【ハワイ島】キラウエア火山噴火に関する最新情報(2023年9月11日 更新)

2023.09.11

ハワイ火山国立公園最新情報

ハワイ時間2023年9月11日(月)現在
ハワイ島キラウエア火山は、ハワイ時間2023年9月10日に山頂カルデラ内で噴火活動が確認されました。今回の噴火はハレマウマウ火口内にとどまっており、11日午前現在、観光への影響及び、周辺地域への影響はありません。

キラウエア火山の警戒レベルは11日、「警告」から「警戒」に引き下げられています。旅行への影響はありませんが、ハワイ火山国立公園の一部立ち入り禁止区域には入らないようにしてください。

ハワイ火山国立公園公式サイト ※ビジターズセンターにて最新情報をご確認ください

ハワイ火山国立公園最新情報

2023年6月7日午前4時44分(日本時間)、USGSハワイ火山観測所は、キラウエア山頂カルデラのハレマウマウ火口内で噴火が開始されたことを示す動きを検出しました。この噴火はハレマウマウ火口内にとどまっており、現時点で公共の安全を脅かすものではありません。また、現時点でハワイへの観光に影響はありません。

公園を訪れる際には、十分な注意を払うようお願いします:
●来場者数が多いため、駐車場には限りがあります。
●標識のある登山道や見晴らしの良い場所を歩いてください。
●安全運転でお願いします。
●現地は気温の変化により肌寒いこともあるので、ジャケットなどがあると便利です。
●キラウエア火山はハワイの人々にとって神聖な場所です。敬意をもって訪れ、溶岩石を持ち帰ったり、植物に触れたりしないでください。

ハワイ火山国立公園最新情報

2020年2月21日現在のハワイ火山国立公園のアクセス可能エリア及びクローズ情報です。
行かれる際は、ビジターズセンターにて最新情報をご確認ください。

<アクセス可能エリア>
•キラウエア・ビジター・センターとブックストア
•チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
•ボルケーノ・ハウス
•ナーフク(サーストンラバーチューブ)
•キラウエア・ミリタリー・キャンプまでのクレーター・リム・ドライブ
•ボルケーノハウスまでのハレマウマウトレイル(クレータリム・トレイル経由)
•デバステーション・トレイル
•スチームベント
•サルファー・バンクス
•キラウエア・イキ・トレイル
•プウ・プアイ展望台
•キラウエア・ミリタリー・キャンプ
•ボルケーノ・ハウスとキラウエア・ミリタリー・キャンプまでのクレーター・リム・トレイル
•ヒリナ・パリまでのカウ・デザート・トレイル(ジャガーミュージアムの西6マイルは閉鎖中)
•キプカプアウル(Bird Park)
•ツリーモールド
•クラナオクアキ・キャンプ場までの、ヒリナ・パリ・ロード(クラナオクアキ・キャンプより先は歩行者及び自転車でのアクセスは可能)
•クラナオクアキ・キャンプ場
•ナマカニパイオ・キャンプ場
•バックカントリー
•マウナロアロード
•マウナロアサミット
•カフクユニット

<閉鎖エリア>
•ジャガーミュージアム
•キラウエア・ミリタリー・キャンプとジャガーミュージアムの間のクレーターリムドライブ
•クラナオクアイキより先のヒリナ・パリ・ロードの車両での通行(歩行者及び自転車は可)
•キラウエア・ミリタリー・キャンプより先のクレーター・リム・トレイル
•イリアヒ・トレイル
•ボルケーノハウスとキラウエア・イキまでのクレーター・リム・トレイル

ハワイ火山国立公園最新情報

2019年5月21日現在のハワイ火山国立公園のアクセス可能エリア及びクローズ情報です。
行かれる際は、ビジターズセンターにて最新情報をご確認ください。

<アクセス可能エリア>
•キラウエア・ビジター・センターとブックストア
•チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
•ボルケーノ・ハウス
•キラウエア・ミリタリー・キャンプまでのクレーター・リム・ドライブ
•ボルケーノハウスまでのハレマウマウトレイル(クレータリム・トレイル経由)
•デバステーション・トレイル
•スチームベント
•サルファー・バンクス
•キラウエア・イキ・トレイル
•プウ・プアイ展望台
•キラウエア・ミリタリー・キャンプ
•ボルケーノ・ハウスとキラウエア・ミリタリー・キャンプまでのクレーター・リム・トレイル
•ヒリナ・パリまでのカウ・デザート・トレイル(ジャガーミュージアムの西6マイルは閉鎖中)
•キプカプアウル(Bird Park)
•ツリーモールド
•クラナオクアキ・キャンプ場までの、ヒリナ・パリ・ロード(クラナオクアキ・キャンプより先は歩行者及び自転車でのアクセスは可能)
•クラナオクアキ・キャンプ場
•ナマカニパイオ・キャンプ場
•バックカントリー
•マウナロアロード
•マウナロアサミット
•カフクユニット

<閉鎖エリア>
•ジャガーミュージアム
•キラウエア・ミリタリー・キャンプとジャガーミュージアムの間のクレーターリムドライブ
•クラナオクアイキより先のヒリナ・パリ・ロードの車両での通行(歩行者及び自転車は可)
•キラウエア・ミリタリー・キャンプより先のクレーター・リム・トレイル
•イリアヒ・トレイル
•ボルケーノハウスとキラウエア・イキまでのクレーター・リム・トレイル
•ナーフク(サーストンラバーチューブ

ハワイ火山国立公園 マップ 引用: ハワイ火山国立公園

ハワイ火山国立公園最新情報(12月18日更新)

2018年9月22日に一部開園したハワイ火山国立公園は約80%のエリアにアクセスすることが可能になりました。アクセス可能な場所はマップでご確認いただけます。

拡大したハレマウマウ火口の様子は11月オープンしたヴォルケーノ・ハウスやスチームベントからご覧いただけます。

また、ハワイ火山国立公園がオープンしたことによって復活したツアーの紹介をしています。

復活したツアー一覧
https://www.allhawaii.jp/article/3378/

アクセス可能なエリア

ハワイ火山国立公園マップ

ハレマウマウ火口の様子

①ケアナカコイ展望台からの景色
②クレーターリムトレイルでのガイドツアー
③ボルケーノハウスからの景色(早朝)
④プウプアイ(Pu‘u Pua‘i)展望台からの景色
⑤スチームベントからの景色(Ranger Talk: Life on the Edge)

ハレマウマウ火口の変化について

5月10日から8月2日までのハレマウマウ火口の変化については以下をご覧ください。

5月10日:ハレマウマウの溶岩湖が消失
5月25-26日:新たな穴がハレマウマウ火口の底に出現
5月29日:キラウエア山頂でおよそ震度5の地震が連日観測され、ハレマウマウ火口の一部が崩壊し始める
8月2日:山頂での崩壊がおさまる

• 噴火前: 噴火活動が始まる前、ハレマウマウ火口の容積は約5.4 – 6千万立方メートル(7 – 7.8千万立方ヤード)

