メレの中のハワイ語〜カラニ

2017.03.12

ハワイのシンガー、ミュージシャン、フラダンサーのみんながとても大切にしているメレがあります。
タイトルは『(カ・)イポ・レイ・マヌ』。
シンプルなメロディーの繰り返しなのですが、なんだか切ない気持ちになる美しい曲です。
作詞作曲は音楽センスに溢れた王家一族の一人、カピオラニ王妃。
多くのハワイアン・ソングに共通する手法で、愛する人をイイヴィ鳥にたとえ、森の植物とともに描きます。
このメレは、米国西海岸への船旅に出た夫カラカウア王を想って書かれた歌として知られます。ただし、歌を贈られたカラカウア王自身は、この美しいラブソングを聞くことなく旅先で帰らぬ人となってしまいました。
メレの締めくくりはこう歌われます。

♪ハイナ・カ・プアナ・エア
♪ノ・カラニ・ヘレ・ロア
この歌は伝えます
旅立った王のこと

カラニ Kalani (Ka lani)
意味:王

このメレに歌われた王とその后が一緒に眠る場所があります。
ハワイの人々にマウナ・アラと呼ばれる王族霊廟ロイヤル・モーソリアムです。
今週末のホノルル・フェスティバルに参加するためにやってきた横浜のフラ・スタジオの皆さんをご案内して、カピオラニ王妃とカラカウア王のスピリットに触れ合うほどの体験をしたのでこのメレを選びました。

(トップ写真は霊廟内の礼拝堂の中から見たカラカウア王朝霊廟の塔)

参考文献:たくさんのメレから集めた言葉たち3
よしみだいすけ
https://www.facebook.com/NuiDaisuke/

ka ipo lei manu

この記事に関連するタグ
メレの中のハワイ語〜イヌワイ
メレの中のハワイ語〜イヌワイ
2017.03.26
トピックスの一覧
コンテンポラリーアートの祭典、ホノルル・ビエンナーレ2017が5月8日まで開催中!
コンテンポラリーアートの祭典、ホノル…
2017.03.10

「遊ぶ・体験する」の最新コラム&ニュース