ハワイで海洋生物に出会ったら??何をするのが正解?

2021.03.03

ハワイのビーチや海で遊んでいると、ウミガメ、イルカ、クジラ、モンクシールに遭遇することも多いのですが、ハワイでこれらの海洋生物に遭遇したら、どうするべきか、ご存知ですか?

ハワイは、世界の絶滅危惧種の宝庫と称されるほど、貴重な生物がたくさん生息しています。米国の調査(2015年)によると、絶滅危惧種といわれる動植物は503種類も生息しているといわれています。
世界的にも貴重な絶滅危惧種が生息するハワイでは、素晴らしい楽園を、次世代まで保つために、ハワイを思いやる気持ちを持って、ウミガメ、イルカ、クジラ、モンクシールといった絶滅危惧種の保護を忘れずに!

ビーチで、ウミガメ、ハワイアンモンクシール(アザラシ)、海中で、イルカやクジラに遭遇したら、テンションが上がって、SNS投稿用の写真撮影のために近づいてたりしませんか?
実は、これらの海洋生物は、州法と連邦法のもとで保護されているので、触ったり、餌付けすることは禁じられているんですよ。
さらに、生息区域を損なわないように、決められた一定距離を保って、離れて観察することも決められています。
違反された場合は、なんと、罰金が科せられますのでご注意ください。

渡航前には、下記にある映像も必ずチェックしてください!
ハワイでは責任ある観光を心掛けて、エンジョイハワイ!!

ウミガメと出会ったときは?

ウミガメは、ハワイ語で「ホヌ」といい、ハワイではとても神聖な生き物とされ、幸運を運んでくる「海の守り神」といわれています。
海中でも陸でも、出会ったら、幸せな気分になる方もいらっしゃると思いますが、最低3メートル以上の距離をおきましょう。
ビーチによっては、約6メートル(20フィート)、約9.1メートル(30フィート)と推奨距離があり、ビーチの近く注意書きがありますので、チェックしてください。

イルカとクジラに出会ったときは?

大自然に生きるイルカ、クジラの姿を見ることができるのは、素晴らしいことですが、接近しすぎたり、急に動いたり、騒音をたててしまうと、休息、授乳、繁殖、遊びといった彼らの普段の生活を邪魔したり、呼吸や安全を妨害することになりかねません。彼らの習性や行動を妨げることは、ハラスメントとみなされ、アメリカ連邦政府の法律で禁止されています。
イルカ、クジラに出会ったら、以下の一定の距離をおきましょう。
また、一緒に泳いだり、追っかけたり、えさを与えたりするのも、やめましょう。

イルカ:最低45メートル以上の距離
クジラ:最低90メートル以上の距離

ハワイアンモンクシールに出会ったときは?

ハワイアンモンクシールが、ビーチで休息していたり、睡眠をとっていることもありますが、最低15メートル以上の距離をおいて、観察してください。

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