2015年もあと、1ヶ月と3日。深くて濃い想い出が沢山生まれた一年でした。
今年夏、姉妹都市である「ホノルル市」と、私の郷土新潟県「長岡市」の共同事業として企画された、戦後70周年の記念事業のイベントに参加&取材することができたのも忘れ得ない想い出のひとつです。
両市が、共有する痛ましく、因縁とも言える戦争の歴史の事実を学び直し、
長岡市アロハフェスティバル(7/18&19)では、焼け野原から復興した不屈で懐の深い長岡人とのアロハな交流を育み、
ホノルル市パールハーバー(8/14&15)では、 米国が世界大戦に参戦する引き金となった大日本帝国軍に攻撃された真珠湾に、献花としてたむけられた長岡花火を観て、世界の恒久平和を祈りました。
両市は、私にとって、大事な「故郷の土地=AINA HANAU」ですが、故郷という意味のアルバム「AINA HANAU」をリリースしたのが、大事な友人でナホクハノハノアワード受賞者のNATHAN AWEAUさん。
今年の夏、前述の長岡アロハフェスティバルのテーマに賛同してくださり、私と一緒に長岡ホノルル平和交流トーク&ライブに参加してくださいました。
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https://www.facebook.com/reiko.rogers/media_set?set=a.1081457751873193.1073742354.100000269369059&;type=3&pnref=story
http://www.ao-re.jp/wp-content/uploads/2015/06/1b9a8da19d3748d5ffcf1b699c67b8b2.pdf
そのネイサンからニューアルバム「’AINA HANAU」完成のお知らせが届いたのは、先月末。
アルバムの中には、かつて訪れた広島と長崎、そして、今年の夏、訪れた長岡にインスパイアを受けて、作ったという日本語詩の「INORI祈り」という悲しいラブソングが収録されています。
実は、この曲にはエピソードがあります。
NATHANが、夢と想いをしたためて作ったメロディを友人で日本人フラダンサーの石田愛さん(ホノルル在住)に聞かせたところ、
愛さんが、NATHANが歌いやすい語彙の日本語の歌詞をつけて「INORI」を完成させたという日米合作作品。
70年の時を越えて、音楽でもつながった日本とハワイです。
歌詞の中には、「夜空(天)への(献)花」=長岡花火も歌われています。すでにラジオ番組ではご紹介していますが、コラムをご覧になられている皆様にも是非、聞いて頂きたいアルバムです。以下は、ネーサンから届いたメッセージ(原文)です。
””The title of my new cd is Aina Hanau (Homeland).
I traveled to Nagasaki, Hiroshima and recently Nagaoka with you. I had this overwhelming sense of sadness when thinking of war. With the help of my friend Ai Ishida, I asked her that my dream was about a sad love song in which war separated them, I am so happy you like Inori because you were part of the reason why I wrote this song...thank you.”””
1年のしめくくりに素敵なアルバムを完成させてくれたNathan, Mahalo Nui
12月に来日コンサートもある予定なので、check it out!
http://www.nathanaweau.com/
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