• 噴火後: 現在容積は約8.85億立方メートル(12億立方ヤード) 。周辺のカルデラが崩壊したことにより新たな滑落崖を生み出した

*キラウエア山頂の断面図:青色が噴火前、赤色が噴火後;最大沈下は500メートル以上 (1,600フィート)

写真はアメリカ地質調査所より

追加情報及び注意事項

2018年10月8日にマウナロアロードと、マウナロアトレイルが追加オープンしました。

キラウエア火山は現在も活発に活動しておりますので、ハワイ火山国立公園内では
細心の注意を払って行動してください。

<注意事項>
・駐車場の場所が限られているため、混雑が予想されます。
・立ち入り禁止のエリアは、地震により崖が崩れやすくなっていたり、亀裂が入っている場所や陥没している場所が
 ございます。絶対に入らないようにご注意ください。
・トレイルを歩く場合は、長ズボンと&ハイキング用の靴を着用頂き、トレイルから外れた場所は、歩かないでください。
 また、暗くなってから歩き回らないで下さい。
・ビジターセンターでは飲料水が手に入るようになりましたが、公園内では水道のある場所が少ないため、飲料水や食べ物は
 ご持参下さい。また、トレイルを歩く場合は、水分を多めにご持参下さい。

ハワイ火山国立公園が9月22日に一部開園

ハワイ火山国立公園が、9月22日(土)の午前7時に一部を開園しました。
5月11日(金)に閉園して以来134日ぶりの開園となります。

下記のエリアにアクセスすることが可能です:

  • キラウエア・ビジター・センターとブックストア
  • ヴォルケーノ・ハウス(一部)
  • キラウエア・イキ展望台と駐車場
  • キラウエア・ミリタリー・キャンプまでのクレーター・リム・ドライブ
  • キプカプアウルまでのマウナ・ロア・ロード(キプカプアウ先は歩行者及び自転車でのアクセスは可能)
  • ヴォルケーノ・ハウスとキラウエア・ミリタリー・キャンプまでのクレーター・リム・トレイル
  • スチーム・ベントまでのクレーター・リム・ドライブ
  • サルファー・バンクス・トレイル
  • デバステーション・トレイルとプウ・プアイ駐車場
  • ケアナカコイ・クレーターまでのクレーター・リム・ドライブ (歩行者及び自転車でのアクセスのみ)
  • マウナ・ウルまでのエスケープ・ロード/ハイウェイ11
  • フットプリンツシェルターまでのカウ・デザート・トレイル
  • チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
  • エスケープ・ロードとチェーン・オブ・クレーターズ・ロードまでのクレーター・リム・トレイル
  • プウフルフルまでのマウナ・ウル・トレイル
  • プウロア・ペトログリフ

スチーム・ベントからはハレマウマウ・クレーターやキラウエア・カルデラをご覧いただけます。

公園内には、トイレ・飲料水があります。

ハワイ火山国立公園の一部開園について

ハワイ火山国立公園は、現在修復工事を行っておりますが、9月22日(土)の午前10時から公園の一部を開園することが発表されました。

下記のエリアが9/22から開園する予定です:

  • キラウエア・ビジター・センターとハワイ・パシフィック・パークス・アソシエーションストア(午後5時まで営業)
  • ヴォルケーノ・ハウスとキラウエア・ミリタリー・キャンプ間のクレーター・リム・トレイル
  • サルファー・バンクス・トレイル
  • スチーム・ベントまでのクレーター・リム・ドライブ
  • キラウエア・イキ・展望台と駐車場
  • デバステーション・トレイルとプウ・プアイ
  • ケアナカコイ・クレーターまでのクレーター・リム・ドライブ (歩行者及び自転車でのアクセスのみ)
  • キプカプアウまでのマウナ・ロア・ロード(キプカプアウ先は歩行者及び自転車でのアクセスは可能)
  • ハイウェイ11からの一部のエスケープロード
  • チェーン・オブ・クレーターズ・ロード
  • ヴォルケーノ・アート・ギャラリー及びキラウエア・ミリタリー・キャンプも営業を再開する予定です。ヴォルケーノ・ハウスでは、一部サービスのみが提供される予定です。

また、開園が再開される9月22日(土)はナショナル・パブリック・ランドズデーであるため、無料で入園することができます。

公園内には飲料水がありませんため、お持ち込みいただくことをおすすめ致します。

ハワイ島キラウエア火山に関する情報(2018年8月28日)

8月17日時点で、ハワイ火山観測所/米国地質調査所は、キラウエア火山の活動が減少していることから警戒レベルを監視レベルに引き下げました。キラウエア山頂及びプナ南地区に位置する東リフトゾーンでの活動が減少したことを示しています。

また、ハワイ火山国立公園は、キラウエア山頂での地震や水蒸気誘発型の爆発の休止が続く限り、9月22日までに公園の一部をオープンすることを発表しました。
開園時間は限られ、訪問できるエリアは詳細は決まっておりませんが、安全に訪問できるエリアに限られます。

詳細は以下よりご覧ください。
https://www.hawaiitourismauthority.org/media/2477/2018-08-21-park-sets-goal-of-sept-22-for-partial-reopening.pdf

ハワイ州観光局からのお知らせ(2018年8月2日)

ハワイ州観光局はハワイ島の基本情報からキラウエア火山、現在のハワイ島の状況についてをまとめた「ハワイ島ファクトブック」を制作しました。また、2018年6月に撮影したハワイ島で暮らす人たちからのメッセージ動画を公開しました。

ハワイ島ファクトブック

Message From the Island of Hawai‘i ~ハワイ島からのメッセージ~

ハワイ島キラウエア火山に関する情報(2018年7月17日)

火山溶岩により観光ボートツアー参加者23名が負傷 ハワイ州と連邦局が調査中

ハワイ現地時間7月16日午前6時頃、ハワイ州ハワイ島でキラウエア火山噴火の様子を見学する観光ツアーの催行中、ツアーボートにキラウエア火山の噴石が落下し、溶岩によってツアーボートの屋根に穴があき、23名が負傷しました。現在、ハワイ保全資源執行部(DOCARE)とアメリカ沿岸警備隊が調査を行っています。
詳細は、調査終了後に発表となる予定です。

カポホエリアでオーシャンツアーを催行する際は、ハワイ州環境資源局(DLNR)の許可が必要とされ、今回のツアーを催行していた業者は、カポホエリアでのツアー催行許可及び、現在オーシャンエントリーが発生している場所から約3.37km(2.1マイル)の場所にあるポホキ・ボート・ランプ(船着き場)から、さらに離れたワイロア港へ発着港を変更、同港を使用する許可も得ていたということです。

アメリカ沿岸警備隊からはオーシャンエントリーが発生しているすべての場所から最低300メートル離れるように指示が出されておりました。

ハワイ島キラウエア火山に関する情報(2018年6月28日)

ハワイ島キラウエア火山に関する情報をまとめた資料が公開されました。キラウエア火山と溶岩について、旅行に関して、溶岩を見れるツアーなどの情報をご覧いただけます。

ハワイ島キラウエア火山に関する情報のダウンロード

米国環境保護庁による大気状況を確認できるインタラクティブサイト公開 (2018年6月10日 12:00 更新)

