
ハワイ州観光局(HTJ)は、2025年9月9日〜11日の3日間、ハワイのPRパートナーとコラボしメディア向けハワイウェビナーを開催しました。初日冒頭ではHTJによるハワイの渡航状況や今後のPR戦略についてとハワイアップデートをお届けし、その後はハワイのホテル、アトラクション、PR会社など計17社による最新情報を盛り込んだプレゼンテーション(各社15分間)が次々行われました。
ここでは、3日間のうち、アトラクション6社とPR会社2社、並びに弊局のプレゼンテーションをアーカイブ動画で公開しています。本番を見逃した方、もう一度ゆっくりご覧になりたい方はどうぞこの機会をご利用ください。なお、アーカイブ動画の公開は2025年12月31日までです。
アンドユークリエーションズ / ドルフィン&ユー
海、山、文化、ハワイの魅力を丸ごと体験
ハワイの自然と文化を一度に体験できるツアーを提供するアンドユークリエーションズが、人気の7アクティビティを紹介。中でも注目は、野生のスピナードルフィンと遭遇できる「ドルフィンアンドユー」。遭遇率は約90%で、海上スライダーやシュノーケリング、フラ体験も含まれる人気ツアーです。ワイキキ沖ではウミガメと泳ぐツアーも提供しており、「ラッキーが訪れる」と言われる海亀との遭遇は日本人にも人気。冬季はホエールウォッチング、夜は夕日と花火を楽しむパーティークルーズも実施。さらに、映画のロケ地としても知られるマノアの滝や、滝つぼ遊泳が可能なワイメア渓谷ハイキングでは、古代ハワイ文化や伝統遊び体験も楽しめます。食べ歩きや地元グルメを味わうローカルツアーもあり、日本の旅行企画やハワイ特集に活用しやすい内容となっています。オンラインで配布されるカルチャーブックレットも要チェック。
クアロア・ランチ・ハワイ
175年の歴史と進化 — クアロア・ランチの新ツアー&最新情報
2025年で創業175周年、観光地としては40周年を迎える節目の年を迎えます。東京ドーム450個分の広大な敷地で、乗馬やロケ地巡り、UTVツアーなど14種の体験型アクティビティが楽しめます。人気のアクティビティをまとめたおすすめ乗馬パッケージ(乗馬、オーシャンボヤージ、映画ロケ地ツアー)、エクスペリエンスパッケージ(映画ロケ地ツアー、ジャングルエクスペディション、クアロアグローン)、海と山のアクティビティをコンパクトにまとめたハーフデーパッケージが催行されています。これらのパッケージには、おすすめのクアロアビーフのひき肉を使ったチリビーンズなどが食べられるビュッフェランチ、そして、シェフ特性の大きくて柔らかいホームメードクッキーもデザートについています。注目は、最近誕生した3時間の「デラックスUTVツアー」。通常では行かれない谷の奥地や絶景を訪れる特別コースで、運転も可能。チームビルディングプログラムや修学旅行向けアクティビティもリニューアルされ、法人や学校からの関心も高い。さらに、クアロア産の食材を使ったオイスター、ポケ、旬のフルーツスムージーなどを提供する「アンクル・エイブス」や、映画ロケ地を日本語で巡れるオーディオガイド付きデジタルマップなど、日本人旅行者に配慮したサービスが充実しています。
シルク・ドゥ・ソレイユ アウアナ
ハワイ文化を舞台芸術で体感!シルク・ドゥ・ソレイユの常設ショー『ʻAuana(アウアナ)』
シルク・ドゥ・ソレイユがワイキキに常設劇場を構え、ハワイ文化をテーマにした新作ショー『Auana(アウアナ)』を上演しています。2024年12月にアウトリガー・ワイキキ・ビーチコマー・ホテル内に誕生した「アウトリガー・シアター」で、ハワイの神話や歴史を取り入れた8章構成・約80分の舞台が繰り広げられます。タイトルの「アウアナ」はハワイ語で「さまよう」「新たな旅立ち」を意味します。フラやハワイアン音楽、アクロバット、コメディを融合させた唯一無二のショー体験です。制作・演出にはディズニー映画『モアナ』のハワイ語監修を手掛けたアーロン・サラ氏をはじめ、クムフラや地元デザイナーなどハワイ出身者が多数参加。キャスト34名中14名もハワイ出身で、地域とのつながりも深い内容となっています。客席は784席と親密な空間で、観客は飲み物片手に迫力の舞台を楽しめます。公演は水〜日曜の1日2回(17:30/20:00)、月・火曜休演。次回のハワイ取材に組み込んでいただける場合はご連絡ください。
戦艦ミズーリ記念館
“平和”を体感する特別な旅へ――日本語ガイド付きプレミアムツアー
パールハーバーに繋留されている戦艦ミズーリは、第二次世界大戦の降伏文書調印式の舞台であり、真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナと向かい合う形で歴史を象徴する存在です。2025年に戦後80周年を迎える節目として、館内では日本との深いつながりを伝えるさまざまな企画を展開しています。特に、2015年から常設展示として公開されているKamikaze特別展は、多くの来館者に戦争の記憶と平和の大切さを伝えています。非公開エリアを案内する少人数制の「キャプテンツアー」「チーフエンジニアツアー」、戦艦を丸ごと貸切できる「閉館後ツアー」など、ラグジュアリー層に人気の体験型プログラムを提供。また、作ったしおりを持ち帰れるしおり作りボランティアなど、家族で楽しめる企画も充実しており、学びと感動を得られる平和教育の場として注目を集めています。
ベクトルUSA(ショップ/レストラン/ホテル)
