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名物ガイドのビッグジンさんインタビュー「大自然からも人からも癒されます」
2018.10.26
ハワイ島のツアーガイド会社「マサシのネイチャースクール」で、ツアーガイドとして働く仁さん。身長が194センチ、足のサイズは33センチという大柄な仁さんは、「ビッグジン」の愛称で多くの観光客に親しまれています。
ハワイに住み始めて20年、また仕事としてはハワイ島のガイド一筋の人生で見えてきた、「ハワイの人と自然の魅力」についてお話しいただきました!

1.ハワイとの不思議な出会い




田中さん:
最初にハワイに行ったきっかけは何だったのでしょうか?

仁さん:
僕は、もともと日本生まれで、高校は農業系、大学は園芸学部に在籍していました。なので、体に似合わず、花とかの研究をしていたんです(笑)そんな学生生活を送っていた時に、大学の掲示板で、アメリカでお金をもらいながら農業研修ができる募集を見つけました。それまでの僕は、アメリカ自体に行ったことがなかったので、「ちょっと行ってみたいな」くらいの軽い気持ちで応募したのです。そしたら、何でか合格してしまって、その農業研修に参加することになったのですが、僕以外の人はアメリカ本土に派遣されたのに、なぜか僕だけハワイだったのですよね(笑)それがハワイに行くことになったきっかけです。

田中さん:
たまたまハワイに派遣されたということですが、どのような内容の研修だったのでしょうか?

仁さん:
一年間という期限付きで、ラン農家に派遣されました。

田中さん:
その一年間のハワイでの研修が楽しかったのですか?

仁さん:
そうですね、研修自体が楽しかったというのはもちろんそうなのですが、なんかハワイの暮らし自体が心地よかったのですよね。それで、すっかりハワイにはまっちゃいました(笑)

田中さん:
研修は期限付きでしたよね?

仁さん:
そうなのです。期限付きの研修だったのですが、研修期間終了後も「もっとハワイにいたい」、「もっとハワイのことを知りたい」と思うようになってしまって・・・それで語学学校に通って英語を勉強したり、コミュニティカレッジに通って、ハワイ語やフラ、ハワイの植物などについて広く学んだりしましたね。それでも飽き足りず、最終的にはハワイ大学に進学しました(笑)そこで火山について学びました。

田中さん:
ハワイ大学を卒業した後に、日本に帰るという選択肢はなかったのですか?

仁さん:
なかったですね(笑)その頃には結構長い期間をハワイで過ごしていたので、「もう日本で満員電車に乗りながら通勤なんてできないな」って思うようになっていました。完全に脳みそがハワイの脳みそになっていました。それで、大学卒業後は、OPTというビザを利用してハワイで働くことになったのですが、その時にツアーガイドの仕事を始めました。それから今まで変わらずずっとツアーガイドの仕事です。日本で農業研修の募集を発見した時、まさかハワイのツアーガイドになってそのまま住み続けるなんて、その当時には想像もつかない将来でしたね(笑)

2.日本人にとても優しいハワイの人々


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田中さん:
もう人生の半分をハワイで過ごされていますが、ハワイの魅力はどこなのでしょうか?

仁さん:
僕は、ハワイ島でツアーガイドをやっているので、ハワイ島での生活がベースの答えになってしまいますが、それは日本では確実に見られないと断言できる大自然。ですが、意外と埋もれがちなのが、ここハワイに住んでいる人々です。イメージはできるかと思うのですが、人がとっても優しくて、温かいのです。それこそ、アロハっていうと分かりやすいかな。小さいことではあるのだけど、カフェやレストランの人が笑顔で挨拶してくれたり、運転しているとさっと道を譲ってくれたり。そんなふとした日々の出会いの中に、優しさとか、温かさを感じるんですよね。日本人は確かに礼儀が正しいし、とても優しい気持ちを持ってはいるのだけど、それを体とか態度とかで表現するのは苦手でしょう?ハワイの人はそれを他人に対しても恥ずかしがらずにするので、こちらとしてはとっても嬉しい気持ちになるんですよね。

田中さん:
分かります。優しさに包まれているような気持ちになりますよね。

仁さん:
そうそう。そのままの自分を優しく包んでくれるわけだから、肩の力を抜いてそのままの自分でいていいんだって思わせてくれるのです。ハワイには、そういう優しい気持ちを持った人がたくさんいるので、大自然からはもちろん、人からも癒されるのがいいところです。

3.奇跡の連続、ハワイの大自然


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田中さん:
仁さんは、ガイドをされる時にカメラを持っていると伺ったのですが、オススメの撮影スポットはありますでしょうか?

仁さん:
難しいですね・・・ハワイ島はどこも撮影に適した島ですからね。個人的に好きなのは火山ですかね。というのも、活火山というのは、今も活動中の火山なわけで、そのタイミングによっていろいろな表情を見せてくれます。それに加えて、天気の条件によっても表情が異なる。だから、初めて訪れた人が撮影をしてもワクワクするし、僕のように何度も火山に足を運んでいる人にとっても日々違った見え方が楽しめるんですよね。そういう意味では、ハワイ島にあるハワイ火山国立公園はカメラを趣味とする人にはオススメの場所ですね。これはハワイ火山国立公園に限らずですが、ハワイ島はどんな人でもプロのカメラマンになれるんじゃないかっていう写真映えする場所が多いので、本当にフォトスポットに恵まれた島だと思いますよ。

田中さん:
(ハワイ火山国立公園にてインタビューを行っている)
そういえば、前にここキラウエアイキに来た時に大きな虹が出たんですよ。本当に感動しました!

仁さん:
それはいいタイミングに来ましたね。今日ここから見えてる景色と、前回の景色は違いますよね?だからガイドも感動するのですよね。毎日表情が違う。
(このインタビュー後の帰りの道中、いきなり空に虹がかかり、仁さんとハワイカメラガールズのメンバーで即席撮影会を行いました)

田中さん:
いつでもどこでもフォトジェニックなんてハワイにいる間はカメラを手放せないですね。素敵なお話をありがとうございます。

仁さん:
こちらこそありがとうございます。
ぜひハワイを楽しんでくださいね!

 

仁さんへのインタビューを通じて、ハワイの人の包み込んでくれるような優しさや、日々違った表情を見せる大自然の美しさなど、ハワイの魅力を教えていただきました。また、ツアーガイド・仁さんのやさしさにも触れることができ、さらにハワイが好きになったように思います。仁さん、ありがとうございました!