第1回ハワイ・ツーリズム・フォーラム 事後レポート

2021.03.23

日本時間 2021年3月17日(水)に開催した第1回のハワイ・ツーリズム・フォーラムは、「新型コロナウイルスとハワイ州」をテーマに、ハワイ大学 疫病専門家の岡田悠偉人氏を基調講演のスピーカーにお迎えし、ハワイの感染状況、日米の違い、観光再開に向けた今後の見通しについて講演いただきました。

パネルディスカッションでは、全日空(ANA)、日本航空(JAL)、ハワイアン航空(HAL)、ZIPAIR(TZP)からパネリストを迎え、航空会社の新型コロナウイルス対策と観光再開に向けた戦略についてお話いただきました。

さらに、「ニューノーマルな観光:新しい旅の形」と題し、ハワイ旅行業界に従事するホテル、アトラクション、レストラン、トランスポテーションから代表の方にご登壇いただき、ハワイ旅行の新しい旅の形を探求しました。

開催日時:
<日本時間> 2021年3月17日(水)9:00-12:00
<ハワイ時間>2021年3月16日(火)14:00-17:00
開催場所:オンライン(YouTube)
テーマ:新型コロナウイルス感染症

第1回ハワイ・ツーリズム・フォーラムのアーカイブ動画

ハワイ・ツーリズム・フォーラム開催を祝し、ハワイ・ツーリズム・オーソリティー マーケティング&プロダクトデベロップメント バイスプレジデントのパティ・ハーマンから挨拶をさせていただきました。

その後、ハワイ州観光局日本支局長ミツエ・ヴァーレイよりハワイの新型コロナウイルスの状況、ハワイ州観光局のこれまでの取り組み、今後の取り組みについて説明させていただきました。

基調講演:ハワイの新型コロナウイルスの状況について

基調講演として、ハワイ大学岡田教授より「新型コロナウイルスの状況」と「ハワイの今後の見通し」についてご紹介いただきました。

ハワイでは、75歳以上のワクチン接種が完了し、現在第3フェーズとなる65歳以上の方、持病の方を対象に行い、現在までに、全人口の20.1%にあたる47.5万本の接種が完了しています。現在は、変異株とのスピード勝負で急ピッチでワクチン接種を行い、2021年7月には、ワクチン接種率70%以上という集団免疫獲得を行い、「収束」を目指しています。
7月以降は、「持続的感染」の時期として、医療資源の安定化、大きな感染拡大がない状態に入る想定とのことです。また、ホノルルでは、2021年3月15日は、週平均 陽性率0.9%でした。

今後は、
●渡航前PCR検査における日本での指定医療機関の増加
●帰国前PCR検査におけるハワイでの鼻腔検査の追加
●帰国後の14日間の自主隔離の撤廃や大幅な短縮
といったことが課題として挙げられました。

航空会社によるパネルディスカッション

航空各社によるパネルディスカッションでは、ツーリズムプロデューサー兼作家の江藤誠晃氏がモデレーターを務め、航空会社各社の新型コロナウイルスの対策、今後の戦略についてお話いただきました。

全日本空輸株式会社 マーケティング室 宣伝部 部長 江島まゆみ氏
ANAに客室乗務員として入社。乗務経験をもとに客室の安全・サービスや客室乗務員の育成制度の企画を担う。また、ANAグループ社員の採用・研修部署にて、多様な社員が一丸となってANAブランドを体現すべく、ANAグループ社員階層別研修体系を策定、推進した。現在は、マーケティング室宣伝部に在籍し、部長を務めつつ宇宙事業化プロジェクトを兼務。
全世界マーケットにおいて、お一人でも多くのお客様と繋がり、ANAをより身近に感じて頂けるようなコミュニケーションを目指して活動している。


日本航空株式会社 宣伝部 グループ長 小林洋介氏
2010年より路線事業部にて路線収支担当、運賃戦略、レベニューマネジメント戦略策定に従事
2019年4月より商品・サービス企画本部宣伝部企画媒体グループ長に就任
65年以上の歴史をもつJALハワイ線で、常にお客さまの気持ちに寄り添ったコミュニケーションの戦略立案と実行を目指している。


