２日間に渡るフォードアイランドのラジコン航空ショーでは、本物の航空機やラジコン軍用機が滑走路に集結し、 子ども向けに空からお菓子をまく「キャンディボマー」、体験型モデル、キッズゾーンでは、乗り物、フ ード、飲み物、小売ブース、音楽、エンターテイメント、他アクティビティが満載。格納庫79では多くの航空機に加え、現在修復中の B-17E “スワンプゴースト” やナカジマ製 “ケイト”機も展示。
今年のエアショーでは、「ワーバード・ウエスト 」という、全米でも受賞歴があり有名な米本土のパイロット達が今年も参加し、ジャイアントサイズの航空機を博物館の上空に飛ばす。今年のイベントは 空海の戦いで、太平洋における第 2 次世界大戦の勝敗を決定的に変えるものとなった、ミッドウェイ海戦の 75周年に敬意を表するイベントである。このために行われる上演は、国家の自由を守る飛行機の役割への敬意を表し、革新的な航空機の空中スタントショウ、デモンストレーション、空中戦が行われる。地上では、展示されている航空機を探索する事も出来、パイロットや乗組員とも交流する事が出来る。
イベント開催中は、格納庫79が無料開放され、博物館に展示してあるいくつかの有名な航空機のコックピットに入る事も出来る。格納庫79では1941年12月7日のパールハーバー攻撃時の弾痕が現在においても残っている。格納庫79の中では、ヘリコプターや戦闘機、そして博物館の航空機を復元するのに多忙な1941年から使用していた工場、海軍大尉テッド・シーリー復元工房を見学できる。また F-14トムキャット、F-15 イ ーグル、F-86s、P-40、ミグ15、F-111などの航空機を間近で見学出来るだけではなく、ここでだけでしか見れない、一機だけの“スワンプゴースト” すなわち E-17E「フライングフォートレス」も見学出来る 。
