メレの中のハワイ百景~ワイアルア

2019.05.02

ハワイアン・ソングの中に歌われている景色を紹介しているこのコラム、今週もオアフ島6つの地域を歌うこの歌から。

今週紹介するのは『メレ・ホアラ・モク Mele Hoʻāla Moku』の5番めに歌われる地域「ワイアルア」です。
こんな歌詞です。

E ala ē ʻo Waialua
O Kūkaniloko i ke kapu
目覚めよ ワイアルア
聖なるクカニロコの地

ワイアルアはオアフ島北岸、東のコオラウ山脈北端と西のワイアナエ山脈に挟まれた地域。海側には観光地としてよく知られるハレイワ・タウンがあります。でもケアリイ・レイシェルがオアフ島を目覚めさせる歌のなかでワイアルアのシンボルとして挙げるのはハレイワではありません。ハレイワから内陸に16キロほどのところにある「クカニロコ Kūkaniloko」です。その昔王族の出産岩として使われたという赤茶けた岩が、平野の中に並びます。かつてはヘイアウ(神殿)もあった聖地です。ここで生まれた子供は、強いマナ(霊力)を授かり世を治める力を持つと信じられました。実際、オアフ島をたたえるメレによく歌われる15世紀のオアフ島大王カクヒヘヴァは、ここで生まれたと伝えられます。
「押し出す内なる泣き声」と訳せる地名「クカニロコ Kūkaniloko」は、カクヒヘヴァの四代前の女性大王の名前でもあります。
クカニロコ・バースストーンは「子宝の岩」というわけではないので誤解なきよう。

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