ハワイ時間2023年9月8日(金)更新
グリーン州知事 「ラハイナを除くマウイ島西部は10月8日より完全再開を宣言」
ハワイのジョシュ・グリーン知事はハワイ時間9月8日、ラハイナを除くマウイ島西部地域へのアクセスを10月8日に再開すると宣言するとともに、旅行者に対し、マウイ島を訪れることで地元の企業と労働者へのサポートを呼びかけました。
ラハイナに壊滅的な被害をもたらした8月8日の山火事からちょうど2か月となる10月8日(日)から、カアナパリ、ナピリ、ホノコワイ、カパルアのマウイ島西部のコミュニティは完全に再開し、このエリアへの旅行が可能となります。
ハワイ州住民及び旅行者には、マウイ島への旅行計画を立て訪れることで、島のビジネス、レストラン、小売店、観光スポット、宿泊施設などをサポートするよう勧めています。 ラハイナを除くマウイ西部地域へのこれまでの旅行制限はすべて10月8日に解除されます。
グリーン知事は「10月8日からすべての渡航制限が解除され、マウイ島西部は再び観光客の受け入れを再開するため、ハワイや世界中の人々はこの特別な場所への旅行を再開し、経済的に復興を助けることができます。 この難しい決断は、災害によってあらゆる面で大きな影響を受けたマウイ島の家族や企業に復興の希望をもたらすことを目的としています。」と述べました。
ラハイナは引き続きアクセス制限区域
なお、ラハイナ自体は、町の住民に敬意を表し、追って通知があるまで一般のアクセスからは完全に閉鎖されたままとなります。現地では現在も、郡、州、連邦の緊急対応部隊が、犠牲者と行方不明者の特定並びに、山火事による瓦礫や危険物の除去活動を続けています。
ハワイ・ツーリズム・オーソリティのダニエル・ナーホオピイ最高管理責任者は「ハワイの誰もが、ラハイナの友人、家族、愛する人、そして同僚が直面した悲劇を決して忘れることはないだろう」と述べました。
また、同氏は「州全体の住民や世界中の人々からのマウイ島の復興を支援する声は驚くほど大きく、感動的でした。 今こそ、世界中の人々が旅行やレストランを予約し、マウイの小売店や観光スポットに頻繁に足を運んで、マウイへの支援を示す時です。」とも述べています。
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