米国環境保護庁による大気状況を確認できるインタラクティブサイトが公開されました。同サイトは、米国環境保護庁、米国保険省、ハワイ郡民間防衛、米国地質調査、NPS、および米国連邦緊急事態管理庁の協力のもと更新管理されています。

インタラクティブサイトでは、二酸化硫黄(SO2)と硫化水素(H2S)に関するリアルタイムのデータを元に、火山ガスに関する情報を位置情報とともに表示しています。また、有害ガス発生のハワイ郡の3色で示す避難勧告システムとも連動しています。青色は低レベル、黄色は中程度、赤色は高レベルを示しています。

インタラクティブサイトは、下記サイトと共に、公的な大気の質データソースとして使用できます。

  • 大気の粒子状物質(PM2.5)レベルに関する情報は www.airnow.gov/ から確認できます。

  • 短期的な二酸化硫黄(SO2)レベルは、www.hiso2index.info から確認できます。

  • vogに関する情報は、Vog Information Dashboard(https://vog.ivhhn.org ) から確認できます。

2018年6月8日 14:00 更新

本日、ハワイ州知事デービット・イゲならびにハワイ・ツーリズム・オーソリティは、キラウエア火山噴火によって、5月4 日からハワイ島のヒロ・コナ港への寄港を中止していたノルウェージャンクルーズライン“プライドオブアメリカ号”のハワイ島への寄港が来週から再開されることを発表しました。これにより同号は6月12日より毎火曜日にヒロ港へ、6月13日より毎水曜日へコナ港へ通常運航、寄港いたします。

イゲ州知事は「ノルウェージャンクルーズラインがハワイ島への寄港を再開することに大変嬉しく思います。」と述べています。またハワイ・ツーリズム・オーソリティのプリジデント兼CEO、ジョージ・シゲティも「ハワイのクルーズ体験を楽しみにされている旅行者の皆様は、ハワイ島に寄港できることを心待ちにされていたかと思います。ハワイ諸島の多様な自然環境の魅力を是非お楽しみ頂きたいです。」と述べています。

空港、宿泊施設、各種アクティビティーについて
• ハワイ島内全空港は通常通り開港しております。
• 宿泊施設、各種アクティビティー、及びアトラクションも、被害地域を除き全て通常通り営業しております。
• ノルウェージャンクルーズラインのプライドオブアメリカ号は、6月12日、13日より通常通りコナ・ヒロ港に寄港いたします。
• プナ地区周辺の宿泊施設やアクティビティーを既にご予約されている方は、予約先業者に直接最新情報をお問合せ下さい。
• プナ地区の制限区域内にてバケーションレンタルをご予約されている方は、別エリアへのご予約変更をされるようご案内しております。

2018年5月30日 5:00更新

キラウエア火山の噴出物質について、ハワイへの訪問者が不安を抱えていることを受け、ハワイ州知事デービッド・イゲならびにハワイ州衛生局長バージニア・プレスラー博が、5月25日(ハワイ時間)に、「ハワイ諸島の大気は安全であり、ご旅行の計画を躊躇される必要はない」との声明を発表しました。

プレスラー博士は次のように述べております。
「ハワイ諸島の大部分において大気の汚染はなく、衛生上問題はありません。オアフ島、マウイ島、モロカイ島、ラナイ島およびカウアイ島にはキラウエア火山の噴出物質による影響は全くありません。ハワイ諸島は、全体を通して天候がよく、貿易風がいたるところに吹いておりますので、快適なご旅行を楽しんでいただけることでしょう。もちろんハワイ島のヒロ、パホア、コナおよびコハラコーストも同様です。

皆様に注意を払っていただきたいのは、ハワイ島で溶岩が流れているプナ南地区およびそこから吹く風下地域です。特に、呼吸器系の疾患がある方はお気をつけください。現在ヴォグが大量に発生しており、キラウエア山頂からの火山灰の噴煙(プルーム)も時折起こっております。これによりハワイ島南東部の地域には影響が出ております。ヒロ以南の観光地では、常に最新の大気情報をご確認ください。特に風の状態が変わった際にはお気をつけてください。幸運なことに、貿易風が吹いている間はヴォグや火山灰は、通常南西方向に流れ、ハワイ諸島から離れ、海上に移動します。」

イゲ州知事は次のように述べています。
「ハワイの大気の状態は、科学者、気象学者およびハワイ州衛生局により引き続き慎重に監視されております。これら専門家の報告によると、ハワイ諸島の大気の状態は、被害地域を除き、住民ならびに旅行者の皆様にとっても安全です。

皆様がご心配されている主な事柄として、レイズの影響とプナ地熱発電事業への影響の二点があります。レイズに関しては、現在起こっているように溶岩が海面に流れ込んだ際に発生する自然現象であり、過去35年の間にもたびたび発生してきました。これは新たな大地を生み生命を育てるための自然の摂理です。レイズは溶岩が海面に到達する場所周辺のみで起こる現象であり、その場所に近寄らない限り人体に影響はありません。
プナ地熱発電ベンチャー事業所では、溶岩が近くを流れるリスクから守るために州政府として直接的な関与をしています。地域コミュニティーおよび住民の皆様の安全を守り、不安を減らすために地下の地熱貯留層をふさぎ、固定しました。
大切なのは、旅行者の皆様に、キラウエア火山の噴火を心配し、ハワイ諸島へのご旅行を控える必要はないことをご理解いただくことです。
ハワイを訪れる皆様は、ハワイで、自然の美しさやアロハ精神、心からの温かいおもてなしを楽しんでいただけるでしょう。ご旅行を控えていただかなければならないエリアは、現在も噴火が続いているプナ南部地域のみです。」

ハワイ・ツーリズム・オーソリティのプレジデント&CEO ジョージ・シゲティ氏もイゲ州知事と同様にハワイへのご旅行を歓迎し、旅行者の皆様をお待ちしております。
「キラウエア火山の活動が活発な現状で、ハワイ諸島へのご旅行に関して心配されている方がいらっしゃるとは思いますが、連邦政府、州政府や市郡各自治体関係各所が、現状に関して信頼できる正確な情報を提供しております。これらの情報をご確認いただくことで、ハワイですばらしい夏の旅行を安心して楽しむことができると確信していただけるでしょう。」

キラウエア火山は、1983年より活動を続けており、ハワイで最も人気の高い観光名所です。ハワイ火山国立公園の大部分は、現在の火山活動により一時的に閉鎖しておりますが、長年にわたり、地元民から旅行者まで、多くの皆様が自然の驚異に魅かれ、ツアー参加や個人旅行で、ハワイ火山国立公園を訪問いただいております。

ハワイ諸島の大気状況に関する最新情報は、ハワイ州各省庁共同ヴォグ情報ダッシュボードでご確認ください。 http://www.ivhhn.org/vog/

観光関連の最新情報はハワイ・ツーリズム・オーソリティからのお知らせをご参照ください。
http://www.hawaiitourismauthority.org/news/special-alert/

