秋のハワイでヒマワリ満開のパンプキンパッチへ

2019.10.27

ロコにとって毎年この時期は、期間限定のパンプキンパッチ(ハロウィン用にかぼちゃが販売される場所)に出かけるのがお楽しみ。なかでも、オアフ島西部のカポレイ地区にある農園「アルーン・ファーム(Aloun Farm)」は盛大で、お祭り騒ぎになるんですよ。今年も3週に渡り週末限定でフェスティバルが開催されました。

今年は10月27日(日)がラスト!
来年タイミングよくハワイにいる方はぜひ。

大きな農園のパンプキン・フェスティバル。

アルーン・ファームは、ハワイで最も大規模な家族経営の農園のひとつ。イベント開催中は農園が開放され、かぼちゃを収穫できるだけでなく、トウモロコシやヒマワリまで自由に手に取り購入ができるんです。ライブ演奏やアトラクションも登場し、遊園地のように賑わいます。

ひろーい敷地に、
こーんなに盛りだくさん!

この農園は、1977年にラオスから移民したアルーンさんファミリーがスタートしました。いまではオアフ島各地(Ewa Plains, Kunia, Waipio, Helemano)に約3,000エーカーもあるそう。ここで育った野菜や果物はハワイの主要スーパーマーケットで販売されています。

特設されたフェスティバルは手作り感いっぱいのノスタルジックな雰囲気。
看板もゆるキャラもいい味を出してますよね。

子供たちは汗だくでかぼちゃ畑を走り回り、いろいろな形のかぼちゃを見つけて嬉しそう。宝探しみたいで楽しいですよね。

こういう場所で視野がパーッと開ける感覚は大人にとっても最高。悠々たるワイアナエ山脈が見渡せ、開放感がすごいです。一方、山の反対側の遠くには開発が進むカポレイの街や建設中のホノルル・レール・トランジット(鉄道)が顔を出しています。自然と街がほんのり溶け込む空気感はちょっと独特なような。

目の前をみると。
秋の収獲を迎えた畑の隣りで、
真夏の花がひたすらに太陽を見上げていました。

太陽を燦々と浴び、野菜も、ヒマワリも、子供たちも元気いっぱい!
見ているだけでも元気をもらえますね。
最後の方は少々暑すぎてクラクラしちゃいましたけど。

お出かけする際はどうぞ帽子をお忘れなく!

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第19回アルーン・ファーム・パンプキン・フェスティバル
【開催日】2019年10月12日(土)〜13日(日)、
19日(土)〜20日(日)、26日(土)〜27日(日)
【時間】8:30〜17:00
【入場料】$4/1人
【住所】91-1440 Farrington Hwy, Kapolei, HI 96707
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アルーン・ファームを訪れ、ふと思うアレコレ。

おまけに余談を……のはずが、長くなりますのであしからずご了承ください。

ふと何を思ったかというと、ラオスから移民したアルーンさんファミリーが、1977年のスタートから今日に至るまでどんな日々を過ごしてきたのかな、と。そこからアレコレ思いを巡らせ、止まらなくなってしまいました。

ゼロからここまでたどり着くということは、
本当にすごいことですよね。

移りゆく時代のなかで少しずつ雇用を増やし、多くの人たちと一緒に真っ黒に日焼けしながら、手塩にかけて成長させたであろう農園は、雄大で、とても美しいです。

彼らが着実に貢献している地産地消。

でも、ハワイにおける食糧の生産量は全体的にみるとかなり減少しているんですね。ここ20年ほどを比較したこんなデータが出ています。

1996年 175,207,000パウンド/年間
2018年 104,635,130パウンド/年間

グラフの方が見やすいので、こちらも↓

もちろん食糧のカテゴリによってはデータにバラつきがあって。野菜や果物でいうと、一度底をついてから少しずつ上向きに傾いてきたものもあるのですが。

ここ数年で「地産地消」を謳うレストランが増えていて、消費者としても地産食材を目にする機会が増えているせいか…ハワイの食糧生産量がこんなにも減っていることが意外で驚きました。なんて安易で無知なんだろう。

ハワイ政府の説明によると、生産量の減少には、

「土壌の状態や渇水、人的災害などの環境の問題。また、農家で可能な雇用、農業用の土地、灌漑のためにかかる水と電気の費用など、さまざまな要因があります」

だそうで。

理想を形にするというのは、一朝一夕にはいかないことが多いですよね。

ハワイはいま、「2030年までにローカルの食糧生産量を2倍に増やす」という目標を掲げて取り組んでいます。

2030年の目標まであと10年ほど…。

地産地消について様々な背景があるなか、20年のデータには収まらない40年以上という長い年月をかけて、言葉の壁、世代交代、時代の変化など、さまざまなドラマとともに歩みを進めてきたアルーン・ファームは、これからも一歩一歩、未来を開拓していくのだろうと思います。

パンプキンパッチにいた子供たちは、いつかこのかぼちゃ畑を思い出して何を感じるのでしょう。この子たちが大人になる頃も、美しい山の景色と大きな畑、手作り感いっぱいの看板とゆるキャラさえも、変わらずにあるといいな。

いや、次世代の若者たちが新しい何かを生み出すのもまた、いいですね。

ヒマワリ畑の向こうに見えるダイヤモンドヘッドの景色も。
近い未来では、電車が走る光景とともにあるのですよね、きっと。

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