アラモアナセンターお買い物攻略法、インターナショナルマーケットプレイス最新情報など
ハワイ拠点のPR会社ベクトルUSA(旧パックリームマーケティンググループ)は、社名変更とともに日本のベクトルと連携し、ハワイの観光施設の総合PRを強化。注目クライアントは、フォーシーズンズラナイ(ゴルフ中心の高級リゾート)とセンセイ(ウェルネス特化型、11月改装完了予定)、アラモアナホテル(アラモアナ直結の好立地)、インターナショナルマーケットプレイス(ローカルブランド強化)、アラモアナセンター(年800回のイベント開催)など。レストランでは50周年を迎えるハイズステーキハウスや、絶景と生演奏が魅力の新店「セレラ」が注目されています。さらに、日本人旅行者向けの人気情報サイト「Myハワイ」は、2025年末までに動画コンテンツ強化などを含む大幅リニューアルを予定しており、「食べる・遊ぶ・泊まる・買う」観点で最新情報を発信予定です。
ポリネシアカルチャーセンター
ポリネシア6島の文化を丸ごと体験できる、ノースショアの人気文化施設「PCC」
オアフ島ノースショアにある「ポリネシアカルチャーセンター(PCC)」は、1963年に学生支援を目的に設立された非営利団体で、敷地内の約8割のスタッフがブリガム・ヤング大学ハワイ校の学生たちです。東京ドーム約3個分の広大な敷地に、ポリネシア6島(ハワイ、サモア、トンガ、ニュージーランド、ハイチ、フィジー)の村を再現し、伝統文化に触れられる体験型施設として親しまれています。オアフ島唯一の水上カヌーショーや、100人以上の出演者による壮大なナイトショー「Ha: Breath of Life」も必見です。オアフ島最大級のビュッフェや、ショーとハワイの食文化が融合した「ルアウ」など、食の魅力も充実しています。VIP向けの日本語ガイド付き「スーパーアンバサダー・パッケージ」も人気です。最新情報として、PCCで働く学生たちに密着したドキュメンタリー映画『Sharing Aloha』がAmazonプライムで今秋配信予定。文化・教育・エンタメを融合した施設として、次の取材先にぜひご検討ください。
メディア・エトセトラ(ショップ/レストラン)
ハワイの最新&お得な情報を網羅!現地で30年以上の経験を持つPR会社が厳選して紹介
メディアエトセトラのPRマネージャーのデルガド氏が、クライアントのハワイ最新&お得な情報を紹介。店内の拡張工事を終えてリオープンした「ディーン&デルーカ ハワイ ロイヤルハワイアンセンター店」、「ウルフギャングステーキハウス」の新業態『Wラナイ』、日本語の工場見学を始めた「ダイヤモンドベーカリー」などが紹介されました。また、地元のスーパー「フードランド」の新商品や「ワイキキショッピングプラザ」のフードホール情報も網羅。絶景を楽しめるレストラン情報では、マリーナビューの「ヘブンリーハワイカイ」、絶景のオーシャンビューでロマンティックな「フィフティスリー バイ・ザ・シー」、ダイヤモンドヘッドを望む「Deck」などを紹介。また、円安時代に嬉しいハッピーアワー情報では「ティム・ホー・ワン ワイキキ」や「ピコ・キッチン+バー」などのお得な時間帯やメニュー内容も一部紹介しました。”ハワイと言えば〜?“で連想されるワードを元に、独自インデックス(例:朝食、ロミロミマッサージ、ハワイ限定など)を自社サイトで公開しています。
ワイカイ
開発が注目されているオアフ島西海岸にあるウォーターアクティビティ施設「ワイカイ」
2023年にエヴァビーチに誕生した「ワイカイ」は、人工サーフウェーブや全米最大級の水上アスレチックを備えた、ハワイ初のウォーターアドベンチャー複合施設。初心者から上級者まで楽しめる人工波サーフィンや、毎週開催のサーフショー(無料)など、滞在型アクティビティの拠点として注目を集めています。ラグーンではSUPやカヤックに加え、最新鋭の「アクアベンチャー」が体験でき、0〜3歳向けの浅瀬プールも新設。敷地内にはレストラン、VIPラウンジ、ショップ、ファーマーズマーケットなども併設されており、1日過ごせる滞在型スポットとして地元ファミリーや旅行者に支持されています。2023年10月以降はホノルル空港からのモノレール延伸によりアクセスもより向上する予定です。今後のハワイにおける注目の“新定番スポット”として是非ご取材にお越しください。
ハワイ州観光局 日本支局
日本人のハワイ渡航状況と今後の予測、ハワイアップデート、メディアサポート体制
ハワイ州観光局は日本市場の現状と今後の戦略を共有しました。日本からのハワイ旅行者数は回復傾向にあるものの、コロナ前の45%にとどまっている一方、今秋〜年末年始にかけての予約は好調で、多くの旅行会社や航空会社が前年比2桁増を記録しています。ハワイ州における日本市場のシェアは42%を占めておりの国際市場において引き続き重要な位置にあります。引き続き、旅行者の隣島誘致やメイドインハワイ、食文化などの新しい魅力を発信していく方針です。ターゲットにはアクティブシニア、3世代ファミリー、パワーカップルなどで、引き続きプレスツアーの実施や旅行会社・航空会社との連携による短期的な集客施策も推進して参ります。PRマネジャーからは、公式サイト「allhawaii.jp」におけるメディアサイトの活用について、取材支援ツール(ビザ申請、地元コーディネーター紹介など)、「マエマエツールキット」「ハワイブランドガイドライン」の活用方法が紹介されました。オアフ島に限らず、マウイ島・ハワイ島・カウアイ島のご取材もぜひご検討ください。