【学ぶハワイ】ハワイ固有種「コア」

2021.02.16

古代からハワイアンの生活にとってとても重要で大切にされてきた木があります。
それは、今もハワイで大切に守られている「コア」です。

ハワイでは、カヌーの材料としても使われ、ハワイ伝統文化を支えてきた植物と言っても過言ではありません。

今日はそんな「コア」についてご紹介します!

コアとは?

コアの森は、ハワイ島のマウナロア南麓やマウナケア東麓、カウアイ島のコケエ周辺が有名で、私たち人間の生活を支えてきた木でもあり、森に住む生き物たちとも共存しています。

コアは、ハワイ原産の樹木としては最大級で、30mを超す高さに生長します。時間をかけて巨木となりますが、柔軟性を持たせるために幹は風などの影響でしなるようにできています。そのしなりが幹の中に美しいカーブを作り、その美しさが人気となり高級家具や工芸品、楽器、サーフボードなどに使用されてきました。

絶滅の危機

成長すると巨大な樹木となるコアですが、残念ながら被害を受けやすい植物でもあります。

コアの森はハワイ諸島の数カ所に残りますが、ハワイ島では全盛時の10分の1以下の規模しかありません。コアの森が急速に姿を消していった背景のひとつには、外来動物の増加があります。

1793年にキャプテン・クックの航海にも同行したジョージ・バンクーバーは、その後カメハメハ大王に牛や羊を寄贈しました。バンクーバーの助言により、最初の10年間は牛を放牧したため、踏み荒らされたり食べられたりしてしまい、コアやその他の固有植物は大きな打撃を受けてしまったのです。

その後のさまざまな保護活動により、コアはなんとか絶滅の危機を逃れましたが、コアの若葉は、牛や馬などの家畜や犬の好物であるため、いまも被害は完全になくなってはいません。

また、ハワイへ持ち込まれた外来植物の繁殖もコアの木が減ってしまっている原因となり、今も多くのボランティアが保護や育成に力を入れています。  

コアの木を守るために

ハワイが持つ素晴らしい自然環境や、同じ大地に共存する植物を守るために、私たちができることを「アフプアアプロジェクト」にて公開しています。
第一弾が、今回ご紹介した「コアの木」を守り、増やす活動です。

コアの森があるハワイ島にコアの木を1,000本植樹するというゴールを掲げ、日本にいながらもオンライン上で一本$60で植樹ができるプログラムです。
植樹いただいたコアの木には名前をつけることができ、その木が育つ場所は、GPS機能でいつでもパソコンやスマートフォン等から見ることができます。

これまで、記念日、ご家族・ご友人同士の思い出としての植樹をされてきた方も多くいらっしゃいます。

ハワイだけでなく、地球の自然環境を守っていくためにも、私たちが一人ひとりができる植樹活動は大きな一歩になるはずです。

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