「Joint Base Summer Showcase & Expo」に行ってきました!

2023.06.20

少し前の話になりますが、6月3日、4日とパールハーバーの米軍基地内、フォードアイランドでラジコン飛行機による航空ショー「Biggest Little Air Show」が開催されると聞き、家族で行ってきました。新型コロナウイルスの影響を鑑みて近年は開催されていませんでしたが、今年は3年ぶりに再開!たくさんの人達で賑わっていました。

入場には事前登録といいますか、駐車場のスペースを確保する申し込み(無料)が必要なようだったのですが、結局当日はどこでもその受付票を見せることはありませんでした。集客状況など年度によっても違うかもしれませんので、来年ご興味がある方は、事前にWEBサイトをチェックしてから行かれるのがいいかと思います。駐車場から会場へはシャトルバスが出ていました。ベビーカーも荷物入れに収納してもらい、楽々移動!航空ショーは入場無料。シャトルも無料で沢山運行されていました。
シャトルを降り、入り口を抜けるとすぐに飛行機やヘリコプターがずらっと並んでいました。

機体が見えると、駆け足になる息子。ブルーエンジェルスやコーストガードのヘリコプター、数々の軍用機は華やかな存在感で大人でも格好良く見えたので、子供の目からしたら輝いて見えたことでしょう。

そしてなんと!間近に見えるだけでなく、操縦席にも乗せてもらえました。
ネイビーの方々が各機体についていらして、とってもフレンドリーにお話ししてくれました。私などは完全に航空機に関して初心者なので眺めるばかりでしたが、マニアな方は色々質問すれば答えてくださりそうな雰囲気でした。退役軍人の方なども懐かしそうに機体を眺めていました。

朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争時代の航空機が展示されているハンガー79も解放されていました。1941年12月7日の真珠湾攻撃に耐えた建物のひとつで、青いガラス窓には現在も当時の銃撃の痕が残っているそうです。
こちらでは、模型飛行機の作成など子供のためのSTEAM教育アクティビティが開催されていました。(予約制、年齢制限あり)。

半円状には本物の機体が並び、中央には本物の5分の1サイズのラジコン航空機たちが展示されていました。それにしてもこの格納庫、映画のセットのように格好いい!

格納庫を散策していると、ラジコン飛行機の本物さながらのサウンドが聞こえてきました。エアショーが始まった気配に慌てて外に出てみると、エンジン音を轟かせてアクロバット航空を披露していました。(あまりのスピードで写真が上手く撮れていなくてごめんなさい!)
ラジコンショーとよく分かっていなかった主人は「本物だよね?」と何度も聞いてきたほど、迫力の演技でした。

写真奥手に見えるのは赤と白のストライプの管制塔。パールハーバーが日本軍によって攻撃された時、「真珠湾空襲、これは訓練ではありません」という緊急放送はこのフォードアイランドから流されたそうです。歴史を今に残す象徴的な建物の一つを眺めながら、今こうして子供達が敷地内で遊びまわる平和の有難さを感じます。

子供が遊べる特設の遊具も置かれていました。

その他、フードトラックや、イベントブースが出店していて、歩くのも楽しく、飛行機を見ながらランチをパクパクするのも楽しいイベントでした。
毎年夏に行われているようなので、ご興味のある方は是非来年訪れて見てください!

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