ハワイ島への観光に関するご質問はハワイ州観光局(03-5213-4643)までお問合せください。

2018年5月24日 13:30 更新

米国地質調査所国立公園サービスは、2018年5月23日(ハワイ時間午前11時)にイエローストーン火山観測所、火山ハザードプログラムの副責任である科学者ウェンディ・ストーボル博士が次のように述べたことを発表いたしました。
「昨夜パホアで開かれた地域ミーティングに参加した際に、大変印象に残ったことは、このような状況下でも、人々が通常通り食料品の買い物ができることです。そして、噴出する溶岩によって、空が通常とは異なる色に染まり、一部地域で、影響を与えているということです。しかしながら、火山噴火によってハワイ島への訪問を取りやめる必要はございません。火山活動による影響は、ハワイ島東端のごく一部の限られた地域のみで起こっている事であり、美しいビーチや余暇を楽しむためにハワイ島を訪れることにはまったく影響はありませんのでご安心ください。

レイズと呼ばれる溶岩性煙霧について人々の認識に誤解を呼んでいるようですが、現在発生している煙霧は、プウオオ火口噴火時に発生したものと同様であり、噴火当時は特に問題視されておりませんでした。この影響は、非常に局地化されており、発生地近くの地域にのみで見られる現象です。ハワイ島全土や他の地域に流れるものではありません。そのため、こちらを懸念して旅行をキャンセルする必要はございません。」

• ハワイ島へご旅行される皆様は、ご旅行先を変更頂く心配はございません。
• ハワイ諸島へ離発着するすべてのフライトは通常通り運航されております。
• 宿泊施設、各種アクティビティー、及びアトラクションも、プナ地区の被害地域を除きハワイ島全域において通常通り営業しております。
• ハワイ島東側の島に位置する東リフトゾーンに沿った遠隔地とキラウエア山頂および周辺地域を除いて、ハワイ諸島へのキラウエア火山の活動による影響はございません。
• 南東部リフトゾーンより約64km離れたハワイ火山国立公園内に位置するハレマウマウ火口から噴出している火山灰や蒸気は、常時監視されております。これは岩石がクレーターに落ち込み、マグマと地下水の相互作用によって起こる自然現象です。
• キラウエア火山は地球上でも最も活発な火山のひとつであり、過去35年間に渡り噴火し続けています。
o VOG(ヴォグ):火山霧の濃度は、火山活動のレベルおよび風向き、風力に左右されます。
o SO2: 二酸化硫黄(亜硫酸ガス)
o 火山灰:水蒸気誘発型の噴火により発生します。
o レイズ:溶岩煙霧 (lava haze) の略語で、溶岩が海に達した際に、海水が沸き立つ溶岩により沸騰し発生する副産物です。これにより、海面到達地点で局所的に海水が凝縮されて出来た蒸気や塩酸ガスおよびガラス微粒子により構成される白い煙霧が起こります。

最新情報

キラウエア山頂の火山活動
ハワイ火山国立公園のキラウエアカルデラ内に位置するハレマウマウ火口で水蒸気誘発型の爆発が起こっております。これはマグマにより熱した地下水が生む蒸気とクレーター内に落ちた岩石が誘因で起こる自然現象です。この現象により、火山灰雲が発生し、ハワイ島南西部上空を漂い、陸から離れ海に向かって霧散します。

火山灰から身を守る為に
• 目や呼吸器系に影響を及ぼす可能性があるため火山灰を浴びすぎないようご注意ください。
• 呼吸器系に問題がある方は火山灰を吸わないよう特にご注意ください。
• 火山灰が降灰する場所では窓を閉め、屋内にご滞在ください。
• お車をご利用の場合、窓を閉め、運転には十分にご注意ください。
• 現時点で道路閉鎖等は行われておりません。

火山灰に関する詳細情報は以下のサイトをご参照ください。
https://bit.ly/2IjIqBV.

キラウエア火山(ハワイ島南部リフトゾーン)
ハワイ火山観測所では、現地調査員が引き続き活動を監視しております。プナ南地区に位置する東リフトゾーンの南側で警戒ベル中程度の噴火が報告されております。5月20日から週末にかけて、海に流れ出る溶岩によりレイズが発生しております。レイズとは、溶岩煙霧 (lava haze) の略語で、溶岩が海に達したときに海水が沸き立つ溶岩により沸騰し発生する副産物です。これにより、海面到達地点で局所的に海水が凝縮されて出来た蒸気や塩酸ガスおよびガラス微粒子により構成される白い煙霧が起こります。

ハワイ火山国立公園からの発表
5月23日時点で、公園メインゲートより車で約1時間南下した場所に位置するカフクユニットは水曜日から日曜日の週5日午前9時から午後3時までオープンしています。入園料は無料です。
ヒロのダウンタウンにあるモクパーパパ・ディスカバリーセンターでは、火曜日から土曜日の間、国立公園のレンジャーが教育プログラムや最新情報を提供しております。
ハワイ火山国立公園の緊急時対策管理者からのお願いです。ハイウエイ11号線でお車をご利用になる際は、スピードを落とし十分に注意し、運転をお願いいたします。特にマイルマーカー28と29の間及びピイマウナロードでは、5月16日の地震の影響でできた道路の亀裂により地面に起伏が生じておりますので、くれぐれもお気をつけください。緊急時以外で、公園敷地内のハイウェイ11号線で煙霧を見るためなどの目的で路肩に駐車することは禁じられております。

ハワイ火山国立公園の最新情報は以下サイトをご参照ください。
https://www.nps.gov/havo/planyourvisit/lava2.htm.

ハワイ防災当局 噴火被害地図
インタラクティブマップは以下サイトをご覧ください。(ページが表示されるまで時間がかかる場合があります)
https://goo.gl/i7RbrB

空港、宿泊施設、各種アクティビティーについて
• ハワイ島内全空港は通常通り開港しております。
• 宿泊施設、各種アクティビティー、及びアトラクションも、被害地域を除き全て通常通り営業しております。
• ノルウェージャンクルーズラインのプライドオブアメリカ号は、5月30日水曜日にコナに寄港しますが、5月29日に予定されていたヒロ港への入港は中止となりました。
• プナ地区周辺の宿泊施設やアクティビティーを既にご予約されている方は、予約先業者に直接最新情報をお問合せ下さい。
• 5月12日時点で、プナ地区の制限区域内にてバケーションレンタルをご予約されている方は、別エリアへのご予約変更をされるようご案内しております。

噴火地域 (東リフトゾーン)
• 火山の噴火活動および溶岩が流出しているのはハワイ島東部にあるレイラニエステート、ラニプアガーデン近くの東リフトゾーン沿いで、ハワイ島東部、プナ地区の中でも隔離された25㎢ほどの一部のエリアのみです。(プナ地区全体の面積は約1,295㎢、ハワイ島全体の面積は約10,432㎢)
• 観光の中心地で宿泊施設が集中するハワイ島西海岸のコハラ地区やコナ海岸からは約110㎞以上離れており、今回の噴火活動エリアから最も遠い地区となります。
• ハワイ島東部にあるヒロの街も、噴火エリアより32㎞は離れており、キラウエアの活動による影響はございません。
• キラウエア火山は地球上でも最も活発な火山のひとつであり、過去35年間に渡り噴火し続けております。
• ハワイ島の東部から西部にかけては自然の流れを妨げるような地形となっております。

