アメリカPGAツアーの事実上の開幕戦となるソニーオープン2020初日にお邪魔してきました。今年は年末年始から不安定な天気が続き、今日もすごい風が選手を悩ませていました。
日本からは、松山英樹、小平智、今平周吾、星野陸也、堀川未来夢、時松隆光、比嘉一貴、池村寛世、中島徹(敬称略)の9選手がエントリー。
若い世代のみなさんに馴染みがあまりないかもしれませんが、往年のゴルフファンならわかる前身のハワイアン・オープンでは、1983年に青木功プロが18番ホールでチップインバーディーを取り、アメリカツアーにおける日本人選手初優勝を飾ったのは有名な話です。それからほぼ37年という歳月が経ち、今や米国で戦う松山英樹選手など当時生まれていなかった若い選手たちが参加する時代になりましたが、ハワイのゴルフファンはベテランも若手もトッププロのプレーを非常に楽しみにしています。
1999年にソニーがハワイに貢献したいという素晴らしいコンセプトのもと大会スポンサーになり、ハワイ最大のチャリティー・トーナメントと一面も持つソニーオープン。地元ジュニアゴルファーや地元のゴルフファンたちとのプロアマ戦など、プロを間近で見たり、交流することもできるトーナメントは、他に例がないのではないでしょうか。
また観光地ということもあり、ハワイへの旅行者が気軽に参加できるのもうれしいですね。ワイキキからも送迎付きのプランを利用したり、1日券を買ってタクシーやワイキキトロリーで自由に見に行ったりと、アクセスもしやすいロケーションなのでありがたいです。
今日初日、日本勢最上位は1アンダー・暫定16位タイの小平選手で、松山選手は4オーバーで暫定132位につけています。首位は日系米国人若干22歳のコリン・モリカワ選手(カリフォルニア州)が5アンダーでトップ。さて、日本勢の巻き返しはなるか!
https://www.sonyopeninhawaii.com/