スパウティングホーン(潮吹き穴)|ハワイ州観光局公式日本語サイト

スパウティングホーン(潮吹き穴)

サウスショア / カウアイ島

轟音と水しぶきが語る、スパウティングホーンの物語

ポイプ近くの海岸にあるスパウティングホーン(潮吹き穴)は、カウアイ島を代表する自然現象と伝説が融合した名所です。海岸の溶岩台地にできた天然の溶岩洞へ波が流れ込み、強いうねりが重なると、洞内の空気と海水が一気に押し上げられ、噴水のように海水が吹き上がります。その高さは約15メートルにも達し、迫力ある光景を間近で見ることができます。

この潮吹き穴には、巨大なトカゲ「カイカプ」にまつわる伝説が語り継がれています。昔、少年リコがカイカプに襲われた際、機転を利かせて溶岩洞から逃げ延び、追いかけたカイカプは洞内に閉じ込められたと伝えられています。今も潮吹きの轟音はカイカプの叫び声、水しぶきはその吐息だと言われています。

スパウティングホーン・パークは駐車場が整備され、アクセスも良好。展望台から安全に見学でき、夕暮れ時には海と空が染まる美しいサンセットが広がります。12月から5月のホエールウォッチングシーズンには、沖合にザトウクジラの姿が見られることもあり、自然の迫力を存分に体感できるスポットです。

自然の力が生み出すダイナミックな景観と、ハワイならではの神話が重なり合うスパウティングホーンは、ポイプ観光の途中にぜひ立ち寄りたい、カウアイ島屈指の見どころです。

 

▪️動画で見るスパウティングホーン(潮吹き穴)

基本情報

所在地 Lawai Rd, Koloa, HI 96756
アクセス リフエ空港から車で約30分
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