プナ南部地区のバケーションレンタルについて
• プナ南部地区の地域住民に対する災害緊急措置に集中するため、ハワイ防災当局は5月12日付けで、プナ南部でバケーションレンタルを運営するオーナー及びオペレーターにバケーションレンタルの運営を休止するよう要請いたしました。
• プナ南部の立ち入り禁止区域はレイラニエステートからカポホを結ぶハイウェイ132号線およびカポホからカラパナまでのハイウェイ137号線(137号線からプホア黒砂海岸までの分岐路を含む)、パホアからポホイキまでの130号線に囲まれたエリアです。
• 本勧告が解除されるまで、立ち入り禁止区域内にあるバケーションレンタルに宿泊中 / 宿泊予定の方は速やかに該当区域外の滞在先をお探しください。
• 本勧告は、立ち入り禁止区域内でバケーションレンタルを運営するオーナー&オペレーター、バケーションレンタルの斡旋者および現在立ち入り禁止区域内のバケーションレンタルに宿泊中の方、宿泊のご予約がある方が対象となります。

大気への影響
ハワイ諸島全域を通じて大気への影響はございません。但し、溶岩が流出している場所付近に限り二酸化硫黄(亜硫酸ガス)等の有害物質に汚染されている可能性があるため、当局では引き続き大気への影響を監視しています。活火山を有する島ではVOG(ヴォグ)と呼ばれる火山霧が比較的よく発生します。火山霧の濃度は火山活動のレベルおよび風向き、風力に左右されます。

ハワイ州全体の最新の二酸化硫黄(亜硫酸ガス)状況は、以下のサイトをご参照ください。
http://www.hiso2index.info/

州全体の空気質の最新状況はAir Now https://bit.ly/2I33ixdでご確認ください。
(実測および予測データ提供元 ハワイ州保健局環境保健庁)

酸性雨に関する報告
キラウエア火山噴火活動中の酸性雨の人体への影響の重大性に関し、ニュース等で誤解を招くような報道がされております。酸性雨はハワイ島に限らず、世界でも大気中にVOG(ヴォグ)と呼ばれる火山霧が含まれる地域で雨が降ったときに通例的に発生するものです。環境保護庁によると、酸性雨の中を歩いたり、酸性雨が降った湖で泳いだりすることによる人体への影響は、通常の雨の中を歩いたり、酸性雨の影響がない湖で泳いだりした場合とほぼ変わりはないということです。 ハワイ島全域に降る雨の構成要素のデータは全米大気降下物研究支援計画の国内トレンドネットワークにて継続的かつ慎重に監視されています。最新情報はハワイ州保健局関連各機関協力の元提供されている以下のサイトのヴォグ情報ダッシュボードでご確認ください。
https://vog.ivhhn.org/

ハワイ火山国立公園
ハワイ火山国立公園は現在閉鎖されております。園内のカフクユニットに限り、通常通り金曜日から日曜日の午前9時より午後3時まで運営しております。
ハワイ火山国立公園の最新情報は下記サイトにてご確認ください。
https://www.nps.gov/havo/planyourvisit/lava2.htm

また、火山観測の更新情報は下記サイトにてご確認いただけます。
https://on.doi.gov/2r8G4zE

ハワイ島プナ地域へのアクセス
• ハイウェイ130号線132号線および137号線において一部通行止めとなっております。
• レイラニエステートとラニプナガーデン区域には避難勧告が出され、住人、訪問者ともに、必要性のある立ち入り以外は禁止されております。
• プナ南部(カポホ~カラパナ地域)は、火山活動発生の可能性がある地域として警戒を呼びかけております。
• プナ南部上空全域で一時的に飛行制限が設けられ、エリア内のドローンは没収されます。
• その他注意喚起がないエリアでは通常通りの営業が行われています。車両を運転される方は慎重を期し、交通量が増加する可能性があることもご理解ください。
• ハワイ州土地自然資源局(DLNR)州立公園管理部門は、ラバ・ツリー・ステート・モニュメントおよびマッケンジー州立保養地を一時的に閉鎖しております。
• プナ南部にあるすべてのビーチパーク(ポホイキボートランプ含む)は閉鎖しております。
• ハワイ郡政府は、安全のためカラパナ溶岩見学エリアを一時的に閉鎖しております。

ハワイの火山について
ハワイの火山の噴火は、通常非爆発性もしくは弱爆発性であり、火山学者の間ではハワイ式噴火という言葉は、溶岩の流動性が高く、地下でも噴火時にも連続的に流れ出るが比較的穏やかな傾向にある噴火の代名詞として用いられております。

ハワイ式噴火についての詳しい情報は以下のサイトをご参照ください
https://pubs.usgs.gov/gip/hawaii/page26.html

ハワイ島への観光に関するご質問はハワイ州観光局(03-5213-4643)までお問合せください。

【お役立ちリンク】

ハワイ郡防災情報
http://www.hawaiicounty.gov/active-alerts

ハワイ郡噴火地図
https://goo.gl/i7RbrB

ハワイ火山観測所 /米国地質調査所
https://on.doi.gov/2FEPVBm
(火山最新情報: https://on.doi.gov/2r8G4zE)

ハワイ火山国立公園
https://www.nps.gov/havo/planyourvisit/lava2.htm

火山灰情報
https://bit.ly/2IjIqBV

SO2 Measurement Map – Department of Health
http://www.hiso2index.info

大気品質調査/ Air Now
https://bit.ly/2I33ixd

ハワイ州保健局関連各機関合同火山霧情報ダッシュボード
http://www.ivhhn.org/vog/

ハワイ式噴火
https://pubs.usgs.gov/gip/hawaii/page26.html

ナ・レオTV Na Leo TV (video media briefs)
http://naleo.tv/vod/

観光関連最新情報
ハワイ・ツーリズム・オーソリティからのお知らせ

http://www.hawaiitourismauthority.org/news/special-alert/

お電話でのお問合せ
ハワイ島への観光に関するご質問はハワイ州観光局(03-5213-4643)までお問合せください。

2018年5月22日 15:00 更新

ハワイ州知事 デービッド・イゲからの声明
「ハワイ諸島へのご旅行は安全です」

ハワイ島の溶岩流出や新たな亀裂、火山灰などのドラマチックな映像が日々配信されておりますが、ハワイ州知事デービッド・イゲはキラウエア火山の状態は、非常に注意深く監視を続けており、「ハワイ諸島へのご旅行は安全です」というメッセージを世界に向けて発表致しました。

