アウトリガー・リーフ・ワイキキ…
アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートに 「アオ・カルチャー・センター」と「ハーブ・カネ・ラウンジ」が誕生。海とのつながりも
アウトリガー・ホテルズ&リゾーツアウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートにて、新たに生まれ変わったアオ・カルチャー・センターとハーブ・カネ・ラウンジの正式なオープンを記念してハワイの伝統的なブレッシングセレモニー(祝福の儀式)が行われました。 ご宿泊者様にご参加いただける様々なハワイアン・カルチャー・アクティビティを開催するアオ・カルチャー・センターは従来の二倍の広さに拡張。また、ロビーに誕生したハーブ・カネ・ラウンジにはオリジナルの繊維アートが飾られ、インテリアも一新されました。
アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートにて、新たに生まれ変わったアオ・カルチャー・センターとハーブ・カネ・ラウンジの正式なオープンを記念してハワイの伝統的なブレッシングセレモニー(祝福の儀式)が行われました。 ご宿泊者様にご参加いただける様々なハワイアン・カルチャー・アクティビティを開催するアオ・カルチャー・センターは従来の二倍の広さに拡張。また、ロビーに誕生したハーブ・カネ・ラウンジにはオリジナルの繊維アートが飾られ、インテリアも一新されました。
目次
アオ・カルチャー・センター
アオ・カルチャー・センターは、ポリネシア航海協会(PVS)やフレンズ・オブ・ホクレア&ハワイロアなどのアウトリガーが長年に渡り提携してきた団体とお客様をつなぐ場所です。リニューアル後のセンターでは、ハワイの現代アートやデザインの最先端を行くアーティストらによるオリジナル作品や最新アートを鑑賞することができます。
メインの展示物は、デジタルアーティストのカリ・ケーハウ・ノエがデザインを手掛けた伝統航海カヌー「ホクレア」のバーチャルアート展です。
プロジェクションマッピングを用いた本展では、ホクレアの模型がまるで大海原を航海しているかのような臨場感を味わいながら、ポリネシア航海術について学べる興味深い体験をお楽しみいただけます。カヌーの帆には、マラマ・ホヌア(世界一周航海)で実際にホクレア号に使用されていた帆、32Aの一部が利用されています。また、フレンズ・オブ・ホクレア&ハワイロアから貸与したアーティストのカイリ・チュンによって復元されたカヌー「ハワイロア」の模型も展示されています。
ポリネシア航海協会のCEOでありPWO の称号を持つ航海士のナイノア・トンプソン氏は、「1975年の3月8日、ハワイで600年ぶりにホクレアがオアフ島クアロアの海岸から出航し、当社の共同創業者であるハーブ・カワイヌイ・カネが長年抱いていた静かな夢が実現しました。今日という日は、ハワイの豊かな航海の歴史と未来に想いを馳せ、新しく生まれ変わったアウトリガー・リーフのハーブ・カネ・ラウンジとアオ・カルチャー・センターのオープンを記念するに相応しい日です」とコメントしています。
その他、多彩なハワイアン・カルチャー・アクティビティのメイン開催施設である当センターでは、20年以上の経験を持つカルチャー・ディレクターのルアナ・メイトランドからフラやウクレレのレッスン、レイやククイナッツのクペエ・ブレスレット作りなどを学ぶことができます。
カメア・ハダーの壁画「I Ka Wa Ma Mua, Ka Wa Ma Hope」
カルチャー・センターの近くには、印象的な肖像画家として有名なハワイ出身のカメア・ハダーが手掛けた壁画「I Ka Wa Ma Mua, Ka Wa Ma Hope(過去があるから未来がある)」が展示されています。
壁画には、ハワイ先住民の作家・詩人・文化史家であるジョン・ドミニス・ホルト4世の曾孫にあたるハナ・カキナミ、ポリネシア航海協会航海士のブルース・ブランケンフェルドの孫にあたるライク・ブランケンフェルド、1932年にスコットハワイを創設したエルマー・スコットの曾孫にあたるスチール・スコット、ミュージシャンでシンガーソングライターでもあったイズラエル・カマカヴィヴォオレの孫にあたるカウェナ・イズラエル・カマカヴィヴォオレといった前世紀に影響力を持った人物の子孫が伝統的なワア(航海カヌー)に乗っている様子が描かれています。ハダーの実の娘であるノヴァ・ハダーもワアのステアリングパドルの近くに描かれています。
カメア・ハダーは、「私たち親や祖父母は、子供たちの未来も彼らが将来どんなカヌーに乗るのかもわかりませんが、次世代もこのアワに乗っているようにみんなが一緒にいることは知っています。この壁画では、伝統的なカヌーと共にそんな前向きな気持ちを表現しました。私たちは、次世代を担う子供たちが私たちの想いを受け継ぎ、より良い未来を創造してくれることを心から願っています」とコメントしています。
ハーブ・カネ・ラウンジとマルケス・ハナレイ・マルザンの作品「Eia Hawaii, He Moku, He Kanaka」
新しくなったハーブ・カネ・ラウンジは、土の質感を取り入れたモダンなデザインへと生まれ変わりました。アーティスト兼歴史家でPVS創立メンバーでもある故ハーブ・カワイヌイ・カネの遺産は何十年にも渡りリゾートの至る所で紹介されてきましたが、新たなラウンジではカーネの原画4点をご覧いただくことができます。絵画はチェックインカウンターまで続くセーリングカヌーの壁画に面して飾られています。
ラウンジにはまた、ファイバーアーティストであるマルケス・ハナレイ・マルザンのユニークな作品「Eia Hawaii, He Moku, He Kanaka (ハワイという島、ハワイという人)」も展示されています。ハワイの島々をモチーフにしたこの作品は繊維が複雑に織り込まれてできており、スティックチャートと呼ばれるマーシャル諸島の海図とハワイの伝統的な結び方から着想を得ています。彼は作品を通して、ハワイにおけるコミュニティのつながり、オセアニアと祖先の絆や永続的な関係、そして文化の進化を表現しています。
海とのつながり
アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートには、海とのつながりを感じるインテリアや海洋環境に対する様々な配慮が施されています。ホテルに到着すると先ず、カヌー・ハレと呼ばれるエントランスでフレンズ・オブ・ホクレア&ハワイロアによって修復された100年前のアウトリガーカヌー「カレレ」をご覧いただけます。その先には、ワイキキの名前の由来である小川をイメージした泡立つ水路に沿って、ハワイ語のフレーズが刻まれた石の小道が続いています。
海とサンゴ礁の保護に取り組むアウトリガーは、海洋科学者でアーティストのイーサン・エステス氏とパートナーシップを結んでいます。エントランスに飾られたひときわ目立つダイヤモンドヘッドの壁画「Coming Home」は、彼がハワイパシフィック大学の海洋ゴミ研究センターと協力して集めた廃棄漁網を再利用して制作したものです。この壁画には、「持続可能な社会の実現に向けて使い捨てプラスチックの消費を減らそう」というメッセージが込められています。壁画の公開後、自然保護活動「アウトリガー・ゾーン(OZONE)」の取り組みの一環として、3,000ドル(約36万5000円)を海洋ゴミ研究センターに寄付しました。
また、ハワイと太平洋の歴史と文化を紹介するハワイ最大の博物館、バーニス・パウアヒ・ビショップ・ミュージアムと提携し、ハワイの歴史的文化財や芸術品を館内各所に展示しています。
アウトリガー・ホテルズ&リゾーツ