今週、必要あってマノアに住んで何年になるのか改めて調べてみたら、自分が思っていたよりもずいぶんと長くて驚いてしまった。干支が一周して12年も経っていることを知り、浦ちゃん(浦島太郎)の気分になった。大好きなマノアは、まるで竜宮城のような場所なのだな、と再発見する思いでした。とすれば、ぼくにとっての「乙ちゃん」(乙姫)はカハラオプナということになるか・・・
フラダンサーに人気のフラソングに「カハラオプナ」があります。
美しいメロディーに乗せて歌われるハワイ語の言葉を見てみよう。
♪Hanohano wale nō ʻoe
♪E ke ānuenue o Mānoa
♪Kū kamahaʻo ʻo Kahalaopuna
♪Pua lei a ka ua me ka makani
♪名高いあなたは
♪マノアにかかる虹
♪聖なる者、カハラオプナ
♪雨と風の愛娘
マノアが舞台の民話に、絶世の美人プリンセス「カハラオプナ」のことが伝えられます。その物語はマノアにかかる虹が彼女のスピリットだと教えてくれます。
そしてぼくは、この12年間、時が経つのも忘れて、カハラオプナの虹を眺め続けていたのです。
ここにいるだけで幸せな気持ちになる、時が刻むのも忘れてしまう場所、マノアとは少なくともぼくにとってそういう場所なのです。
参考文献:
~Hawaiian Dictionary for Hula Dancers~
たくさんのメレから集めた言葉たち