イゲ州知事はまた、次のようにも述べております。「私達のチームでは、科学者、地質学者、気象学者および健康分野各々の専門家が常時監視を行ない、その活動をアメリカ合衆国連邦政府、ハワイ州政府および各市郡自治体の緊急対策部門と警察が一丸となって24時間体制でサポートしております。彼らは、キラウエア火山の活動を継続的に注意深く調査しており、明確で慎重なアドバイスを提供することで公共の安全と情報開示を図っております。」

「現在のような状況下では、現地専門家の報告やアドバイスに従ってください。 専門家によると避難勧告地域外での火山噴火による危険及び、津波の可能性もありません。大気の状態も精密に調査され、火山活動が見られる地域内のみ注意が必要です。」

「最も心配されるのは被害地域の住民の皆様です。現行の火山活動に対処し、可能な限り平常どおりの生活を続けられるよう政府各局よりできる限りの支援をさせていただきます。」

「ハワイへご旅行される皆様におかれましては、ハワイ島以外のオアフ島、マウイ島、モロカイ島、ラナイ島、およびカウアイ島では火山活動の影響は皆無であり、ハワイの美しい島々の魅力をご期待通り存分に楽しんでいただけますので、安心してご旅行の計画をなさってください。」

ハワイ州全体を通して通常通りビジネスは営業しております。ハワイにお越しの皆様が楽しみにしてくださる美しい風景をはじめ、アロハの心と温かいおもてなしで皆様をお迎え致します。ハワイ島のヒロ、パホア、コナおよびコハラコーストも同様です。ご旅行を避けていただかなければならないのは、噴火が続いているプナ南部地域のみです。

ハワイ・ツーリズム・オーソリティのプレジデント&CEO ジョージ・シゲティは、次のように述べております。「まもなく夏の観光シーズンが始まりますが、ハワイ諸島でのキラウエア火山の活動による影響はないので、ご旅行を遅らせる必要はございません。また、ハワイへの航空便数は過去最多となっており、ハワイの島々を楽しんでいただける宿泊先やアクティビティに関しても豊富な選択肢を取り揃えております。」

キラウエア火山は1983年より活動を続けており、ハワイで最も人気の高い観光名所です。長年にわたり、地元民から旅行者まで、多くの方々が自然の驚異に魅かれ、ハワイ火山国立公園を訪れております。現在ハワイ火山国立公園は大部分が一時的に閉鎖しております。

キラウエア火山の最新情報に関しては下記の各サイトをご参照ください。

ハワイ郡防災情報: http://www.hawaiicounty.gov/active-alerts
ハワイ郡噴火地図: https://goo.gl/i7RbrB
ハワイ火山観測所 /米国地質調査所: https://on.doi.gov/2FEPVBm
火山最新情報: https://on.doi.gov/2r8G4zE
SO2 測定地図 : ハワイ州保健局: http://www.hiso2index.info
大気品質調査/ エアーナウ: https://bit.ly/2I33ixd
ハワイ州保健局関連各機関合同火山霧情報ダッシュボード: http://www.ivhhn.org/vog/

観光関連最新情報:
ハワイ・ツーリズム・オーソリティからのお知らせ: http://www.hawaiitourismauthority.org/news/special-alert/

お電話でのお問合せ
ハワイへの観光に関するご質問はハワイ州観光局 03-5213-4643にお電話ください。

2018年5月18日 18:00 更新

ハワイ島東部における火山噴火についての報道が連日続いておりますが、ハワイ島観光局局長ロス・バーチによりますと、今回の火山噴火による観光への影響は現在の所なく、ハワイ島へご旅行される皆様はご旅行先を変更頂く心配はございません。

ハワイ島の現在の状況

  • ハワイ諸島へ離発着するすべてのフライトは通常通り運航されております。
  • 宿泊施設および各種アクティビティーは被害地域を除き全て通常通り営業しております。
  • キラウエア火山の噴火による被害が発生しているのは、ハワイ島東部の市街地から離れた一部の地域のみです。
    ハレマウマウ火口からの火山灰や蒸気の噴出は、ハワイ火山国立公園(東南部から約40マイル範囲)内で発生しております。これは噴火により岩がクレーター内に落下することによって起こる自然現象です。
  • 大気への影響については、引き続き大きな影響はございませんが、ハワイ島の噴火活動が行われている付近に限り、二酸化硫黄(亜硫酸ガス)並びに多少の降灰が発生する可能性があります。当局では引き続き大気への影響を監視してまいります。

噴火活動が行われている場所の詳細は以下の地図をご確認ください。
http://files.constantcontact.com/27cba8a8501/81564e9e-79ed-4fbc-99bb-a71e8ee35271.pdf

ハワイ時間5月17日現在のキラウエア火山活動状況

ハワイ時間2018年5月17日午前4時17分時点でハレマウマウ火口から噴出している火山灰や蒸気は、火山灰雲として北東へと流れております。キラウエア山頂から火山灰が放出され、カウ地区、ボルケーノ地区、マウンテンビュー地区、ケアアウ地区、そしてヒロまで達する可能性がございます。現在の所ハワイ島の南部エリアで影響がでている状況です。詳しくは以下参照ください。

火山灰から身を守る為に

  • 目や呼吸器系に影響を及ぼす可能性があるため火山灰を浴びすぎないようご注意ください。
  • 呼吸器系に問題がある方は火山灰を吸わないよう特にご注意ください。
  • 火山灰が降灰する場所では窓を閉め、屋内にご滞在ください。
  • お車をご利用の場合、窓を閉め、運転には十分にご注意ください。
  • 現時点で道路閉鎖等は行われておりません。

火山灰に関する詳細情報は以下のサイトをご参照ください。
https://bit.ly/2IjIqBV.

ハワイ火山国立公園からの発表

ハワイ火山国立公園では、ハイウェイ11号線を運転される方へ、特に公園入口看板のある28と29マイル表示サイン間およびピイ・マウナロードには5月16日に発生した地震の影響でひび割れがございますので、運転には十分にご注意ください。また、緊急時の道路脇での停車以外に、噴火活動を見るために路上停車することは禁止しております。

ハワイ火山国立公園の最新情報は以下サイトをご参照ください。
https://www.nps.gov/havo/planyourvisit/lava2.htm.

