鮮やかでドリーミーな色彩とちょっぴりウィムジカルなスタイルが人気のアーティスト、ローレン・ロス。ローレン独特のフィルターを通して描かれるハワイの植物や海の生き物などは、フェミニンながらもエッジが効いているのが特徴だ。
ニューヨーク生まれ、ニュージャージーで育ったローレンは、2009年人気オーガニックスーパーマーケット「ホール・フーズ・マーケット」の看板やエコバッグなどのデザインを手がけるためメインランドからハワイへ移住。2013年までカイルア店をベースにハワイの3店舗をグラフィックアーティストとして担当した。現在は自身のブランド『ローレン・ロス アート』を立ち上げ幅広く活躍中。ハワイのノードストロムのショッピングバッグや、ワイキキに昨年誕生したノードストロムラックのエントランスに飾られるインスタレーションアート、またカイルアやカカアコのラニカイジュースの店内壁画やユニフォームデザインなど、ハワイのあちこちでローレンのアートが見られるように。
昨秋は、スーパーモデルハイディ・クルムがホストを務める米リアリティーTV番組「プロジェクト・ランウェイ」で3位を受賞したハワイのファッションデザイナー、アリ・サウスのニューコレクションにてテキスタイルのプリントデザインを担当するなどますます活躍の場を広げている。