様が、日本マーケットの回復に向けて強い意欲をもって取り組まれていることが感じられた有意義なイベントとなりました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。今年ご参加が叶わなかった皆様はぜひ来年のご参加をお待ちしております。

| ジャパンサミット2025開催概要

■ 日時: 2024年 4月18日(金)~ 4月19日(土)
■ サミット会場: Hawai‘i Convention Center (https://jp.hawaiiconvention.com/)
■ 主要プログラム
4/18(金)
冒頭挨拶
– ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA) ハワイ・ツーリズム・オーソリティ 暫定局長 兼 企画部長 キャロライン・アンダーソン
マーケットアップデート&基調講演
( ハワイマーケットアップデート )
– ハワイ州観光局 日本支局 局長 ミツエ・ヴァーレイ
– カウアイ島観光局 エグゼクティブディレクター スー・カノホ
– マウイ観光局 ※登壇者代理: アイランドチャプター マネージングディレクター スー・カノホ
– オアフ観光局 エグゼクティブディレクター ノエラニ・シーリング・ウィラー
– ハワイ島観光局 エグゼクティブディレクター スコット・パウリ
( 基調講演 )
– 株式会社トライバルメディアハウス マーケティングデザイン事業部 本部長 執行役員 プロデューサー 鳴海 まい 氏
Luncheon / ランチョン
B2B Trade Show / 商談会
Reception / 懇親会
Cirque du Soleil ʻAuana / シルク・ドゥ・ソレイユ アウアナ鑑賞

4/19(土)
終日FAMツアー
グループ1:ダウンタウン散策ツアー
グループ2:ナロファーム(旧:クニア・カントリー・ファーム)にてボランティア体験

| 4/18(金) マーケットアップデート&基調講演(ハワイセミナー)

ジャパンサミットの最初のプログラムである、マーケットアップデート&基調講演は、ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA) 暫定局長 兼 企画部長 キャロライン・アンダーソンによる冒頭の挨拶からスタートしました。

続いてハワイ州観光局 日本支局 局長 ミツエ・ヴァーレイより、現在の日本マーケットの動向および各数値の共有、現在展開しているキャンペーン「やっぱりハワイ」についての取り組みを紹介、ハワイ州観光局の今後の施策展開などについてお話し、ハワイにとっての日本マーケットの重要性を参加者に向けて伝えました。

また、オアフ島・ハワイ島・カウアイ島・マウイ島の各観光局長から、各島の最新の体験やイベント情報などをご紹介しました。参加者からは今後取るべき施策のヒントや、ハワイへの誘客を促すモチベーションになったとの声が数多く聞かれました。(※マウイ観光局は不参加のため、カウアイ島観光局 スー・カノホが代理で登壇)

基調講演では、株式会社トライバル・メディアハウス 鳴海 様より「最新アルゴリズムから考えるハワイ旅におけるSNS活用戦略」について講演をいただき、SNSの運用方法や活用術を学ぶことができ、直接SNS関連の業務に携わっていない参加者様にとっても、消費者ニーズやSNS戦略への理解を深める有意義な機会となり、早速社内で共有し実践していきたいとの声をいただきました。

◆プレゼンテーションデータ

マーケットアップデート 及び 基調講演 をいただきましたプレゼンデータは以下よりダウンロードが可能です。
※記載のデータや画像の二次利用はご遠慮下さい。

【ハワイ州観光局 マーケットアップデート プレゼン資料】

【アイランドチャプター マーケットアップデート プレゼン資料】

| 4/18(金) BtoB 商談会

今年の商談会では、日本から参加の旅行会社が合計32ブースを展開し、170名を超えるハワイパートナーが各ブースにお越しになり、ネットワークの構築や情報交換を行いました。教育旅行、MICE、ウェディングを専門とする旅行代理店も今年のサミットに参加し、今年後半から来年にかけての新たなプロモーションや商品開発について意見交換を行う貴重な機会となりました。対面で直接話すことでより関係性が深まった、新規契約を結ぶことができた、またオアフ島以外の隣島の企業様とも人脈を構築することができたといった前向きな意見が多く寄せられました。

 

| 4/18(金) 懇親会&シルク・ドゥ・ソレイユ 「アウアナ」鑑賞

今年は、アウトリガー・ホスピタリティ・グループ様と共催で懇親会を開催し、マウイ・ブリューイングにて行われました。ハワイパートナーとより密接に交流し、B2B商談会にご参加が叶わなかった方々とも繋がる貴重な機会となりました。

また、日本からの参加者を招待し、シルク・ドゥ・ソレイユ 「アウアナ」のショーをご鑑賞いただきました。初鑑賞の方も多く、ショーのクオリティの高さに深く感銘を受け、今後のプロモーションに自信を持って紹介できるパフォーマンスであるとご好評いただきました。

| 4/19(土) FAMツアー (ダウンタウン)

