ダニエル・K・イノウエ・キラウエア・ポイント灯台は、1913年に点灯し、現在は自動信号灯として稼働している、ハワイ最北端に位置する歴史ある灯台です。灯台内部に入ることはできませんが、周囲に広がる雄大な海と断崖の景観は、カウアイ島屈指の絶景として知られています。

灯台周辺は、キラウエア・ポイント国立野生動物保護区に指定されており、自然保護が徹底されたエリアです。敷地内では、グンカンドリ、ミズナギドリ、カツオドリ、コアホウドリなど、この地域に生息するさまざまな海鳥を間近に観察することができます。

また、12月から5月頃にかけては、沖合を回遊するザトウクジラの観察スポットとしても有名で、運が良ければ展望エリアからクジラの姿を見ることができることもあります。野生動物と自然景観の両方を楽しめる点が、大きな魅力です。

なお、キラウエア・ポイント灯台への入場は事前予約制（有料）となっています。訪れる前に、公式サイトおよび予約サイトで最新の入場料金、予約方法、訪問ルールを必ず確認しておきましょう。

※詳細情報：https://www.fws.gov/refuge/kilauea-point （公式サイト）
※予約：https://www.recreation.gov/ticket/facility/300018 　（事前予約制）