ハワイアン航空 日本支社長 宍戸隆哉氏
2013年6月にハワイアン航空の日本支社長に就任。ハワイアン航空の日本市場のセールスチームを統率し、日本におけるハワイアン航空の統括責任を担う。2020年には日本路線就航10周年を迎え、2010年の羽田-ホノルル線就航以来、関空、新千歳、成田、福岡からハワイへ直行便の運航を開始し日本路線を拡大させた。
ハワイアン航空に入社以前は、26年間アメリカン航空に在籍し、予約・営業部門を経て、日本地区法人営業部長の要職を務めた。


株式会社ZIPAIR Tokyo 企画マーケティング部 部長 長谷川 文彦氏
1996年に日本航空に入社後、主に国際旅客事業に従事、2019年よりZIPAIR Tokyo設立準備に参画し、2020年6月に東京=バンコク線で商業運航を開始、9月に東京=ソウル線、12月に東京=ホノルル線に就航した。
今の時代に合ったサービスクオリティと究極のコストバリューを両立する、NEW BASIC AIRLINEを標榜する。

フリーディスカッション

フリーディスカッションでは、ハワイ州観光局営業部長寺本竜太がモデレーターを務め、ハワイ現地サプライヤーが各カテゴリー(ホテル、アトラクション、レストラン、トランスポテーション)の代表から各社の新型コロナウイルスの対策、取り組みについて紹介しました。

アウトリガー・ホテルズ&リゾーツの安全衛生ビデオ

クアロア・ランチ・ハワイの安全衛生ビデオ

アウトリガー・ホテルズ&リゾーツ
日本地区―セールス&マーケティング 本部長 古島歌子氏

アウトリガー・ホテルズ&リゾーツの日本地区における、営業およびマーケティング活動全般を担当。
ハワイ生まれのリゾートカンパニーの特性を生かし、日本市場でのシェア拡大を目指した営業活動と、ハワイ旅行市場におけるアウトリガーブランドの認知度向上を図るべく、PRマーケティング活動に従事。
また、ハワイ旅行促進のための活動を日本地区で行う機関で、ハワイの観光関連企業70社以上で構成されるハワイ会ジャパンの会長を務め、ハワイ旅行業界の観光促進事業や全国でのイベントに積極的に取り組む。


クアロア・ランチ・ハワイ 
Director of Sales and Marketing ウィッティ加代氏

東京音楽大学声楽課卒業後、徳間ジャパン、共同テレビジョンでの豊富な経験を有し、1987年ハワイへ移住。
ハワイ大学音楽部在学中、スキューバダイビングのインストラクターとしてクアロア・ランチに就職する。
1995年より日本地区の営業・企画マーケティングのマネージャーを務め、1999年から日本、アジアマーケットのディレクターとして、日本、韓国、中国、台湾、東南アジアを駆け巡り、クアロア・ランチの大自然の魅力を日本、アジアで紹介している。


ハワイ・レストラン協会 Former Vice Chairman
レストラン協会教育財団 Co-Founder & Past Chairman
SKY WAIKIKI  Co-Owner / President & CEO
ヒデ サクライ氏

日本生まれでありながら、人生の約半分を米国(主にハワイ)で過ごし、ハワイで幅広く活躍する実業家。ハワイの外食産業への貢献が称えられ、2015 年に「Hawaii Restaurant Association」 の理事に召喚される。数年後には、同団体の副会長に就任しハワイの外食産業を支えてきた。
2018 年からは、ハワイ外食産業の慢性的な人手不足を回避する一助として、NPO 法人の教育財団 「Hawaii Restaurant Association Educational Foundation」を発足し、会長に就任。Department of Education (ハワイ州文部省) や Kapiolani Community College (カピオラニ短期大学)と提携し、ローカル公立高校の教育カリキュラムの統一化、奨学金制度の導入など調理課程に取り込むことを指揮する。
2016 年には、「ホノルルマガジン」から「Restauranteur of the Year」 レストラン経営者賞を受賞。また、全米誌「Restaurant Business Magazine」にて、全米で最も活躍するレストラン経営者20人に選ばれる。


ロバーツハワイ社
VP Sales & Marketing – Japan Division 中林淑枝氏

大学在学中にジェットツアーハワイに勤務、その後プリンスリゾートハワイに入社。アジアパフィシック地区の営業&企画部長に就任、兼務で日本のプリンスホテルへの送客に努めた。
20年以上のホスピタリティ業界での豊富な経験をいかし、2016年にロバーツハワイに日本地区営業・マーケティングの副社長として入社。ロバーツハワイの更なる飛躍を目指し、ビジネスモデル、サービスを紹介し、ハワイと日本をつなぐ仕事に従事している。

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