ストーリーオブハワイ~波乗りの伝統ーポハク・ストーン~

2019.09.05

オアフ島ウィンドワードのカハナに平和な朝が来る。砂浜には人影なし。 ワイキキの街明かりとざわめきから遠く離れた場所。伝説に伝えられる波が立つ場所。その昔、カハナ湾の首長が火の女神ペレの妹ヒイアカと波乗りの勝負をしたとされる。首長に勝ち目はなかったが。

トム・ポハク・ストーンがお気に入りのボードで沖へパドルアウトする。ボードは現代のファイバーグラス製ではなく、彼が自分の手で作ったものだ。ストーンは教育者で職人の元プロサーファーだ。彼は、失われたハワイアン・カルチャーを復活させ後世に残すことに夢中だ。ハワイの伝統的なパパヘエナル(サーフボード)作りの工芸技術を極めるのはその一例だ。

岸から400メートルほど沖で、彼は小さめの遊べる波に乗る。トムが着ているのは伝統的なマロ(ふんどし)、そんな彼が波に乗っている姿をここカハナ湾で見ると、1000年前にタイムスリップしたような気分になる。

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