ハワイ防災当局 噴火被害地図
インタラクティブマップは以下サイトをご覧ください。(ページが表示されるまで時間がかかる場合があります)
https://goo.gl/i7RbrB

空港、宿泊施設、各種アクティビティーについて

  • ハワイ島内全空港は通常通り開港しております。
  • 宿泊施設、各種アクティビティー、及びアトラクションも、被害地域を除き全て通常通り営業しております。
  • プナ地区周辺の宿泊施設やアクティビティーを既にご予約されている方は、予約先業者に直接最新情報をお問合せ下さい。
  • 5月12日時点で、プナ地区の制限区域内にてバケーションレンタルをご予約されている方は、別エリアへのご予約変更をされるようご案内しております。

噴火地域 (東リフトゾーン)

  • 火山の噴火活動および溶岩が流出しているのはハワイ島東部にあるレイラニエステート、ラニプアガーデン近くの東リフトゾーン沿いで、ハワイ島東部、プナ地区の中でも隔離された25㎢ほどの一部のエリアのみです。(プナ地区全体の面積は約1,295㎢、ハワイ島全体の面積は約10,432㎢)
  • 観光の中心地で宿泊施設が集中するハワイ島西海岸のコハラ地区やコナ海岸からは約110㎞以上離れており、今回の噴火活動エリアから最も遠い地区となります。
  • ハワイ島東部にあるヒロの街も、噴火エリアより32㎞は離れており、キラウエアの活動による影響はございません。
  • キラウエア火山は地球上でも最も活発な火山のひとつであり、過去35年間に渡り噴火し続けております。
  • ハワイ島の東部から西部にかけては自然の流れを妨げるような地形になっております。

プナ南部地区のバケーションレンタルについて

  • プナ南部地区の地域住民に対する災害緊急措置に集中するため、ハワイ防災当局は5月12日付けで、プナ南部でバケーションレンタルを運営するオーナー及びオペレーターにバケーションレンタルの運営を休止するよう要請しました。
  • プナ南部の立ち入り禁止区域はレイラニエステートからカポホを結ぶハイウェイ132号線およびカポホからカラパナまでのハイウェイ137号線(137号線からプホア黒砂海岸までの分岐路を含む)、パホアからポホイキまでの130号線に囲まれたエリアです。
  • 本勧告が解除されるまで、立ち入り禁止区域内にあるバケーションレンタルに宿泊中 / 宿泊予定の方は速やかに該当区域外の滞在先をお探しください。
  • 本勧告は、立ち入り禁止区域内でバケーションレンタルを運営するオーナー&オペレーター、バケーションレンタルの斡旋者および現在立ち入り禁止区域内のバケーションレンタルに宿泊中の方、宿泊のご予約がある方が対象となります。

大気への影響

ハワイ諸島全域を通じて大気への影響はございません。但し、溶岩が流出している場所付近に限り二酸化硫黄(亜硫酸ガス)等の有害物質に汚染されている可能性があるため、当局では引き続き大気への影響を監視しております。活火山を有する島ではVOG(ヴォグ)と呼ばれる火山霧が比較的よく発生します。火山霧の濃度は火山活動のレベルおよび風向き、風力に左右されます。

ハワイ州全体の最新の二酸化硫黄(亜硫酸ガス)状況は、以下のサイトをご参照ください。
http://www.hiso2index.info/

州全体の空気質の最新状況はAir Now https://bit.ly/2I33ixd でご確認ください。
(実測および予測データ提供元 ハワイ州保健局環境保健庁)

酸性雨に関する報告

キラウエア火山噴火活動中の酸性雨の人体への影響の重大性に関し、ニュース等で誤解を招くような報道がされております。酸性雨はハワイ島に限らず、世界でも大気中にVOG(ヴォグ)と呼ばれる火山霧が含まれる地域で雨が降ったときに通例的に発生するものです。環境保護庁によると、酸性雨の中を歩いたり、酸性雨が降った湖で泳いだりすることによる人体への影響は、通常の雨の中を歩いたり、酸性雨の影響がない湖で泳いだりした場合とほぼ変わりはないということです。 ハワイ島全域に降る雨の構成要素のデータは全米大気降下物研究支援計画の国内トレンドネットワークにて継続的かつ慎重に監視しております。最新情報はハワイ州保健局関連各機関協力の元提供されている以下のサイトのヴォグ情報ダッシュボードでご確認ください。
www.ivhhn.org/vog/

ハワイ火山国立公園

ハワイ火山国立公園は現在閉鎖されています。園内のカフクユニットに限り、通常通り金曜日から日曜日の午前9時より午後3時まで運営しています。
ハワイ火山国立公園の最新情報は下記サイトにてご確認ください。
https://www.nps.gov/havo/planyourvisit/lava2.htm

また、火山観測の更新情報は下記サイトにてご確認いただけます。
https://on.doi.gov/2r8G4zE

ハワイ島プナ地域へのアクセス

  • ハイウェイ130号線132号線および137号線において一部通行止め。
  • レイラニエステートとラニプナガーデン区域には避難勧告が出され、住人、訪問者ともに、必要性のある立ち入り以外は禁止。
  • プナ南部(カポホ~カラパナ地域)は、火山活動発生の可能性がある地域として警戒を呼びかけております。
  • プナ南部上空全域で一時的に飛行制限が設けられ、エリア内のドローンは没収されます
  • その他注意喚起がないエリアでは通常通りの営業が行われております。車両を運転される方は慎重を期し、交通量が増加する可能性があることもご理解ください。
  • ハワイ州土地自然資源局(DLNR)州立公園管理部門は、ラバ・ツリー・ステート・モニュメントおよびマッケンジー州立保養地を一時的に閉鎖。
  • プナ南部にあるすべてのビーチパーク(ポホイキボートランプ含む)は閉鎖。
  • ハワイ郡政府は、安全のためカラパナ溶岩見学エリアを一時的に閉鎖。

ハワイの火山について

ハワイの火山の噴火は通常非爆発性もしくは弱爆発性であり、火山学者の間ではハワイ式噴火という言葉は、溶岩の流動性が高く、地下でも噴火時にも連続的に流れ出るが比較的穏やかな傾向にある噴火の代名詞として用いられております。

ハワイ式噴火についての詳しい情報は以下のサイトをご参照ください
https://pubs.usgs.gov/gip/hawaii/page26.html

2018年5月15日 16:00更新

ハワイ島東部における火山噴火についての報道が続いておりますが、「ハワイ島へご旅行される皆様への観光の影響は現在の所なく、ご旅行先を変更頂く心配はございません。」とハワイ島観光局局長ロス・バーチが述べております。

ハワイ島西部、ケアホレにあるエリソン・オニヅカ・コナ国際空港や東部にあるヒロ国際空港のすべてのフライトは通常通り運行されています。またハワイ島内の宿泊施設およびアクティビティーなども同様に、通常通り運営されております。

キラウエア火山の噴火による被害が発生しているのは、ハワイ島東部の市街地から離れた一部の地域のみです。ハワイ島総面積6,482㎢のうち、影響を受けているのはプナ地区のレイラニエステートとラニプナガーデンズ区域の16㎞ほどのエリアのみです。

ハワイ島全域を通じて今回の火山活動による大気への影響はございません。但し、溶岩が流出している場所付近に限り二酸化硫黄(亜硫酸ガス)等の有害物質に汚染されている可能性があるため、当局では引き続き大気への影響を監視しています。

ハワイ防災当局 噴火被害地図

インタラクティブマップはこちらのサイトでご覧ください。(ページが表示されるまで時間がかかる場合があります) https://goo.gl/i7RbrB 

空港、宿泊およびアクティビティーについて

• ハワイ島内全空港は通常通り開港しています。
• 宿泊施設、各種アクティビティーおよびアトラクションも、被害地域を除き全て通常通り営業しています。
• プナ地区周辺の宿泊施設やアクティビティーをすでにご予約されている方は、予約先業者に直接最新情報をお問い合わせ下さい。

