マラマハワイの企業取り組み:海洋保全

2021.07.16

海の日をきっかけに考える海洋保全

1995年に制定され、1996年から施行された国民の祝日「海の日」。
7月の第3月曜日を海の日として制定。2021年は、祝日移動のため7月22日。
海の日は、海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願うことを趣旨としています。

現在は、SDGsの目標においても、目標14「海の豊かさを守ろう」が掲げられています。地球の表面積の約7割を占める海は、私たちの行動で大きな影響を与えています。

海の日をきっかけに、海洋保全のことについて考えてみませんか?

海を守るハワイの観光関連企業の取り組み

ハワイのアトラクション、トランスポテーションでは、ハワイの海を守るための取り組みとして、ビーチクリーン、サンゴ礁にやさしい日焼け止めの提供、海洋生物の保護、海洋生態の研究といった様々な取組みが行われています。
各企業の取り組み詳細は、下記よりご覧いただけます。

ドルフィン&ユーによる海洋保全

ドルフィン&ユーでは、海に住む生き物たちのために、また、美しいハワイの自然を次世代へと引き継げるように、様々なサステイナブルな活動に取り組んでいます。

◎野生のイルカやウミガメなど海の生き物たちへのマナーに関する指導
◎ハワイアンスピナードルフィンやその他の海洋生物についての知識の提供
◎ハワイの歴史や文化、自然環境についての知識の提供と教育
◎海に散乱しているゴミの回収
◎リサイクル容器回収
◎ボートクルーの技術の向上
◎地元の住民とのコニュニケーション

ロバーツハワイが取り組む海洋生態の調査

ロバーツハワイは、1989年から「Lopaka Reef Foundation」のプロジェクトの下、船を海中に沈め、海洋生態の調査研究を行っています。

その沈船は、海面から約37メートル(123フィート)の奥深い場所に保管し、現在は、沈船内にカメ、魚、サンゴ礁といった多様な海洋生物が生息しています。
海洋生物や豊かな海を次世代に残すために、これらの海洋生物の生態の調査を行っています。

Photo Courtesy of Green Dolphin

マウイ・オーシャン・センター海洋研究所による海の環境を守る活動

ハワイの海は、サンゴ礁やウミガメ、モンクシール、マンタ、イルカ、クジラなど多くの海洋生物にとって大切なホームです。ハワイの海の環境を守るためマウイ島にあるマウイ・オーシャン・センター海洋研究所(MOCMI: Maui Ocean Center Marine Institute)は、下記の3本柱で活動を行っています。

①絶滅の危機に瀕したウミガメの保護プログラムの確立
②希少なハワイ固有のサンゴの培養施設の運営
③海洋科学分野における人材育成のための教育プログラムの提供

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