海をダイナミックに感じるアーティスト、Jenna Wellein

2020.03.21

アメリカでのコロナウィルスの感染拡大で、イゲ州知事は、ハワイが直面している新型コロナウイルスの危機に対処し、訪問者を歓迎する準備を整えられるよう、旅行者にハワイへの旅行を30日間延期するよう要請した。こんな時だからこそ、アートで癒しやALOHA SPIRITを少しでもお届けしたいと思う。

オアフ島のエヴァビーチ(Ewa Beach)でアーティスト活動を行っているジェナ・ウェリン(Jenna Wellein)さん。ジェナさんのアートの特徴は、3D感のあるテクスチャーとビビッドな色を使い、そして動きのある力強いスタイルで独特なアブストラクトアを表現したアクリル画だ。シアトル郊外で生まれ育ち、2015年にオアフ島に移住して以来、ハワイのパワルフルな波やトロピカルフラワーに虜となった。フィンセント・ファン・ゴッホなどの巨匠の影響を受け、なんと独学で学んだアートは、ビーチに近い自宅のアトリエで日々製作し続けている。

人気のペインティングはやはり海をテーマにしたアート。「海は一瞬として同じ姿を見せない。それを表現するのが好きなの」と語るジェナさん。自宅近くのビーチや、非営利団体が開催するビーチクリーンに参加して拾ってきたプラスチックをアートに埋め込んだ「For The Sea」コレクションを発表し、世界中で深刻な問題となっているプラスチックゴミの環境汚染を、ジェナらしくアートとして表現しコミュニティーへ警鐘を鳴らしている。

2019年、アラモアナセンターにある高級百貨店ニーマンマーカス(Neiman Marcus)にて、 ジェナさんを含めハワイ在住女性アーティスト3人が グループ展を開催し、Reduce, Reuse, Recycleをテーマに売り上げの30%を地元の非営利団体に寄付したのも記憶に新しい。

子供の頃から絵を描くのが大好きで、 一人息子のヘンドリクス君も母の影響でアートに興味を持ち、クリエイティブな時間を一緒に過ごすそうだ。「息子が大きくなったら一緒にコラボレーションをしたい」とキュートに笑うジェナさん。海の保全を目的に今後も積極的に活動をしていく予定で、ハワイを愛してくれる人がたくさんいる日本を含め、活躍の場を広げていきたいと語る。

ジェナさんのアートは、ワイキキのヒルトンハワイアンビレッジにあるショップ、エレナ・ハワイ(Elena Hawaii)や、コオリナのギャラリー・オラニ(Gallery Olani)などで取り扱われているので、ハワイの観光が復活したら是非サポートをしに来店してほしい。

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