4/19(土)には日本からの参加者向けにFAMツアーを開催し、今回は2グループに分かれそれぞれ2種類のツアーを体験していただきました。

商品造成・カウンターセールス担当者の皆さまには、株式会社トライバルメディアハウスのご協力のもと、「やっぱりハワイ – ハワイで過ごす1日を紹介」をテーマに、帰国後ハワイの魅力を伝えるレポート動画(ショート動画)を制作しご提出いただく課題に取り組んでいただきました。前日の基調講演で学んだSNS戦略を実際に活用しながら、参加された皆様がお客様や身近な方達に伝えたいハワイの美しさや体験価値を表現していただくことが目的です。

FAMで訪れたスポットは定番観光でもある「ダウンタウンエリア」。

ツアーのはじめには、フォスター植物園を訪れました。フォスター植物園はハワイ諸島で最も古い植物園で、ワイキキからのアクセスも良く、事前予約も不要のため気軽に立ち寄るには絶好の植物園です。フォスター植物園の後は自由行動し、ダウンタウンやチャイナタウンのレストランやカフェ・ショップ、ハワイ・シアター、イオラニ宮殿や出雲大社などの主要観光スポットをはじめ、カカアコまでアクティブに訪れた方もいらっしゃいました。それぞれが興味のある場所を自由に訪れ思い思いに動画に収めていました。カメハメハ大王像で集合し、最後にワイキキのカピオラニ公園に立ち寄り、オアフ島の象徴であるダイヤモンドヘッドを望むロケーションで、「王道ハワイ」の風景を撮影しながら、FAMツアーの締めくくりとしました。

★ダウンタウンについて

★フォスター植物園について

 

| 4/19(土) FAMツアー (ボランティア体験)

教育旅行・団体旅行/MICE担当者の方には、オアフ島クニア地区にある「クニア・カントリー・ファームズ」にてボランティア活動を体験していただきました。

クニア・カントリー・ファームズでは、「アクアポニックス」という魚などの「水産養殖」と植物や野菜の「水耕栽培」が融合した循環型の農業生産システムが導入されており、ティラピア(イズミダイ)の飼育水を使用して3~4種類のレタスが生産されています。1週間に5000個のレタスが出荷され、主に困窮世帯に食料を無償で提供している「ハワイ・フードバンク」に寄付されるほか、地元のスーパーマーケット・レストランへの販売や学校の給食にも使用されています。

アクアポニックスの説明からツアーが始まり、ボランティア・アリーの日本語公式サイトを担当しているナツメグのケンジさんに日本語訳のお手伝いをいただき、レタス農場やティラピアの水槽などを見学しました。養殖しているティラピアの飼育水がレタスへの栄養素となり、その栄養で育ったレタスが水をろ過し、再びティラピアの水槽へ再利用されるという持続可能な農業システムに驚かれている方も多数いらっしゃいました。また、ティラピアの水槽を循環させるポンプをはじめ、必要な電力はすべて太陽光発電で賄われており、農場全体で実践されている環境に配慮した持続可能な取り組みについて学ぶことができました。

施設見学の後は、2種類のボランティア活動を体験しました。1つ目は、成魚による稚魚の共食いを防ぐため、ティラピアの稚魚を別の水槽へ丁寧に移す作業。2つ目は、レタスの種を植える体験でした。参加者が植えたレタスはすべてハワイ・フードバンクに寄付され、約6週間後には食料支援を必要とする世帯に届けられる予定です。参加者からは、「久しぶりに水しぶきを浴びたり、土に触れたりして童心に返ったような気持ちになった」「黙々と作業に集中できて面白かった」といった、ポジティブな声が多く寄せられました。また、レタスの種植えについては、「誰が一番多く植えられるか競争にしたら、学生などの若い世代も楽しみながら参加でき、チームビルディングの一環としても活用できそう」といったアイデアの共有も見られました。

今回のツアーは、ボランティア体験ツアーを提供しているボランティア・アリー (Volunteer Ally) が主催しており、日本語による公式サイトも開設されています。また今回は、農場に隣接する「コ・ハナ蒸留所 (Kō Hana Distillers)」での特別ツアーも体験し搾りたてのサトウキビジュースを試飲しながら、ハワイにおいてのサトウキビの歴史やコハナラムの製造方法について詳しい説明を受けました。併設のギフトショップでは、ラムの試飲や、メイド・イン・ハワイ商品・アパレルグッズも取り扱っています。

詳細は直接ボランティア・アリーへお問い合わせいただければ幸いです。(Contact Us

ぜひ、教育旅行や団体旅行(企業インセンティブ、研修視察)などに新しいオプショナル体験ツアーとしてご提案ください。※団体/MICEに関するお問い合わせは Meet Hawaiʻi が担当いたします

★Volunteer Ally 日本語サイト

★クニア・カントリー・ファームズ 公式サイト

★コ・ハナラム (Kō Hana Rum) 公式サイト

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