ハワイらしい花嫁に欠かせない!レイ

2015.02.10

ハワイで挙式を行う新郎新婦に欠かせないのは、花や葉で作られるレイ。
レイは、素材の種類や製法手法によって細かく呼び方や意味が異なり、また、ハワイ諸島の各島にはそれぞれ島のレイとして規定されている花がある。
ハワイでは感謝や敬愛の気持ちを込めてレイが贈られる習慣があり、ウエディングでは複数種類を混ぜ合わせたハク・レイを花冠や首飾りにして身につけることが多い。

代表的なレイには以下のようなものがある。

ピカケ
ハワイ語で「孔雀」という意味をもつ、プリンセス・カイウラニが愛したと言われるジャスミンの花で作られる。
開ききっていない花をビーズのように繋いでいるもので、花嫁が身につけることが多い。ドレス姿を華やかにしてくれるだけではく、ジャスミンの可憐な香りが挙式中の花嫁の緊張をきっと癒してくれるはず。

マイレ
プリメリアなど、キョウチクトウ科の植物の葉で作られ、輪になっていないのが特徴。緑のみずみずしさが美しく、フラで使われるほか、花婿が身につけることが多い。

イリマ
オアフ島を象徴するレイ。ハイビスカスの一種である、色鮮やかな黄色い花で作られ、かつては王族のみが着用を許されていた。
イリマの花は、「人の集まる場所」という意味を持っているそう。

オヒアレフア
ハワイ島を象徴するレイ。綺麗な赤い花のオヒアレフアで作られ、濃厚な香りが印象的。伝統的な儀式で着用されることが多い。

ロケラニ
マウイ島を象徴するレイ。ピンク色の小さな八重咲きのバラで作られている。
ハワイ語で「ロケ」は「バラ」、「ラニ」は「天国」、「天国のバラ」という意味を持ち、エマ女王が愛した花として知られている。

例えば、挙式はヴェールで西洋スタイルに、パーティではレイでハワイアンスタイルにと、花嫁花婿衣裳はそのままでも、レイでスタイルチェンジするだけでグっと印象が変わり、ゲストにも様々な花嫁姿をお披露目できる。
また、ゲストにも感謝の気持ちを込めてレイを贈るのも素敵!ゲスト全員での記念写真がより思い出深いものになりそう。

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