噴火地域

• 火山の噴火活動および溶岩流出が見られるのは、ハワイと東部プナ地区の隔離された一部のエリアのみです。
• 観光の中心地で宿泊施設が集中するハワイ島西海岸のコハラ地区やコナ海岸からは160㎞以上も離れており、今回の噴火活動エリアから最も遠い地区となります。
• ハワイ島東部にあるヒロの街も、噴火エリアより32㎞は離れており、キラウエアの活動による影響はございません。
•キラウエア火山は地球上でも最も活発な火山のひとつであり、過去35年間に渡り噴火し続けています。
• ハワイ島の東部から西部にかけては自然の流れを妨げるような地形になっています。
• ハワイ島総面積6,482㎢のうち、影響を受けているのはプナ地区のレイラニエステートとラニプナガーデンズ区域の16㎞ほどのエリアのみです。

大気への影響

ハワイ島全域を通じて今回の火山活動による大気への影響はございません。但し、溶岩が流出している場所付近に限り二酸化硫黄(亜硫酸ガス)等の有害物質に汚染されている可能性があるため、当局では引き続き大気への影響を監視しています。活火山を有する島ではVOG(ヴォグ)と呼ばれる火山霧が比較的よく発生します。火山霧の濃度は火山活動のレベルおよび風向き、風力に左右されます。
火山灰の状況:ハワイ火山国立公園のキラウエア山頂より煙と火山灰の噴煙が放出されています。これにより、灰はカウ地区南部の一部を横切って降灰する原因となっています。現在、パハラタウンからハイウェイ11に沿って降灰が、報告されています。道路の封鎖はされていません。火山灰の情報は下記サイトにてご確認下さい。https://bit.ly/2IjIqBV
ハワイ州全体の最新の二酸化硫黄(亜硫酸ガス)状況は、以下のサイトをご参照ください。http://www.hiso2index.info/.
州全体の空気質の最新状況はAir Now https://bit.ly/2I33ixd でご確認下さい。
(実測および予測データ提供元 ハワイ州保健局環境保健庁)

酸性雨に関する報告

•キラウエア火山噴火活動中の酸性雨の人体への影響の重大性に関し、ニュース等で誤解を招くような報道がされています。酸性雨はハワイ島に限らず、世界でも大気中にVOG(ヴォグ)と呼ばれる火山霧が含まれる地域で雨が降ったときに通例的に発生するものです。
•環境保護庁によると、酸性雨の中を歩いたり、酸性雨が降った湖で泳いだりすることによる人体への影響は、通常の雨の中を歩いたり、酸性雨の影響がない湖で泳いだりした場合とほぼ変わりはないということです。
•ハワイ島全域に降る雨の構成要素のデータは全米大気降下物研究支援計画の国内トレンドネットワークにて継続的かつ慎重に監視しています。
• 最新情報はハワイ州保健局関連各機関協力の元提供されている以下のサイトのヴォグ情報ダッシュボードでご確認ください。www.ivhhn.org/vog/.

ハワイ火山国立公園

ハワイ火山国立公園は現在防災措置としてほぼ全面的に閉園しております。
園内のカフクユニットに限り通常通り金曜日から日曜日の午前9時より午後3時まで運営しています。
公園の最新情報は以下のサイトでご確認ください。https://www.nps.gov/havo/planyourvisit/lava2.htm.

キラウエア山頂:ハワイ式噴火の特徴は非爆発性もしくは弱爆発性ですが、ハレマウマウ火口から放出される溶岩によって煙や噴火堆積物が放出される可能性があります。詳細は下記サイトからご確認下さい。https://on.doi.gov/2r8G4zE

ハワイ島東部のアクセスについて

• ハイウェイ130号線132号線および137号線において一部通行止めが行われています。
•ラニプナガーデン区域へのアクセスは全面的に禁止されています。
•レイラニエステートとラニプナガーデン区域には避難勧告が出されており、住人、訪問者ともに、必要性のある立ち入り以外は禁止されています。
•プナ南部上空全域で一時的に飛行制限が設けられています。エリア内のドローンは没収されます
• 規制エリア内での宿泊およびツアーを予約をされている方は、各施設やツアー催行会社に直接最新情報をお問い合わせください。
• その他注意喚起がないエリアでは通常通りの営業が行われています。車両を運転される方は慎重を期し、交通量が増加する可能性があることもご理解ください。
• ハワイ州土地自然資源局(DLNR)州立公園管理部門は、ラバ・ツリー・ステート・モニュメントおよびマッケンジー州立保養地を一時的に閉鎖しています。
•ハワイ郡政府は、安全のためカラパナ溶岩見学エリアを一時的に閉鎖しています。

2018年5月11日 10:00 更新

現在、ハワイ島東部で発生した火山噴火について多くの報道がされておりますが、ハワイ島西部、ケアホレにあるエリソン・オニヅカ・コナ国際空港や東部にあるヒロ国際空港は通常通り開港されており、現時点で観光への影響はございません。
島内のホテルやアクティビティー等も同様に通常通り運営されています。

キラウエア火山から溶岩が流出しているのは、ハワイ島東海岸のプナ地区の隔離された一部のエリアです。観光地の中心地で宿泊施設が所在するハワイ島西海岸のコハラ地区、コナ海岸からは約110km以上離れておりますので、ハワイ島へご旅行予定の皆様は、ご旅行先を変更いただく心配はございません。

ハワイ島東部へのアクセスについて

• ポホイキロードはレイラニエステートとラニプナガーデン区域の住民の避難経路を確保している為、132号線との分岐点から137号線まで通行止め。避難目的以外で来られる方以外は通行禁止となります。
• 規制エリア内での宿泊予約をされている方、及びツアーアクティビティをご予約されている方は、宿泊施設やツアー催行会社に直接最新情報をお問い合わせください。
• ハワイ現地時間5月10日時点で、ハワイ火山国立公園は一部開園しておりますが、5月11日(金)より閉園となります。
開園しているエリアは以下となります:
o ママラホア・ハイウェイ(11号線)からハワイ火山国立公園の入口を通りジャガー・ミュージアムまでの道路:15時~22時までオープン
(ジャガーミュージアムは20時で閉館。ミュージアム外の展望台は22時までオープン)
o キラウエア・ビジター・センター:9時~17時まで開園
o サルファー バンクス トレイル
o スチーム・ベント駐車場
o クレーター・リム・トレイルはキラウエア展望台からジャガーミュージアムまでのみオープン
o 入口からマウナウル付近の1969溶岩流跡地
o マウナウルからプウフルフル(ナパウ・トレイルはクローズ)
o 11号線からマウナウル(避難路)
o 11号線からキプカプアウルを経てマウナロア展望台まで

• その他注意喚起がないエリアでは通常通りの運営が行われておりますが、お車やバイク等を運転される方は事前に交通情報をご確認ください。
• ハワイ州自然資源局は、ラバ・ツリー・ステート・モニュメントとマッケンジー州立保養地を一時的に閉鎖しています。
• 安全確保の為、カラパナ溶岩見学エリアは一時的に閉鎖しています。

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