ジョン・デ・フリーズ (John De Fries)
ハワイ・ツーリズム・オーソリティ 局長 兼 CEO
(President and CEO, Hawai‘i Tourism Authority)
ジョン・デ・フリーズは2020年9月16日、ハワイ・ツーリズム・オーソリティの局長 兼 最高責任者に就任しました。ワイキキで生まれ育ったデ・フリーズは、ハワイの伝統文化を継承する長老たちに育てられ、ハワイアンカルチャーの真髄を受け継ぎました。ネイティブ・ハワイアン・ホスピタリティ協会のエグゼクティブ・ディレクターとして、また、ハワイのホスピタリティと不動産開発業界を専門とするビジネス・コンサルタント業およびプロジェクト管理会社であるネイティブ・サン・ビジネス・グループの社長兼主席顧問を務め、観光およびリゾート開発産業界で40年以上の専門的な経験を重ねてきました。
その他にも、ハワイ島郡調査開発局で、観光、農業、再生可能エネルギーなどの経済成長の振興責任部門を統率した経験を持ち、ハワイ島高級住宅開発会社ホクリアの社長兼CEOも務めました。また、アリゾナ州立大学のジュリー・アン・ライグラリー・グローバル・インスティテュート・オブ・サステナビリティ、エリソン・オニズカ・メモリアル・コミッティ、ビショップミュージアム、ハワイ・グリーン・グロ―ス、フレンズ・オブ・ザ・フューチャー、ケアホレ・センター・オブ・サステナビリティ、クアロア・ランチ・ハワイを含む多くのコミュニティの顧問及び理事も務めてきました。
近年、デ・フリーズは、ダライ・ラマ法王やGoogle Xのラピッドイバリュエーションチームのメンバー、ノルウェー初の女性首相のグロ・ハーレム・ブラントランド氏、著名な弁護士、民主化運動家でありパキスタンの女性運動の第一人者であるヒナ・ジラニ氏、南アフリカ、ケープタウンの名誉デズモンド・ツツ元大主教、ウェリントンのビクトリア大学でマオリ研究の国内初の学部を創設したニュージーランドのシドニー・モコ・ミード博士等などと関わり、持続可能な生活や人権、ネイティブインテリジェンスを採用するなどハワイにおけるリーダーシップの機会を主張する集会にも積極的に参加しています。
(2020年10月現在)